タンザニア視察ブログ
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【2024年最新】タンザニア旅行に行く前に知りたいおすすめサファリ&観光情報

タンザニアは、ケニアの南に位置する、東アフリカ最大の国です。面積は日本のおおよそ2.5倍あり、キリマンジャロ山やビクトリア湖など雄大な自然に恵まれています。野生動物もたくさん生息しており、毎年移動時期には平原を横切るヌーやシマウマの大群が見ることができます。

タンザニアを旅行する上で役立つ情報を、実際に現地を視察したスタッフの情報を基にご紹介いたします。ぜひご旅行の計画に参考にしてみてください。

ティースタイルのホームページでは、今までタンザニアをご旅行されたお客様からいただいた旅のリアルな感想・クチコミを「お客様の声」として公開しています。お客様ごとに異なる旅のスケジュールもご紹介しているので、これから旅をご計画のみなさまにもきっと役に立つと思います。

タンザニアのお客様の声はこちら

トラベルコンサルタントが実際に現地を訪れる視察も数多く実施しています。こちらも「ホテルレポート」や「視察レポート」としてホームページに掲載していますので、参考にしてみてください。

タンザニアの視察レポートはこちら

アフリカは、広大な土地にさまざまな動物が生息する野生動物の宝庫です。そのため、迫力のある絶景とダイナミックな野生動物を観察できるサファリを目的とした旅行が存分に楽しめます。タンザニアも例外ではなく、豪華ロッジに滞在しながら野生動物を探索するゲームドライブが大人気です!

アフリカでゲームドライブをするとき“ビッグ5”という言葉をよく耳にします。ビック5とは、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローを指します。アフリカに生息する人気動物のことで、かつては狩猟するのに最も危険な動物とされていました。このビック5を求めてゲームドライブを楽しむのがアフリカの旅の醍醐味のひとつです。

ただ、タンザニアのサファリは国立公園や自然保護区がたくさんあるため、初めて行かれる方はどの場所に行けばいいか迷ってしまいますよね。今回はタンザニアで人気の国立公園をご紹介します。

マサイ語で「果てしない平原」という意味を表すセレンゲティ国立公園。面積は何と1万4,763k㎡を誇り、アフリカで最大級の国立公園で、世界遺産にも登録されています。1年を通じてサファリが可能ですが、見どころといえば毎年2回の雨季に見られる、150万頭を超えるヌー(ウシカモシカ)やシマウマの大群。平原を埋め尽くす光景は圧巻です。また、ヌーの大群が一気に川を渡る、“ヌーの川渡り”もタンザニアの大きな見所と言えるでしょう。(年によっても若干時期が異なりますので、詳細はお問い合わせ下さい。)広大なサバンナにさまざまな動物が約300万頭生息しています。アルーシャから車で約7~8時間、または国内線で約1時間。

<場所>タンザニア北部(ンゴロンゴロとマサイマラ国立保護区が隣接)
<おすすめの時期>11~2月
<見られる動物>ライオン、ヒョウ、サイ、バッファロー、ゾウ、ヌー、シマウマ、キリン、カバ、ガゼルなど
<周辺のホテル・ロッジ>
フォーシーズンズ サファリ ロッジ セレンゲティ

セレンゲティ国立公園の詳細はこちら

現地の言葉で「ンゴロンゴロ」は、巨大な穴を意味します。ンゴロンゴロクレーターは直径約20km、深さ約600mもある巨大な火口原。クレーター内には、キリンとインパラを除く多種多様な野生動物約2万5,000頭が生息しており、世界遺産にも指定されています。アフリカ全土で絶滅の危機にあるクロサイを観察できるチャンスが高いのも見どころです。鳥も100種類以上もおり、バードウォッチングにも適しています。1年を通してサファリは可能ですが、冬の時期は、とても寒いので十分な寒さ対策が必要となります。アルーシャから車で約4時間。

<場所>タンザニア北部(北西部はセレンゲティに隣接)
<おすすめの時期>通年
<見られる動物>ライオン、ヒョウ、サイ、バッファロー、ゾウ、ヌー、シマウマ、カバ、ヒヒなど
<周辺のホテル・ロッジ>
アンドビヨンド ンゴロンゴロ クレーター ロッジ
ンゴロンゴロ ソパ ロッジ
ザ ハイランズ アシリア アフリカ

アルーシャ市街から車で約30~40分。キリマンジャロ空港とアルーシャ市街の中間に位置しており、街から最も近く、気軽にサファリを楽しめる穴場の国立公園です。タンザニア第2の標高を誇るメルー山の登山口でもあります。景色もとてもよく、天気が良ければアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロが望めます。バオバブがあったり、フラミンゴの大群が見られることもあります。また唯一ウォーキングサファリができるの国立公園でもあり、キリン、バッファローなど歩いて見ることができます。

<場所>タンザニア北東部
<おすすめの時期>12~2月
<見られる動物>ヒョウやバッファロー、キリン、カバ、フラミンゴや野鳥、ブルーモンキーなど
<周辺のホテル・ロッジ>
アルーシャ コーヒー ロッジ

タンザニアで最も小さな国立公園ながらも、フラミンゴ含むさまざまな鳥類が見られるため、バードウォッチングがお好きな方におすすめ。また、ライオンの木登りが見られることで有名です。さらにナイトサファリをタンザニアで体験できるのは、このマニヤラ湖国立公園だけ。ンゴロンゴロ自然保護区やセレンゲティ国立公園のすぐ近く南東に位置するため、一緒に訪れる方が多いです。アルーシャからは車で1時間半ほど。

<場所>タンザニア北東部
<おすすめの時期>6~10月
<見られる動物>ゾウ、キリン、カバ、バッファロー、シマウマ、ヌー、ライオン、ハイエナなど

アフリカの最高峰キリマンジャロ山(標高5,895m)を中心とした国立公園で、1987年にはその一帯が世界遺産に登録されました。赤道からおよそ300kmという距離にも関わらず、山頂には年中雪がとけずに残っており、山頂のみ白く見える姿はとても印象的。他の国立公園のようにたくさんの野生動物を見ることはできませんが、初心者でも登れることから、トレッキングが人気です。標高別に気候が異なるがため、多種多様な動植物が生息しています。

<場所>タンザニア北東部
<おすすめの時期>6~10月
<見られる動物>バッファロー、リードバックなど

タンザニアの魅力は、サファリだけではありません。インド洋に面していますので、美しいビーチリゾートもあります。インド洋に浮かぶザンジバル島は、「アフリカのハワイ」と称されるほどのアフリカ屈指のビーチリゾート。エメラルドグリーンの海に真っ白の砂浜と、絵に書いたようなビーチが広がり、そのビーチに面して、ラグジュアリーリゾートホテルが建っています。食事代金や一部アクティビティ代金が宿泊代金に含まれているオールインクルーシブタイプをご選択できるリゾートも多数あることのもポイントです。

また、ザンジバル島の旧市街であるストーンタウンもその魅力のひとつ。オマーン、イギリス、ポルトガルに植民地支配されたその歴史から、アラブ・ヨーロッパと異なる文化の建造物が残されており、その特異な街並みから街自体が世界遺産にも登録されています。QUEENのボーカリスト、フレディー・マーキュリーの生家もあることでも有名です。

タンザニアは、1カ国でサファリとビーチリゾートがどちらも楽しめますので、サファリを楽しんだ後にザンジバルでリゾートステイというパターンもおすすめです。

★ザンジバル島へのアクセス方法★
セレンゲティから飛行機で約2時間
キリマンジャロから飛行機で約1時間
※首都ダル・エス・サラームからフェリーで行くこともできます。

ティースタイルおすすめのザンジバルのリゾートをご紹介いたします。

ザンジバルのイチオシ! レストラン「ザ ロック」

海の中に建つレストラン「ザ ロック」は、ライトブルーの美しい海を見ながらお食事を楽しめる特別なレストランです! ストーンタウンからは車で約1時間半、ピングウェというエリアにあります。

ザ ロックの視察レポート ザンジバル旅行に行く前に知りたいおすすめリゾート&観光情報

タンザニアには魅力的なホテルがたくさんありますが、ティースタイルでは、実際に視察したうえでホテルをご紹介しています。こちらでご紹介するラグジュアリーロッジをはじめ、お客様のご予算に合わせて、ホテルはプランニングいたしますので、お気軽にご相談ください。

タンザニア ホテル一覧 アフリカ・サファリのラグジュアリーロッジとは?

国立公園も点在し、サファリも存分に楽しめるだけでなく、ビーチリゾートもあり、魅力が溢れるタンザニア。だからこそ、どのように周遊するか悩む方も多いのではないでしょうか。こちらでは、タンザニア旅行のモデルプランを4つご紹介いたします。もちろん、こちらのプランのままお手配も可能ですし、こちらのプランをベースにアレンジしたい、というご要望も承ることができます。ご予算に合わせて、プランニングいたしますので、お気軽にご相談ください。

ご予算の目安:エコノミークラス利用 おひとり様 約630,000円~(2名1室利用の場合)

<1日目>夜:東京発、空路ドーハへ【機中泊】
<2日目>深夜:ドーハ着後、お乗り継ぎ 午前:ドーハ発、空路キリマンジャロへ ⇒ 午後:キリマンジャロ着後、アルーシャへ 【アルーシャ泊】
<3日目>早朝:アルーシャ発 ⇒ ンゴロンゴロ保全地域着 午後:サファリをお楽しみください 【ンゴロンゴロ泊】
<4日目>午前:ンゴロンゴロ保全地域でウォーキングサファリ 午後:ンゴロンゴロ保全地域発 ⇒ 午後:セレンゲティ国立公園着 【セレンゲティ泊】
<5日目>終日:セレンゲティ国立公園滞在 朝・夕2回のサファリをお楽しみください 【セレンゲティ泊】
<6日目>午前:セレンゲティ国立公園発 ⇒ マニヤラ湖国立公園へ(途中、オルトバイ渓谷に立ち寄ります) 夕刻:サファリをお楽しみください 【マニヤラ湖泊】
<7日目>午前:マニヤラ湖国立公園発 ⇒ 午後:キリマンジャロ着 夕刻:キリマンジャロ発、空路ドーハへ 【トランジット/機中泊】
<8日目>深夜:ドーハ着後、お乗り継ぎ 深夜:ドーハ発、空路、東京へ

ご予算の目安:エコノミークラス利用 おひとり様 約1,600,000円~(2名1室利用の場合)

カタール航空利用のラグジュアリーロッジ滞在のおすすめプランです。
別ページでご案内しています。

【おすすめモデルプラン】ラグジュアリーロッジ滞在で4つの国立公園を巡るタンザニア8日間

ご予算の目安:エコノミークラス利用 おひとり様 約380,000円~(2名1室利用の場合)

<1日目>午後:東京発、夜:経由地発着/発 【機中泊】
<2日目>午前:ザンジバル着 ストーンタウンへ 午後:自由行動 【ストーンタウン泊】
<3日目>午前:ストーンタウン観光ツアー 午後:ビーチリゾートにて自由行動 【ザンジバルビーチ泊】
<4日目>終日:自由行動 オールインクルーシブでビーチリゾートでのお時間をお楽しみください 【ザンジバルビーチ泊】
<5日目>終日:自由行動  オールインクルーシブで ビーチリゾートでのお時間をお楽しみください 【ザンジバルビーチ泊】
<6日目>午前:自由行動 午後:空港へご送迎 空路、経由地へ 【機中泊】
<7日目>深夜:経由地発着/発 午後:東京着

ご予算の目安:エコノミークラス利用 おひとり様 約650,000円~(2名1室利用の場合)

<1日目>夜:東京発、空路ドーハへ【機中泊】
<2日目>深夜:ドーハ着後、お乗り継ぎ 午前:ドーハ発、空路キリマンジャロへ ⇒ 午後:キリマンジャロ着後、アルーシャへ 【アルーシャ泊】
<3日目>早朝:アルーシャ発 ⇒ ンゴロンゴロ保全地域着 午後:サファリをお楽しみください 【ンゴロンゴロ泊】
<4日目>午前:ンゴロンゴロ保全地域でウォーキングサファリ 午後:ンゴロンゴロ保全地域発 ⇒ 午後:セレンゲティ国立公園着 【セレンゲティ泊】
<5日目>午前:サファリをお楽しみ下さい 昼:セレンゲティ国立公園発 ⇒ マニヤラ湖国立公園へ(途中、オルトバイ渓谷に立ち寄ります) 夕刻:サファリをお楽しみください 【マニヤラ湖泊】
<6日目>午前:ナイバシャ湖国立公園発 ⇒ 午後:キリマンジャロ発、空路ザンジバルへ ザンジバル着後ビーチリゾートホテルへ 【ザンジバルビーチ泊】
<7日目>終日: 自由行動 オールインクルーシブでビーチリゾートでのお時間をお楽しみください 【ザンジバルビーチ泊】
<8日目>終日:自由行動 オールインクルーシブでビーチリゾートでのお時間をお楽しみください 【ザンジバルビーチ泊】
<9日目> 午前:ストーンタウンツアーへ 午後:空港へご送迎 空路、ドーハへ 【機中泊】
<10日目>日本着

タンザニアへの旅行は、乾季である6月〜10月とされていることが多いです。しかしながら、雨季でもまた違った魅力があり、乾季では見られない光景を見ることができるために年間通じてお楽しみいただける国です。

雨季では道がぬかるむため、乾季のシーズンより移動時間が長くなりますが、動物の出産シーズンということもあって、出産シーンを見ることができたり、植物が青々と茂る美しい景観を見ることができます。

日本からの直行便はありません。サファリへのアクセスのよいキリマンジャロや、ビーチリゾートのザンジバルへ直接入るならドーハ経由のカタール航空が便利です。所要時間は乗り継ぎ時間を含め、約22時間です。

日本からの直行便はなく、帰りの飛行機の出発は、日本の到着日前日の夕刻現地出発となることが多いため、現地で余裕を持って過ごされるためには1週間以上の日程がおすすめです。

ケニアなど他国と周遊する際は、10日間以上の日程を確保されるとよいでしょう。

タンザニアの滞在のメインとなる、サファリエリアやザンジバルなどのリゾートエリアは治安良好と言われています。ご旅行する上で治安に関するご不安がないような行程を組ませていただいておりますので、ご安心ください。

アフリカへの渡航ということで、予防接種の有無が気がかりの方が多いかと思います。

タンザニアは、黄熱に感染する危険のある国を経由する場合に、黄熱予防接種証明書が要求されています(こちらの情報は、予告なく変更されることがあります)。
渡航するルートによって必要の有無が異なりますので、複数国旅行する場合には必ずコンサルタントに予防接種が必要かどうかご確認ください。

以下の厚生労働省検疫所 FORTHが、詳細を記載されたHPとなります。

厚生労働省検疫所 FORTH

渡航する際には、ビザが必要となります。日本人は観光目的のシングルビザであれば、現地の空港や国境にて取得可能ですので、日本で取得する必要はありません。(2020年10月現在)

・正式名名称 タンザニア連合共和国(United Republic of Tanzania)
・面積 約94.5万k㎡
・人口 約5,632万人(2018年 世界銀行)
・首都 ダル・エス・サラーム(Dar es Salaam)
・言語 スワヒリ語、英語
・宗教 伝統宗教、キリスト教、イスラム教など

Q水道水は飲めるの?

A飲むことができません。うがいや歯磨きをする際も、購入したペットボトルのミネラルウォーターをご利用ください。

Qサファリへ行く時の格好は?

A朝晩の寒暖差が激しいので、気温に合わせて脱ぎ着ができるようにウインドブレーカーからダウンジャケットまで細かく調節できるようにご用意いただくとよいと思います。虫除けや日焼け防止のために長ズボンも最適です。早朝にサファリカーで走っていると風が冷たいので、マフラーやネックウォーマーも重宝します。またサファリでは、厚手のブランケットを借りることもできます。

Q持って行った方がいいものはあるの?

A望遠カメラ&双眼鏡があれば、より楽しめます。また日焼け止め、サングラス、帽子は必須。ウェットティッシュ、トイレットぺーパー、サニタリーバッグなどがあると便利です。

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アフリカ サファリ旅行 Q&A

2024.10.10 updated

※内容は予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。

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