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【視察レポート】ウィズコロナ時代に行くモルディブ旅行の最新情報(出発前・出国編/2020年8月視察①)

トラベルコンサルタントの須沢です。2020年8月、7月より観光客の受け入れを再開したモルディブへ視察に行ってまいりました。

モルディブ旅行のご予約はされているものの、何度も延期になっているお客様や、これからモルディブ旅行を検討されているお客様から現地での状況がどのようになっているのかを知りたいというご要望があったこと、そして、これまでもティースタイルでは実際に現地に足を運び、最新情報をお客様にご案内することをモットーとしてきたこと、それらを踏まえ、弊社代表の意向を受けたこと、以上3点から今回仕入れ販売の責任者である私が会社を代表として視察をすることになりました。

8月も終わりに差し掛かる現時点で、まだ一般の旅行者が気軽に海外旅行へ行ける状況ではございません。
ただ日本政府の水際対策の緩和など、海外旅行に再び行けるようになった時に、少しでもお客様に状況を理解いただくための手助けになる情報かと思いますので、今回より「出発前・出国編」、「機内・トランジット編」、「リゾート・帰国編」と計3回に分けてご案内させていただきます。また、モルディブ視察に至った経緯や出国時の状況など、インタビュー動画でも説明していますので、以下の「動画」よりご覧ください。

本当に人のいない空港の様子から現地リゾートの現在の状況まで詳しくレポートさせていただきます。

成田空港内にあるすべての椅子はソーシャルディスタンスが保たれています

成田空港内にあるすべての椅子はソーシャルディスタンスが保たれています

ゲートまでの道のりも静寂に包まれていました

ゲートまでの道のりも静寂に包まれていました

今回、私は中東のドバイを経由するエミレーツ航空にて成田空港からモルディブのマーレまで向かいました。
その場合は大きく次の4つの準備が必要です。

現在エミレーツ航空では、ドバイに行く方、ドバイでトランジットする方、飛行機に乗るすべての方に対して、出発の96時間以内のPCR検査の陰性証明書(英文)の提示、携行が必須となっております。

現在日本ではさまざまな病院、クリニックにて、保険適用外の自主診療にてPCR検査およびその陰性証明書の発行を実施しております(費用は4万円前後)。検査翌日、翌々日など病院によって検査結果が出る日などが違いますので相談しながら計画的に検査を受け、陰性証明書を受け取る必要があります。そのため私は出発の4日前にPCR検査を受け、3日前に英語の陰性証明書を受け取りました。

通常はモルディブ旅行の際には必要ないものですが、現在は航空機へのチェックイン手続きやモルディブ入国の際に、宿泊リゾート(ホテル)の予約確認書の提示が必要になっております。こちらも事前に準備をしました。ティースタイルでお申し込みの場合は、予約確認書を発行してお客様にお渡しいたします。

現在モルディブでは観光客の受け入れを再開しておりますが、入国の24時間以内に「Health Declaration Form」 という健康調査票をWEB上で申請する必要があります。申請後にQRコードが表示されますので、それを保存しておく必要があります。

今回私は乗り継ぎ時間が長かったため、ドバイでのトランジット中にこちらを申請しましたが、モルディブ入国まで24時間を切ったタイミングであればいつでも申請できますので、事前に申請、並びにQRコードの保存をしておくようにお願いいたします。現地時間での24時間以内ですので時差があることだけご注意ください。

最後に、万が一現地で新型コロナに感染した場合のために、海外旅行保険に加入する必要がございます。出発する前に加入手続きをしておきましょう。

今回、私が出発したのは成田空港第2ターミナルからでした。夜の22:30出発の飛行機だったのですが、空港の様子やチェックインの様子を見るために少し早めに空港に到着いたしました。

まず第2ターミナルのテナントですが、4階にあるショップやレストランはオープンしているお店が数軒、そしてそのほとんどが夕方には閉店してしまうので、夕方以降オープンしているのはセブンイレブンのみでした。両替所につきましては軒数は減っているものの、オープンしているところがありました。

ほとんどのテナントが休業中

ほとんどのテナントが休業中

唯一オープンしているセブンイレブン

唯一オープンしているセブンイレブン

両替所は一部オープンしています

両替所は一部オープンしています

チェックインに際して、今回カウンターがオープンする前に係員より英文の陰性証明書を持っていない方は搭乗ができないというアナウンスがありました。フライト出発の3時間半前にカウンターがオープン。私は一番最初に並び、用意していた書類をすべて提示しました。通常では一人あたり3~5分程度でチェックイン手続きが完了しますが、今回は20~25分程度かかりました。各スタッフがお客様の渡航先に合わせて必要な書類や、条件を随時確認しているためで、非常にたいへんな作業だということが目に見えました。

カウンターには飛沫防止のため、透明のビニールが設置されており、スタッフはマスク、手袋を着用しておりました。このように一人あたりのチェックインにかかる時間が通常以上にかかるため、いつもよりもかなり早めに空港に到着することをおすすめします。

チェックインカウンターの様子

チェックインカウンターの様子

チェックインカウンターには透明ビニールがかかっていました

チェックインカウンターには透明ビニールがかかっていました

PCR陰性証明書がないと搭乗できないことが英語でも記載されていました

PCR陰性証明書がないと搭乗できないことが英語でも記載されていました

この部分につきましては写真撮影が禁止されているため文章のみでお伝えすることにします。

通常出国審査場への入口は北側、南側の2か所あるのですが、今回は南側のみオープンしておりました。保安検査場ではスタッフはマスク、手袋に加えてフェイスガードをして接触を防いでいました。おそらくここではお客様の荷物などに触れるタイミングなので、特に厳しく警戒していたのだと思います。

出国審査場では通常日本国籍パスポートを持っている方ですと、自動化ゲートにてパスポートを読み取り、タッチパネルに沿って出国審査をする形が主流になってきていますが、現在はタッチパネルなどでの接触を減らすために自動化ゲートは動いておらず、有人の出国審査カウンターにてパスポートを提示してスタンプを押してもらう方式でした。もちろん、こちらにもアクリル板がありましたが、開いているカウンターは1か所のみでした。

なお出国審査後の免税店や売店は一軒も営業していませんでした。そのため何か食べるものを買いたいときには出国前のセブンイレブンで、飲み物を買いたいときには出国後にある自動販売機で買うことになります。

ゲートの椅子もすべてソーシャルディスタンスが取れるように座ってはいけない席にステッカーが貼られていました。

免税店はすべて臨時休業中でした

免税店はすべて臨時休業中でした

座席は1席空きで座るようになっています

座席は1席空きで座るようになっています

搭乗時の様子

搭乗時の様子

須沢 悠

代表取締役 須沢 悠

ご覧いただきました通り、出国前のPCR検査や海外旅行保険の加入、そして予約確認書の手配など、普段海外旅行をしていた時よりもいろいろな必要書類の準備があり、時間がかかってしまいます。空港の様子などもこれまで成田空港に行ったことがある方だと嘘のように静まり返っています。

まだまだ観光として行くにはハードルが高いですが、来たる日に安心して皆様が渡航できるように、引き続き情報を更新してまいります。


代表取締役 須沢 悠のご紹介

冒頭でお伝えした通り、次回はエミレーツ航空の機内やドバイ国際空港でのトランジットの様子をお届けする「機内・トランジット編」をご紹介させていただきます。

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