【視察レポート】アフリカ・サファリ旅行が初めての方必見! 持ち物・服装・お土産情報(ケニア&タンザニア/2024年5月視察⑬)

こんにちは! トラベルコンサルタントの森本です。2024年5月、トラベルコンサルタントの宇津巻、蓬莱とともに、アフリカのケニアとタンザニアへ視察に行ってまいりました!

初めてアフリカのケニアやタンザニアに行くという場合に、ホテルの備品はどうかしら? ドライヤーはあるのかな? どんなものを持って行くと便利で、楽しめるのかな?と、心配になりますよね。すべてのホテルに当てはまるわけではありませんが、私が今回の視察で宿泊&視察したホテルでの経験から「宿泊施設に関してのプチ情報」をレポートいたしますので、ご参考までお読みください。

そして今回は、ケニアとタンザニアの国立公園を中心にゲームドライブをして野生動物を探し、アフリカ生活を視察してきました。「ゲームドライブの特徴」と、それに合わせて便利だと思う「持ち物」もご紹介します。さらに、ケニアやタンザニアにはどんな「お土産・工芸品」があるのかも見てきましたので、お楽しみに♪

アフリカンプリント生地「キテンゲ」のクッション。キテンゲ製品もお土産におすすめ♪

アフリカンプリント生地「キテンゲ」のクッション。キテンゲ製品もお土産におすすめ♪

ケニアやタンザニアでの宿泊施設には、通常のホテルタイプ、ロッジタイプ、テントタイプなどがあります。ロッジタイプ、テントタイプでは、フロントやレストランのあるメインの建物から客室は離れており、1つ1つ独立したヴィラやテントのプライベート空間で滞在していただくことが多いです。

ホテルのフロントから離れている場合は、荷物を運んでくれるポーターへのチップがあるとよいでしょう。USドルまたは現地通貨ケニアシリング、タンザニアシリングで渡してあげてください。1ドル札を多めに用意すると便利です。

ロッジタイプのホテル(ケニアのレイク ナクル ソパ ロッジ)

ロッジタイプのホテル(ケニアのレイク ナクル ソパ ロッジ)

テントのお部屋にスーツケースを運ぶ姿(タンザニアのタランギレ クロ ツリートップス ロッジ)

テントのお部屋にスーツケースを運ぶ姿(タンザニアのタランギレ クロ ツリートップス ロッジ)

また、ホテルの敷地内に自由に野生動物が出入りしています。大きく危険な動物が入らないように電線が張られていますが、小さい動物はたくさんいます。表現をかえると、私たちが野生動物たちの生きている場所にお邪魔しているイメージです。

ですので、夜間は暗くなったときの道中の安全のために、ホテルのセキュリティのスタッフが懐中電灯とともに皆様の護衛につきます。彼らとともに、レストランやフロントと部屋の行き来をします。彼らにもチップがあるとスムーズです。

テントタイプのホテル(ケニアのロソクワン ラグジュアリー テンティッド キャンプ)

テントタイプのホテル(ケニアのロソクワン ラグジュアリー テンティッド キャンプ)

ラグジュアリーテントのラウンジは素敵(タンザニアのオレ セライ ラクジュリー キャンプ モル コピエス)

ラグジュアリーテントのラウンジは素敵(タンザニアのオレ セライ ラクジュリー キャンプ モル コピエス)

お部屋の備品についてもご紹介しますね。

★空調

テントタイプやロッジタイプの宿では、電力供給に工夫していますが、クーラーがある宿は少ないです。代わりに扇風機があります。

★ドリンク

お飲み物の用意は、ケトルかポットにお湯を用意してあったりミネラルウォーターの用意もあり、困ることは少ないです。

エコの観点から、ペットボトルよりも瓶のタイプが多く見られます。水筒を持参されるのも良いですね!(写真:ケニアのアンボセリ セレナ サファリ ロッジのドリンクアメニティ)

エコの観点から、ペットボトルよりも瓶のタイプが多く見られます。水筒を持参されるのも良いですね!(写真:ケニアのアンボセリ セレナ サファリ ロッジのドリンクアメニティ)

★ドライヤー

ドライヤーはハイクラスホテルでは、ほぼ部屋に付いています。引き出しや、棚などをお探しください。部屋についてない場合でも、フロントに申し出て借りることができます。

ケニアのキラグニ セレナ サファリロッジのドライヤー

ケニアのキラグニ セレナ サファリロッジのドライヤー

ケニアのサンクチュアリ オロナナのドライヤー

ケニアのサンクチュアリ オロナナのドライヤー

★鍵

テントタイプのお部屋は、内側が蚊帳のテント、外側が防水のテントになっており、鍵は南京錠というところもあります。ロッジやホテルタイプのお部屋では、鍵に笛がついていることもよくあります。動物が近くにいて動けない時や、スタッフを呼びたいときに笛を使います。

★シャンプー&コンディショナー

シャンプーはあってもコンディショナーはないところが多いので、ご持参いただくことをおすすめします。日差しが強く、砂ぼこりが髪に付きます。

★その他

お部屋にテレビがないところが多いです。ベッドには蚊帳があり、お部屋に虫除けスプレーや虫よけシートが置かれています。

タンザニアのンゴロンゴロ ライオンズ ポーの客室。蚊帳付きベッド

タンザニアのンゴロンゴロ ライオンズ ポーの客室。蚊帳付きベッド

アメニティ(虫よけシートやシャワーキャップ)

アメニティ(虫よけシートやシャワーキャップ)

そして、キッズフレンドリーなホテルも多くありました。大型ホテルの食事はビュッフェスタイルが多く、部屋数の少ない規模のホテルでは、食事のアレルギー対応や、ベジタリアンチョイスなどアレンジの対応がしやすい印象でした。

今回利用したアディスアベバ空港やナイロビ空港では、空港Wi-Fiがありましたが、場所によって通信の良し悪しがありました。ホテルに関しても、ケニアとタンザニアどちらもWi-Fiを備えていましたが、フロントに近いとよくつながったり、場所によりつながりにくいということが多くありました。(※2024年5月時点)。

■ケニア
現地のWi-Fi(ホテル、空港)はつながりやすかったです。ケニアで購入したSIMもつながることが多かったですが、日本で購入のSIM、eSIMなどは、つながりが良くない場所も時にはありました。

■タンザニア
現地のホテルWi-Fiは、山間の場所やフロントなどから離れた場所など、ホテルによってつながりにくい場所も多々ありました。タンザニアで購入したSIMが一番つながりやすかった印象で、日本で購入したSIM、eSIM もつながりにくかったです。

車椅子対応のアクセシブルルームが、多くのホテルに1~2部屋用意があり、フロントの近くに配置されていました。必要な場合は、予約時にお伝えくださいませ。以下写真はケニアのオル ツカイ ロッジのアクセシブルルームです。

アクセシブルルーム 外観

アクセシブルルーム 外観

アクセシブルルーム 入口

アクセシブルルーム 入口

アクセシブルルーム 浴室

アクセシブルルーム 浴室

フロントの横には車椅子用のトイレ

フロントの横には車椅子用のトイレ

野生動物を探しに朝や夕方にゲームドライブをするのが、ケニア、タンザニア旅行の目的のひとつだと思います。今回の5月は雨季でしたのでガタガタ道が多く、ゲームドライブは未舗装の道を行くことが多いので、少々車が揺れます。また、大きな水たまりができていることで迂回して旅を進める場合が多くありました(観光シーズンの乾季には迂回することは少ないです)。

また、ゲームドライブ中に車から降りることはあまりありません。車の中から、窓または天井を上げた間から、双眼鏡で探したり、カメラで撮影するイメージです。ホテルにより、オプションでウォーキングサファリもございますが、十分に安全に注意して自己責任でのご参加となります。

小さなお子供さまや高齢の方、お怪我や持病のある方は参加できないゲームドライブもあります。催行しているツアーや、ホテル、ガイドにその都度ご確認ください。

オープンタイプ

オープンタイプ

天井の開け閉めができるタイプの車

天井の開け閉めができるタイプの車

サファリカーのステップ

サファリカーのステップ

≪持ち物≫
・サングラス
・ひも付きの帽子
・双眼鏡(一人一個あるとよいです。現地でも借りることができますが、数に限りがあります)
・望遠のカメラ、ビデオ
・飴、熱中症対策の飴
・ウェットティッシュ
・酔い止め、お腹の薬、いつも日本で飲んでいる常備薬
・虫除け(お肌にあうもの)
・コルセットやシップ薬(腰痛の方)

≪服装≫
青色の服には、時期によってはツェツェバエがつきやすいです。ツェツェバエの発生する時期や場所があるので現地でガイドにご確認ください。そのエリアに行く場合は、白っぽい服装がおすすめです。

カンガはタンザニア、ケニアといった東アフリカに代表される長方形の一枚布(110cm×160cm)。写真のように、布の中央にスワヒリ語のことわざや格言?が書かれています。風呂敷やテーブルクロス、服として広く利用されています。
ティンガティンガ絵画は、タンザニア生まれのエナメルペンキで書かれたアートです。

点々模様のカンガ

点々模様のカンガ

カンガとは…ホロホロ鳥のことです

カンガとは…ホロホロ鳥のことです

ティンガティンガアート作家のポストカード

ティンガティンガアート作家のポストカード

キテンゲは、アフリカンプリント生地のことです。生地だけでも売っていますが、さまざまな雑貨や服に仕立てたり、ホテルのアメニティにも使われていて、アフリカ滞在中に鮮やかなキテンゲの製品にたくさん出会うことと思います。タンザニア産綿100%と言われています。以下写真のナプキンやクッションの写真は、タンザニアのンゴロンゴロ ロッジ メリア コレクションにあったものです。

たくさんの鮮やかなアフリカ布(ナイロビ土産物店)

たくさんの鮮やかなアフリカ布(ナイロビ土産物店)

キテンゲのポーチ、アクセサリー

キテンゲのポーチ、アクセサリー

レストランにあったキテンゲのナプキン

レストランにあったキテンゲのナプキン

お部屋にあったキテンゲのクッション

お部屋にあったキテンゲのクッション

マサイの赤い布、ランチョンマット、マサイのビーズワーク、アクセサリーなども素敵です。動物の形の小物、オブジェなどもかわいかったです!

マサイ布のテーブルクロスとビーズのランチョンマット

マサイ布のテーブルクロスとビーズのランチョンマット

ビーズアクセサリーと動物の置物(ナイロビ土産物店)

ビーズアクセサリーと動物の置物(ナイロビ土産物店)

動物グッズ(ナイロビ土産物店)

動物グッズ(ナイロビ土産物店)

あと、キリマンジャロコーヒーや紅茶、バナナやカシューナッツ製品などもお土産におすすめです。

こちらは、スーパーで購入したケニア紅茶です。ホテルにもお土産コーナーがありますが、旅の思い出に現地の工芸品やお土産を買いたい!という場合は、お土産屋さんやスーパーへ寄る時間を行程にいれますので、お知らせください♪

こちらは、スーパーで購入したケニア紅茶です。
ホテルにもお土産コーナーがありますが、旅の思い出に現地の工芸品やお土産を買いたい!という場合は、お土産屋さんやスーパーへ寄る時間を行程にいれますので、お知らせください♪

森本 純子

トラベルコンサルタント 森本 純子

アフリカに初めて行く場合は、持ち物や気候や服装が気になりますよね。ゲームドライブをしてサファリカーで動物を探すという体験も、なかなかできないことなので、私自身も行ってみて分かったことがたくさんありました。参考になると嬉しいです。持ち物や服装に関しての視察レポートもありますので、最下部のリンクより合わせてご覧ください。

今回、ケニア、タンザニアでの旅で感じたことは、野生動物たちと彼らの暮らす大地の中に、私たちがお邪魔しているのだなということです。だからこそ「持ち物」とは逆に、持っていく量を減らしたいのが「プラスチック製品」です。私もできる限り布製の袋に着替えや必要なものを入れて、プラスチックごみが出にくいような旅の準備をしました。ご旅行準備の参考になれば幸いです。

そして、アフリカ旅行の際には、ぜひティースタイルにお問合せお待ちしております。


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※以前にアフリカ視察に行った別のスタッフによる、持ち物や服装に関しての視察レポートがこちらです。

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