コンサルタントの須沢です。私はヨーロッパで新型コロナが再拡大する少し前の2020年9月にスイスを訪れました。

2020年の流行語のトップ10にも選ばれた韓流ドラマ『愛の不時着』。Netflixで放送されていたドラマでしたが、おうち時間が増えたコロナ禍でハマった方も多いのではないでしょうか？ 実はこちらのドラマ、作品内で頻繁にスイスでの撮影シーンが登場し、すでにネット上でもロケ地の詳細情報があふれております。今回は実際に使われたロケ地に訪問した様子を写真付きで紹介したいと思います。

イゼルトヴァルト

まずはドラマにでてきたあの綺麗な湖はどこなんだろうと思った方も多いはず。主人公のリ・ジョンヒョクがピアノを弾いていた湖沿いの場所が「イゼルトヴァルト（Iseltwald）」というブリエンツ湖沿いの小さな町です。一般的にはインターラーケン オスト（Interlaken Ost）駅から遊覧船に乗るだけ、約40分程度で到着するので観光ついでに行くにも行きやすい場所です。とは言え、船が頻繁に出ているわけでもないので、あらかじめ時刻表で確認することをおすすめします。

船着き場のすぐ隣くらいにあるのがドラマのワンシーンで出てきた（おそらく小型のボートなどの）船着き場なので、迷うことはありません。私が訪れた９月にもすでにインドネシアのファンの方が来ていたくらいでしたので、きっとコロナが収束して海外旅行に行ける状態になった際には、きっと多くのファンが訪れる場所になるかと思います。

またイゼルトヴァルトでもう1カ所訪れたいのが、船着き場から徒歩で10分程度歩いた場所です。

ギースバッハ

イゼルトヴァルトから船で15分ほど行った先にあるのが、「ギースバッハ（Giessbach）」という場所です。ケーブルカーで登った先に「グランドホテル ギースバッハ（Grandhotel Giessbach）」というホテルがあるのですが、こちらでも撮影が行われたので紹介いたします。

主人公のリ・ジョンヒョクが音楽学校に留学に行った、その学校として使われたのがこちらのホテルです。グランドホテル ギースバッハには宿泊することもできますし、もちろんイゼルトヴァルトとセットで訪れて日帰りでインターラーケンに帰ってくることも可能です。

グランドホテル ギースバッハについては、視察ブログ⑤でより詳細に紹介していますので、下記リンクからご覧ください。

【滞在レポート】グランドホテル ギースバッハ （スイス・インターラケン近郊［ブリエンツ湖畔］／2020年9月宿泊⑤）

シグリスヴィル

イゼルトヴァルトの船着き場と同じくらい印象的な場所が、こちらの「シグリスヴィル パノラマブリッジ（Panorama Bridge Sigriswil）」です。主人公とヒロインの二人が初めてあった場所がこの橋の上というドラマを見た方であればすぐにわかる場所かと思います。

こちらのシグリスヴィルもインターラーケンから半日もかからない時間で行って帰ってくることができます。インターラーケン ウエスト（Interlaken West）駅から電車で約30分ほど乗ってトゥーン（Thun）駅へ。先に紹介したブリエンツ湖ではなくインターラーケンを挟んであるもうひとつの湖、トゥーン湖の起点となる街です。

シグリスヴィル パノラマブリッジへの行き方は、トゥーン駅の駅前から25番のバスに乗って約30分、シグリスヴィル（Sigriswil Dorf）駅で下車して徒歩5分程度です。その名の通り、谷を挟む２つの村を結ぶ橋からの景色はトゥーン湖を望み本当に綺麗な景色を見ることができます。

チューリッヒ

最後に紹介するのがスイス最大の都市、チューリッヒでのロケ地を紹介します。どの場面で登場したかというと、まずはオープニングで主人公とヒロインの二人が公園で歩いているシーンと最終話で登場したシーンです。こちらはチューリッヒの市街地にある「リンデンホフの丘（Lindenhof）」という場所です。

また近くにはミュンスター橋（Münsterbrücke）やお土産屋さんのシュヴァイツァーハイマートヴェルク（Schweizer Heimatwerk）など駅近くに宿泊していれば、ほんの1時間程度で歩いてすべてを見て回ることができるくらいです。

これ以外にもリ・ジョンヒョクとソダンの写真をユンセリが撮ってあげたスポットなどはユングフラウヨッホに行く途中のクライネ シャイデック近辺だったり、最終話のピアノの発表会会場がインターラーケンにある五つ星ホテル、ビクトリア ユングフラウ グランドホテル＆スパだったりと、観光途中でも寄り道できるような場所にロケ地が多く散りばめられていました。

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