ジンバブエと南アフリカを視察してきましたトラベルコンサルタントの岡本です。
ヨハネスブルグからフェデラル航空の小型飛行機で約1時間。サビサンド私営動物保護区にある「シンギタ エボニー ロッジ Singita Ebony Lodge 」は、古き良き冒険者達の時代のようなクラシカルな雰囲気が魅力のサファリロッジでした。

サビサンド私営動物保護区へのフライトは、ヨハネスブルグの国際空港から送迎車で約10分、フェデラル航空の専用ターミナルから出発します。小型飛行機なので、スーツケースはNG。40ⅹ30ⅹ60㎝以内・20㎏以内のソフトバックをご用意ください（ターミナルビルで荷物を入れ替えて、スーツケースをターミナルビルの倉庫に預けて置くこともできます）。

シンギタのゲスト専用のエアーストリップ（小型機用の飛行場）に到着すると、フライトにあわせてサファリカーが出迎えてくれます。そこから車で約10分。あっという間にロッジに到着です。

駐車スペースからは、緑の中の通路を進みます。くねくねした曲がり道と、周囲の木々で先が見通せない造りが、ロッジへの期待を高めます。

メインエリアは、サンド川を見渡せる一等地に位置しています。
眺めの良いテラスのシッティングエリアやテラスダイニングからは、サンド川に水を飲みにやってくる動物観察も楽しめてしまうのです。

シンギタ エボニーロッジのお部屋は敷地内に点在するロッジタイプで、全13室。
「スイートルーム」が8室と10代の大きいお子様連れのご家族用に「レウィススイート」が2室、小さいお子様連れのお客様用の「ファミリースイート」が２室、そしてファミリースイートを2部屋つなげた形で利用でき、共有のプライベートラウンジもある「エボニーヴィラ」が1室。ファミリースイートとエボニーヴィラは、メインビルディングから離れた場所に建ち、プライベートのダイニングもあるので、お子様連れでも他の宿泊客に気を遣わずに滞在が可能です。

宿泊したスイートルームは、大きなガラス窓とテントを思わせるキャンバス地の壁、そしてアフリカンテイストの調度品やインテリアで、サファリ気分満点のお部屋でした。

私が泊まったのは11番のお部屋で、お隣の12番のお部屋とともに、メインエリアとは少し離れた場所に建っています。
このお部屋に泊まる場合の注意事項が1つ。「夕食後にお部屋に戻る時や、朝のサファリに出かける時は、自分達だけでは移動しないこと」。自然の中に建つサファリロッジなので、夜の時間帯には危険な動物が敷地内に入り込むこともあるそうなのです。必ずロッジのスタッフに送り迎えをしてもらってくださいね。

シンギタ エボニーロッジの宿泊料金は、食事とアルコールを含む飲み物（フレンチシャンパンを除く）、1日2回のサファリドライブが含まれたオールインクルーシブ。朝と夕方のサファリドライブでは、45,000エーカー（約182k㎡）の私営保護区の中をドライブしながら、ガイド兼ドライバーとトラッカーが2人体制で動物を探してくれます。
ガイドの質の高さに定評があるシンギタ。今回は2日間の滞在でしたが、たくさんの動物達と出会えました。

一番、印象に残っているのは悲しげに鳴くチーター。前日の狩りで、はぐれてしまったお姉さんチーターを探しています。せつなくなってしまうかもしれませんが、動画でご覧ください。

夕方のドライブで見た夕日もきれいでした。サンセットポイントでは、ホテルスタッフがスパークリングワインを用意して待っていてくれました。

希望すれば、夜のサファリドライブも可能です。

ゲームドライブから戻ると、おいしいお食事が待っています。シンギタのワインセラーにはビンテージ物を含め、豊富なワインのストックがありますので、ソムリエさんにおすすめワインをチョイスしてもらい、今日はワインの飲み比べです。

あっという間に2泊の滞在が終わり、次の宿泊地・クルーガー国立公園へは国内線で移動です。

シンギタ エボニーロッジに泊まりたくなった方は、ぜひ、お気軽にティースタイルまでお問合せください。

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※サビサンド私営動物保護区に建つシンギタのもう1軒のロッジ「シンギタ ボルダーズ ロッジ」のレポートも公開中です！ ぜひ、合わせてご覧ください。

【ホテルレポート】シンギタ ボルダーズ ロッジ（南アフリカ・サビサンド私営動物保護区／2019年10月視察⑥）