St. Moritz REPORTサンモリッツ 視察ブログ
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【ホテルレポート】グランド ホテル クローネンホフ<後編> (スイス・サンモリッツ近郊[ポントレジーナ]/2023年9月視察④)
2023年9月にスイスを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの角です。本日は、スイスらしい雄大な景色が広がるエンガディン地方の名門ホテル「グランド ホテル クローネンホフ Grand Hotel Kronenhof」の後編をお届けします。今回は、「お部屋の様子」などを中心にご紹介します。前編は「ホテルの施設(パブリックスペース)」を中心にお届けしていますので、ぜひ最下部のリンクよりご覧ください。
前編でもお伝えしていますが、グランド ホテル クローネンホフは、スイスの高級アルペンリゾートで知られるサンモリッツの隣町、ポントレジーナ(標高1,805m)にある5つ星ホテルです。今年で創業175年とのことで、19世紀創業のグランドホテルの中でも、最も保存状態の良いホテルのひとつです。スイスの名門ホテルの多くは、19世紀頃から100年以上の歴史を持つホテルが多く、創業当初からの歴史的建築物、佇まい、サービススタイルなどを大切に継承しています。
◆お部屋のご紹介
お部屋のカテゴリーは、大きく分けてスタンダードルーム、スーペリアルーム、デラックスルーム、ジュニアスイート、スイートに分類されます。どの客室もスイートもインテリアは“自然界との調和”をコンセプトにした色調で、明るくやわらかな印象です。そして、メンテナンスが行き届いているため、175年の歴史を持つとは思えないほどに快適に過ごせます。
*ジュニアスイート
ジュニアスイートには、グランドデラックス、グランドプレミアム、グランドクラシックの3つのカテゴリー(計30室)があります。グランドデラックスとグランドクラシックは、フランスのスター建築家、ピエール イヴ ロション(Pierre-Yves Rochon)氏によるリノベーションを経て、新しい色合いを帯びています。
すべてのジュニアスイートが南向きで、エンガディン山脈とロゼック氷河を眺めることができます。バルコニー、またはテラスが付いている客室もあります。
■グランドクラシックジュニアスイート
今回、私が宿泊させてもらったのは「グランドクラシックジュニアスイート」です。室内はホワイトとミントグリーン、ベージュの色合いで、とても明るく品の良い素敵なお部屋でした♪
バスルームは、バスタブ付きなのもうれしいポイントです!
窓の外には、ベルニナアルプスとロゼック氷河、青々としたカラマツの森が広がるすばらしい絶景! これが秋には黄金色の世界に変わります。
*スイート
より広々としたスイートは、それぞれ個性的なテーマをもつ9つのカテゴリーがあります(計9室)。南向きのスイートからは、ロゼック氷河のすばらしい眺めをお楽しみいただけます。
■ファイヤープレイススイート
スイートに分類される「ファイヤープレイススイート」は、その名の通り、リビングエリアに暖炉のあるスイートルームです。
*スタンダードルーム
スタンダードルームは、クラシックとプレミアムの2つのカテゴリーがあります。どちらもエンガディンらしさのある、素朴で居心地の良いしつらえで、機能性と快適性を兼ね備えています。
■スタンダードプレミアムルーム
ホテルのロビー階よりも1層下に位置するガンツォーニウィングにある「スタンダードプレミアムルーム」からは、サンモリッツの山々やホテルのお庭を眺めることができます。また、客室はフローリングになっており、愛犬と一緒にご宿泊いただける「ドッグフレンドリールーム」としても利用できるとのことです。
◆ホテルでの楽しみ♪ 朝の絶景!
グランド ホテル クローネンホフの朝は、このすばらしい絶景と、クリスタルのように澄みきった空気を思いっきり吸い込んでスタート! そんな贅沢な1日の始まりに、ココロもカラダも大喜びです♪
◆おすすめのアクティビティ
19世紀の創業当時のものを復刻させたクラシカルな馬車に乗って、ロゼック谷やシュターツの森を巡るツアーは、おとぎの国に迷い込んだような時間に…☆ また、エンガディン地方には、整備されたサイクリングコースも豊富! Eバイクをレンタルして周辺を散策するのもおすすめです。
◆クローネンホフのおもてなし
大切に受け継がれてきた、グランド ホテル クローネンホフのクラシカルでノスタルジーな雰囲気と、スイス流の心地よいおもてなしが、訪れるゲストを非日常の時間へと誘ってくれます。今回の滞在で一番印象に残ったのは、スタッフの気持ちよい対応♪ 温かいおもてなしに、リピートしたくなるホテルです。
トラベルコンサルタント 角 千春
前編ではパブリックスペースなどを中心に、後編ではお部屋の様子を中心にグランド ホテル クローネンホフをご紹介させていただきました。175年の歴史を持つ名門ホテルは“スイス流のおもてなし”も、きっと創業当時から大切に受け継がれてきているのだろうと感じられ、心がほっこりするすばらしい滞在でした。知る人ぞ知るエンガディン地方で、ノスタルジーに浸る旅はいかがですか?
スイス旅行にご興味のある方は、ぜひティースタイルにお問い合わせください。
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