ザンジバル視察ブログ
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【2024年最新】ザンジバル旅行に行く前に知りたいおすすめリゾート&観光情報

美しいターコイズブルーの海とサンゴ礁が広がるリゾート地・ザンジバル。ザンジバル島(正式名称はウングジャ島)やペンバ島のほか、50以上の島々により構成されています。ザンジバルは、さまざま文化の融合、暗い歴史を経て、現在は人気のリゾート地として、世界中の人々から人気を集める島となりました。

ザンジバルのおすすめ観光スポットをはじめ、ザンジバルと組み合わせたい隣国のサファリ、そしておすすめのホテルまで、実際に現地を視察したスタッフのレポートを基に紹介いたします。ぜひ、ザンジバル旅行の参考にしてみてください。

ザンジバル

ザンジバル

ティースタイルのホームページでは、弊社のプランニングでご旅行されたお客様の生の感想を「お客様の声」として掲載しています。これから旅行プランを考えるときのアイデアのひとつとして、参考になると幸いです。

お客様にとっての最適プランに、ぜひアレンジしてみてください。

ザンジバルには弊社のスタッフも渡航しています。実際に訪れたときの様子を紹介している、視察レポートもぜひご覧ください。

ザンジバルの視察レポートはこちら

ザンジバルの観光スポット11選を紹介します。ストーンタウンを中心に、ザンジバル島内のスポットのほか、船で訪れる場所まで! ぜひ、ザンジバル観光の参考にしてみてください。

ストーンタウン(Stone Town)は、ザンジバル島の西側に位置し、サンゴ礁と石灰岩からなる世界遺産の街です。古くからアフリカ・アラブ・インド・ヨーロッパなどと交易で栄えたことで有名で、さまざまな文化の影響を受けた景観は、ほかの東アフリカ地域では見られません。

迷路のような細い路地を進んでいくと目に入る、細かい装飾がされた木製の扉も魅力のひとつです。施されている彫刻には意味があり、元住人の社会的地位や宗教などを表していると言われています。扉ひとつにも深い意味があることがわかりますね。

また、ストーンタウンは、かつて奴隷貿易が行われていた暗い歴史がある一方、奴隷解放のシンボル的存在として評価されています。

ザ・ロック(The Rock)は、ザンジバルの美しい海の上に浮かぶレストランです。美しい海に囲まれながら食事ができることはもちろん、船でレストランまで渡ることもあれば、歩いて渡れることもあり、潮の満ち引きにより変化を楽しめるのも人気のひとつ。

ザ・ロックでは、ザンジバルの伝統的なレシピとイタリア料理を融合させた料理が楽しめます。人気のため、予約は必須です。

♦ストーンタウンから車で約1時間半

ザンジバルの歴史的な街、ストーンタウンには、イギリスのロックバンド、クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの生家(Freddie Mercury's House)があります。

2018年の映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも登場し、そして2019年には、フレディ・マーキュリーの死後28周年をしのんで博物館がオープンしました。

博物館では、ザンジバルの歴史からフレディ・マーキュリーの出生、幼少時代、そして伝説的なスターとなるまでの道のりが紹介されています。また、ストーンタウンの扉は個性的なことで知られていますが、フレディ・マーキュリーの家の扉にも彫刻が施されているので、ぜひ観察してみてください。

♦ストーンタウン内

ヌングイビーチ(Nungwi Beach)は、ザンジバル島の北側にある人気のビーチです。

白い砂浜と透き通った海に囲まれており、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティも楽しめます。水深の深いヌングイビーチは潮の流れが穏やかなので、ゆっくりとした時間を過ごせるほか、インド洋に沈む壮大な夕日は圧巻!

また、ヌングイビーチの横にあるウミガメ保護区では、アオウミガメやタイマイの観察や餌を与えることが可能。ウミガメの保護についても学べます。

♦ストーンタウンから車で約1時間半

ムネンバ島(Mnemba Island)は、ザンジバル島の北東海岸沖に浮かぶ島です。海洋保護区の一部であり、島の周りをサンゴ礁が囲んでいます。

ムネンバ島周辺では、イルカやジンベイザメ、時期によってはザトウクジラ(7月〜9月)やウミガメの産卵シーズン(2月〜3月)にも出会うことができるかもしれません。

美しい白い砂浜とサンゴ礁が楽しめるムネンバ島。シュノーケリングやスキューバダイビングなどのアクティビティも人気です。ムネンバ島は、高級リゾート&Beyondが所有しており、宿泊客以外は利用できません。最大24名までなので、ゆっくりと時間を過ごせること間違いありません。

♦ストーンタウンから車で約1時間半→ザンジバル島東岸からボートで約15分
※現在、Mnemba Island Lodgeは改装工事中で、2024年10月に再オープン予定です

パジェビーチ(Paje Beach)は、ザンジバル島の東海岸にあるビーチで、白い砂浜とターコイズブルーの遠浅な海が魅力のひとつ。

比較的静かに過ごせるほか、砂がさらさらなので干潮時にはビーチを散策してみてはいかがでしょうか。ヤシの木に囲まれた砂浜には、ビーチバーやバンガローも点在しています。

また、世界中のカイトサーファーが集まる場所としても有名。そのほか、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティも楽しめます。

♦ストーンタウンから車で約1時間半

オールドスレーブマーケット(Old Slave Market/Anglican Cathedral)は、かつて奴隷市場で栄えたストーンタウンにある奴隷市場跡です。1973年にイギリス人により閉鎖されるまで、この奴隷市場跡にはアフリカ各地から奴隷として連れてこられた人たちが収容されていました。

現在、かつての奴隷市場の跡地には、アングリカン大聖堂が立てられていますが、首輪をつけられた奴隷の石像や、奴隷たちが収容されていた狭い部屋を見学可能。今はリゾート地として人気のザンジバルですが、過去には悲惨な歴史があったことを知れる場所です。

♦ストーンタウン内

プリズン島は、正式名称をチャングー島(Changuu Island)と言い、反抗的な奴隷の監獄として使用されたほか、黄熱病の検疫所になっていました。実際、囚人が収容されることはありませんでしたが、元々は刑務所として建設されたため、今でもプリズン島(監獄島)と呼ばれています。

現在、プリズン島にはゾウガメの保護区があり、100匹以上のゾウガメが保護区内を自由に歩き回る姿を観察できることも。ゾウガメのほか、クジャクや希少なウシ科のレイヨウなども飼育されています。

また、潮の満ち引きによっては、シュノーケリングも可能です。しかし、泳げるのは島の左端のみなので注意しましょう。

♦ストーンタウンから船で約25分

チュンベ アイランド コーラルパーク(Chumbe Island Coral Park)のあるチュンベ島は、ザンジバル屈指のエコアイランドであり、サンゴ礁保護区と森林保護区を要する自然保護区です。

自然のままの美しいサンゴ礁に囲まれた島には、アオウミガメやヤシガニなどの絶滅危惧種をはじめ、さまざまな種類の動植物が生息しています。時期によってはザトウクジラも見られることも。透明度の高い美しいチュンベアイランドの海を、シュノーケリングで楽しめるのも魅力のひとつです。

また、この美しい手付かずの自然を守るため、チュンベアイランドコーラルパークは、究極のエコシステムを取り入れています。太陽光で発電したり、雨水を浄化したり、すべての廃棄物を持続可能な方法で管理。日帰りでも、エコツーリズムを体感できます。

♦ストーンタウンから車で約20分→船で約50分

ジョザニ森林保護区(Jozani Forest)は、絶滅危惧種に指定されているザンジバルアカコロンブスを世界で唯一見られるほか、さまざまな動植物、蝶、40種を超える鳥類の生息地です。

ガイド付きツアーでは、知識豊富なガイドが森の生態系や保護活動の重要性を詳しく教えてくれて、さまざまな野生生物に遭遇する機会も増えますよ。

また、マングローブの湿地帯を散策するのもおすすめです。整備された遊歩道を歩いてマングローブに生息する野生生物を観察できるので、年齢に関係なく快適に過ごせます。ジョザニ森林保護区を訪れるベストシーズンは乾季の6月から10月。天候に恵まれる時期なので、より快適に散策可能!

♦ストーンタウンから車で約1時間

別名スパイスアイランドとも呼ばれるザンジバルの観光には、スパイスファーム(Spice Farm)を訪れてみるのもおすすめです。ザンジバルでは古くから、クローブ(日本語で丁子)をはじめとする香辛料の栽培が盛んに行われてきました。

スパイスファームでは、生姜や唐辛子、レモングラスなど、日本の日常でよく見る香辛料から、シナモン、ターメリック、ナツメグ、ブラックペッパーなどが育つ様子も観察できます。

時期によってはパイナップルやバナナ、パパイヤ、ドリアンなどのフルーツをその場で味わえたり、農園によってはザンジバル料理の作り方を学べたりとザンジバルならではの体験も魅力ですよ。

♦ストーンタウンから車で約30分

ザンジバルのおすすめホテル6か所を、ザンジバル島北部のヌングイから東部、ムネンバ島、そしてペンバ島のユニークなホテルまでご紹介します。どのホテルも、ザンジバルのターコイズブルーの海を間近に感じながら、ラグジュアリーな時間を楽しめるホテルです。

ご紹介するホテルはすべて実際にティースタイルが視察をしており、お客様のご希望やご予算に合わせたプランニングができるのでぜひお気軽にご相談ください。

下記より、ザンジバルのおすすめホテル6か所を視察レポートとともにご覧いただけます。

※ホテル内容は予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。

ザンジバルのホテル一覧

ザンジバル観光と組み合わせ可能な、タンザニアとケニアのおすすめサファリを11か所紹介します。日帰りで楽しみたい方から、泊まりでゆっくり過ごしたい方まで必見です。

場所によって遭遇できる野生動物は異なるので、ご希望に合わせてプランを立ててみましょう。

4. マニヤラ湖国立公園マニヤラ湖国立公園の面積は、約330k㎡とタンザニアで最も小さい国立公園ですが、ソーダ灰湖には何千もの動物が集まります。ピンク色のフラミンゴをはじめとする多種多様な鳥類、ゾウの群れ、そして木登りライオンなどが有名ですよ。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ自然保護区に近いので、セットで訪れるのもおすすめです。

4. マニヤラ湖国立公園
マニヤラ湖国立公園の面積は、約330k㎡とタンザニアで最も小さい国立公園ですが、ソーダ灰湖には何千もの動物が集まります。ピンク色のフラミンゴをはじめとする多種多様な鳥類、ゾウの群れ、そして木登りライオンなどが有名ですよ。セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ自然保護区に近いので、セットで訪れるのもおすすめです。

5. キリマンジャロ国立公園アフリカ最高峰の山である「キリマンジャロ山」があることでも有名キリマンジャロ国立公園。ハイキングでは、ハイカーのレベルに合わせて選択できるさまざまなルートが用意されています。ほかの国立公園に比べて遭遇できる野生動物は少ないですが、バッファローやアフリカゾウ、ヒョウ、ブルーモンキーなど多種多様な動植物が生息しており、世界遺産にも登録されています。

5. キリマンジャロ国立公園
アフリカ最高峰の山である「キリマンジャロ山」があることでも有名キリマンジャロ国立公園。ハイキングでは、ハイカーのレベルに合わせて選択できるさまざまなルートが用意されています。ほかの国立公園に比べて遭遇できる野生動物は少ないですが、バッファローやアフリカゾウ、ヒョウ、ブルーモンキーなど多種多様な動植物が生息しており、世界遺産にも登録されています。

6. ミクミ国立公園ダルエスサラームから約4時間ほどと、他の国立公園に比べるとアクセスが良く、日帰りでも行けるので時間がない人におすすめ。タンザニアで4番目に大きいとは言え、アフリカ最大級のセレンゲティ国立公園に比べると4分の1の広さですが、ゲームドライブでの観察にぴったりな多数の大型野生動物が生息しています。木登りライオンに遭遇する確率は、マニヤラ湖国立公園より高いとも言われています。

6. ミクミ国立公園
ダルエスサラームから約4時間ほどと、他の国立公園に比べるとアクセスが良く、日帰りでも行けるので時間がない人におすすめ。タンザニアで4番目に大きいとは言え、アフリカ最大級のセレンゲティ国立公園に比べると4分の1の広さですが、ゲームドライブでの観察にぴったりな多数の大型野生動物が生息しています。木登りライオンに遭遇する確率は、マニヤラ湖国立公園より高いとも言われています。

1. マサイマラ国立保護区アフリカ最大の野生生物保護区のひとつ。ケニア最大の野生動物の生息数を誇ります。また、ビッグ5すべてに遭遇する確率も高く、7月〜10月には100万ものヌーに大群を見られるかもしれません。ライオンやチーターなどの肉食動物を見られる可能性が高いことも魅力のひとつです。タンザニアのセレンゲティ国立公園と合わせると、これ以上の野生動物の観察に適した場所はありません。

1. マサイマラ国立保護区
アフリカ最大の野生生物保護区のひとつ。ケニア最大の野生動物の生息数を誇ります。また、ビッグ5すべてに遭遇する確率も高く、7月〜10月には100万ものヌーに大群を見られるかもしれません。ライオンやチーターなどの肉食動物を見られる可能性が高いことも魅力のひとつです。タンザニアのセレンゲティ国立公園と合わせると、これ以上の野生動物の観察に適した場所はありません。

2. アバーディア国立公園森林地帯の斜面に沿って深い渓谷が続く国立公園で、ケニアで最も美しい国立公園のひとつです。絶滅危惧種のクロサイがよく目撃されるほか、ヒョウに出会う確率が高いことでも知られています。オオヤマネコのような夜行性の動物も数多く生息しているため、ロッジにいながら夜間でも動物を見られるかもしれません。

2. アバーディア国立公園
森林地帯の斜面に沿って深い渓谷が続く国立公園で、ケニアで最も美しい国立公園のひとつです。絶滅危惧種のクロサイがよく目撃されるほか、ヒョウに出会う確率が高いことでも知られています。オオヤマネコのような夜行性の動物も数多く生息しているため、ロッジにいながら夜間でも動物を見られるかもしれません。

3. アンボセリ国立公園アフリカ最高峰のキリマンジャロ山を擁し、ケニアではマサイマラ国立保護区と並んで人気の国立公園のひとつです。ゾウの大群に遭遇する確率が高いことで知られていますが、肉食動物やサイなどの水辺の動物にはあまり出会えません。肉食動物やサイなどに遭遇したい場合は、マサイマラ国立保護区がおすすめです。また、国立公園周辺では、マサイ族の文化を体験することもできます。

3. アンボセリ国立公園
アフリカ最高峰のキリマンジャロ山を擁し、ケニアではマサイマラ国立保護区と並んで人気の国立公園のひとつです。ゾウの大群に遭遇する確率が高いことで知られていますが、肉食動物やサイなどの水辺の動物にはあまり出会えません。肉食動物やサイなどに遭遇したい場合は、マサイマラ国立保護区がおすすめです。また、国立公園周辺では、マサイ族の文化を体験することもできます。

ザンジバル旅行は、隣国との組み合わせプランも可能です。アフリカに来たなら、リゾートとサファリの両方を楽しんでみてはいかがでしょうか。こちらでは、実際に弊社でプランニングされたお客様のプランをご紹介します。

このままお手配してもよし、ご予算やご希望に合わせてアレンジしても良し。ぜひお気軽にご相談ください。

ご予算の目安:ビジネスクラス利用 おひとり様 約1,600,000円~(2名1室利用の場合)

往復ともにカタール航空のビジネスクラスで、快適にアフリカまで過ごせます。
ケニアのサファリでは、お二人だけの専用車、そして日本語を話すドライバーもご用意しました。空からのバルーンサファリや、約6時間のロングドライブサファリ、ナイバシャ湖でのウォーキングサファリで、より多くの野生動物に遭遇するチャンスも!
また、ザンジバルでは1日1組しか泊まれない「マンタ リゾート」の水中ルームにご案内します。ぜひ、おふたりだけの思い出に残る時間を楽しんでください。

ティースタイルでは、お客様のご希望やご予算に合わせたプランニングが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

【おすすめモデルプラン】ビジネスクラス利用★スターベッドと水中ルームに宿泊! ケニア&ザンジバル周遊ハネムーン11日間

ザンジバル+αでさらに魅力的な旅にできる組み合わせをご紹介します。サファリとの組み合わせでケニアを訪れるほか、乗り継ぎ時間が長い場合に、ちょっと入国してみるのもありですね。

ドバイエミレーツ航空を利用する際の乗り継ぎ地です。世界一高いブルジュ・ハリファの展望台に登ったり、ドバイモールで買い物したり、最後に美しい夜景を見ながらディナーはいかがでしょう。

ドバイ
エミレーツ航空を利用する際の乗り継ぎ地です。世界一高いブルジュ・ハリファの展望台に登ったり、ドバイモールで買い物したり、最後に美しい夜景を見ながらディナーはいかがでしょう。

ドーハカタール航空を利用する際の乗り継ぎ地です。朝からデザート・サファリに出発し、イスラム美術館を満喫、スーク・ワーキフで食事したり、シーシャを楽しむのもいいですね。

ドーハ
カタール航空を利用する際の乗り継ぎ地です。朝からデザート・サファリに出発し、イスラム美術館を満喫、スーク・ワーキフで食事したり、シーシャを楽しむのもいいですね。

ザンジバル旅行に必要な基本情報を紹介します。ザンジバルへの行き方から、治安情報、入国に必要な情報まで解説しています。

ザンジバルのベストシーズンは、6月〜10月の乾季の時期です。熱帯の島ザンジバルは、年間を通して暖かいですが、6月〜10月はサファリのベストシーズンとも重なるため、ザンジバルとサファリの組み合わせを考えている場合にはとくにおすすめの時期です。

なお、日中は暖かくても、朝晩は冷え込む場合があります。1枚羽織るものを用意しておきましょう。

日本からの直行便はないので、ほかの国で乗り継ぐ必要があります。中でもおすすめは、全体の所要時間が約22時間のエミレーツ航空。ストーンタウンまで車で約15分のアビード・アマニ・カルーム国際空港に到着します。

そのほか、カタール航空やターキッシュエアラインズを利用する手もありますが、乗り継ぎ時間が18時間〜22時間の場合が多いので、乗り継ぎ地を+αで楽しむプランもおすすめです。

ザンジバル旅行のおすすめ日数は、7日間~10日間です。日本からの直行便がないため、移動だけでも片道丸一日かかります。ザンジバル島以外の島やストーンタウンとは反対の東側を訪れることも考えると、1週間以上で日程を組むのがおすすめ。

ケニアのサファリなど、ほかの国との組み合わせプランを考える場合は、10日間以上の日程で考えておくと安心です。

ザンジバルや、タンザニアのサファリの治安は比較的良好とされています。しかし、ザンジバルとタンザニアを結ぶフェリーの発着地であり、タンザニア最大の都市ダルエスサラームでは、外国人を狙った凶悪犯罪が多発しているので十分な注意が必要。

タンザニアと組み合わせるプランを考えている場合は、ツアーを利用し、単独での行動を控えることがおすすめです。

比較的治安が良いとされるザンジバルのリゾートエリアでも、100%安全なわけではありません。貴重品からは目を離さず、夜や人通りの少ない場所には出歩かないなど常に注意を払いましょう。

外務省海外安全ホームページ「タンザニアの危険情報」

ザンジバルが属するタンザニアの入国に必要な予防接種はありません。

しかし、ケニアをはじめとする黄熱感染国からの入国する場合(12時間以上の乗り継ぎを含む)は、イエローカード(黄熱ワクチン接種証明書)の提示が求められます。タンザニア以外の国も訪れる場合(経由を含む)は、予防接種が必要かどうかをコンサルタントに必ず確認してください。(2024年6月現在)

外務省. 世界の医療事情. タンザニア「予防接種」

日本人が、ザンジバルが属するタンザニアに入国するには、ビザが必要です。到着時にアライバルビザの取得もできますが、突如現地でビザを取得できなくなる可能性もあるので、事前にe-VISAを申請しておくことをおすすめします。

アライバルビザの場合は、日本国籍であればシングルエントリービザ(1回のみ入国可能)を取得可能です。費用の50米ドルと、パスポートサイズの写真を用意しておきましょう。

なお、パスポートの有効期限は、タンザニア到着時より6か月間以上必要です。空白のページも1ページ以上必要な点にも注意しましょう。

タンザニア以外の国も訪れる場合(経由を含む)は、必要書類が異なる可能性があるので、コンサルタントに確認してください。(2024年6月現在)

駐日タンザニア大使館(Embassy of Tanzania in Tokyo)

・国名 タンザニア連合共和国(United Republic of Tanzania)
・面積 約2,462k㎡
・人口 約180万人(2023年5月現在)
・中心都市 ザンジバルシティ(Zanzibar City)
・言語 スワヒリ語、アラビア語、英語
・宗教 イスラム教(大多数)、ヒンドゥー教、キリスト教など

Q水道水は飲めるの?

A水道水はそのまま飲めません。必ずミネラルウォーターを飲むようにしましょう。また、忘れがちなのが歯磨きに使う水です。飲料水同様、水道水の利用は避けてください。

Q通貨は?

Aザンジバルで使用可能な通貨は、タンザニア・シリング(TSH)です。ホテルや旅行客用のお土産屋さんでは米ドルが使えることもありますが、50米ドル札や100米ドル札など金額の大きな紙幣は使えなかったり、両替できなかったりするので注意しましょう。

Q移動手段は?

Aダラダラ(乗り合いバス)、もしくはタクシーがおすすめです。

ただし、ダラダラは費用を安く抑えられる一方、タクシーより時間がかかります。時間に余裕があるかどうかで、どちらを利用するか決めると良いですね。現地の移動に不安のある方は、目的地が組み込まれたツアーに参加することもおすすめです。

Q持って行った方がいいものはあるの?

Aザンジバルは一年を通して暖かく、強い日差しが降り注ぎます。日焼け止めやサングラス、帽子は必ず持っておきましょう。

そのほか、ウェットシート、折り畳み傘、朝晩冷えた時用に羽織るものやストール、虫除けスプレー(肌につけるもの)、虫刺されの薬を用意しておくと安心です。サファリをプランに入れる場合は、歩きやすい靴や双眼鏡、望遠カメラがあると良いですね。

Q注意すべき宗教マナーは?

Aザンジバルでは、イスラム教を信仰する方が大多数を占めます。ビーチでは肌を出しても問題ないですが、ストーンタウンやモスクなど街中を訪れる際には、肩や膝の露出は控えましょう。ショートパンツやミニスカートも注意が必要です。

Qマラリア対策は?

Aマラリアに予防接種はないため、蚊に刺されないようにすることが一番の予防策です。

マラリアの原虫を持つ蚊は、夕方から朝方にかけて活発に活動します。網戸や虫よけスプレー、日没以降に外出する際は、肌を露出しない服を着るなど予防を徹底しましょう。

アフリカ・サファリ旅行のその他の質問

アフリカ・サファリ旅行のよくある質問

2024. 07.11updated

※内容は予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。

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