St. Moritz REPORTサンモリッツ 視察ブログ
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【お客様の声】列車でアルプスの絶景巡り&憧れの氷河特急に乗車! スイス周遊ハネムーン10日間
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【お客様の声】憧れの氷河特急に乗車&念願のリッフェルアルプ リゾート 2222mに宿泊! スイス3都市を巡る周遊の旅8日間
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【ホテルレポート】ヴァルトハウス シルス<後編> (スイス・サンモリッツ近郊[シルス]/2023年9月視察⑩)
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【視察レポート】絶景が楽しめるベルニナ エクスプレス乗車体験★ バスと列車でルガーノからサンモリッツへ(スイス/2023年9月視察⑧)
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【ホテルレポート】グランド ホテル クローネンホフ<後編> (スイス・サンモリッツ近郊[ポントレジーナ]/2023年9月視察④)
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【ホテルレポート】グランド ホテル クローネンホフ<前編> (スイス・サンモリッツ近郊[ポントレジーナ]/2023年9月視察③)
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【ホテルレポート】クルム ホテル サンモリッツ(スイス・サンモリッツ/2022年12月視察⑤)
【ホテルレポート】ヴァルトハウス シルス<前編> (スイス・サンモリッツ近郊[シルス]/2023年9月視察⑨)
2023年9月にスイスを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの角です。スイスらしい雄大な景色が広がるエンガディン地方の名門ホテル第2弾として、私が初めてエンガディン地方を訪れた時(2017年)からずっとお気に入りのホテル「ヴァルトハウス シルス Waldhaus Sils」を、前編と後編に分けてご紹介します。今回の前編では、パブリックスペースとレストランを中心にお届けします。なお、次回の後編では、お部屋やスパエリアを中心にご紹介します。
ヴァルトハウス シルスは、スイスの高級アルペンリゾートで知られるサンモリッツの近く、シルス湖畔の静かな村、シルスマリアの森に佇む名門5つ星ホテルです。その姿は『眠れる森の美女』の物語を彷彿とさせます。
ホテルの創業は1908年。すでにエンガディン地方の名門ホテル第1弾としてホテルレポートでご紹介したポントレジーナの「グランド ホテル クローネンホフ Grand Hotel Kronenhof」と同じく、100年以上の歴史を持ちながらも、創業当初からの歴史的建築物、佇まい、サービススタイルなどを大切に継承しており、「スイス ヒストリック ホテルズ(Swiss Historic Hotels)」に認定されています。
■スイス ヒストリックホテルズの認定基準
・本館が30年以上存在し、建築史的に意義のある複合建築物である
・歴史的建造物でのホスピタリティ ビジネスが、長期間にわたって確立されている
・建物とその周辺環境、客室、調度品、照明などが、歴史的建造物に基づいており、質の高い体験ができる
・改築は通常、遺産保護団体、または関連組織によって監督されている
・施設は、そのカテゴリーにふさわしく、あらゆる面で質の高いサービスを特徴としている
・各施設は個別に、建物、外装、内装、サービスの質に関する詳細な基準目録に基づいて審査される
エントランスからロビーまでの様子を撮影しましたので、ご覧ください。
そして、こちらのホテルの最大の魅力は、創業当時から同じ一族が経営を続けているということ! 今のオーナーで5代目となり、5つ星ホテルというと欧米の大手ホテルグループが占めている昨今に、純粋な家族経営で5つ星を守り続けているのはとても珍しく貴重なホテルなのです。そんな家族経営だからなのでしょう。ヴァルトハウス シルスは老舗高級ホテルでありながら、堅苦しさを感じない、居心地のいい隠れ家のようなホテルで、世界中からセレブや著名人がお忍びで滞在するのも納得です。
◆パブリックスペースのご紹介
明るく広いロビーラウンジをはじめ、バーラウンジ、シガールーム、ライブラリー、サロンルーム、2つのダイニングなど、パブリックに使われているスペースが贅沢なこと! 木材中心の内装が癒しの空間を造り上げています。
ホテルで過ごしているゲストの皆さんは、ゆったり、のんびりと、思い思いに過ごされています。午後のロビーラウンジでは、ホテル専属バンドによる生演奏を聴きながらのティータイム。きっと、創業当時からのおもてなし、ゲストの過ごす様子も変わらないのだろうなぁ…と、創業時を想像してしまいます。
午後のロビーラウンジの様子も少し撮影しましたので、ご覧ください。
*まるでアンティーク博物館!
ホテル内には、1908年の創業当時から大切に残されている数々の設備が、さりげなく置かれています。その様子は、アンティーク博物館さながらです。
◆レストランのご紹介
*ヴァルトハウス ダイニングルーム
ホテルの宿泊料金はハーフボード(1泊2食)のスタイルです。日本の旅館の楽しみ方と似ていて、宿泊ゲスト専用のダイニングルーム「ヴァルトハウス ダイニングルーム(Waldhaus Dining Room)」でディナーと朝食をいただきます。
ディナーはフルコースメニューで、「クラシックメニュー」、「ベジタリアンメニュー」、ヘルシー志向の「スパメニュー」からチョイスできます。メニューの内容は毎日変わりますので、連泊でも飽きることなくお食事を楽しめます。テーブルは、日本の旅館のように、客室ごとに案内されます。
■ディナーの様子
私がいただいたのはクラシックメニューです。スープ、お魚のグリル、ジビエ(鹿肉)のソーセージ、チーズまたはデザート(どちらかチョイス)、コーヒーと、もちろんこの地方、グラウビュンデン州でしか出まわらないローカルワイン(ピノ ノワール)も忘れずに!
■朝食の様子
ホテルの朝食はブッフェスタイルです。
*その他のレストラン
ホテルには、宿泊ゲスト専用のダイニングルームのほか、スイスの伝統料理レストラン「アルベンストゥーベ(Arvenstube)」や、新しくオープンした「ギガーズ(GIGER'S)」、リクエストに応じて厨房でアレンジするプライベートダイニングの「シェフズ テーブル(Chef's Table)」など、宿泊以外のゲストでもお食事を楽しむことができます。
トラベルコンサルタント 角 千春
いかがでしたか? 今回の前編では、ホテルのパブリックスペースとレストランを中心にご紹介させていただきました。ヴァルトハウス シルスは、老舗の5つ星ホテルといっても温かい安らぎ感じる雰囲気とサービスで、とても心地の良い“スイス流のおもてなし”を受けられるだけでなく、まるでタイムスリップをしたかのような非日常を感じられるホテルです。
スイス旅行にご興味のある方は、ぜひティースタイルにお問い合わせください。
トラベルコンサルタント 角 千春のご紹介
■関連ページ:
後編のレポートも公開しています。ぜひあわせてご覧ください。
【ホテルレポート】ヴァルトハウス シルス<後編> (スイス・サンモリッツ近郊[シルス]/2023年9月視察⑩)◆エンガディン地方の名門ホテル第1弾はこちらです。
【ホテルレポート】グランド ホテル クローネンホフ<前編> (スイス・サンモリッツ近郊[ポントレジーナ]/2023年9月視察③) 【ホテルレポート】グランド ホテル クローネンホフ<後編> (スイス・サンモリッツ近郊[ポントレジーナ]/2023年9月視察④)