【視察レポート】ヴュルツブルク・ローテンブルク・ニュルンベルク・バンベルクの観光スポットをご紹介(ドイツ/2024年10月視察②)

こんにちは! トラベルコンサルタントの姫野です。2024年10月26日から11月2日の計8日間、ドイツ観光局主催の研修旅行に参加させていただき、ドイツの東バイエルン地方とフランケン地方を巡ってきました! こちらのレポートでは、研修旅行中に訪れた街の、主な観光スポットのご紹介をまとめてお届けします。

今回は前編として、ヴュルツブルク、ローテンブルク、ニュルンベルク、バンベルクの4つの街をご紹介しますので、一緒に街歩きをしている気分で楽しんでいただければ幸いです! なお、次回の後編では、フォルヒハイム、レーゲンスブルク、パッサウの3つをご紹介しますので、お楽しみに!

【追記】後編のレポートも公開しました。最下部のリンクよりぜひご覧ください。

街を歩くだけでも楽しい(ニュルンベルク)

街を歩くだけでも楽しい(ニュルンベルク)

今回の行程では、羽田空港からルフトハンザ航空を利用してフランクフルトに入り、まずはじめに「ヴュルツブルク(Würzburg)」に向かいました。ヴュルツブルクは、バイエルン州に位置する都市で、フランクフルト空港からICE(高速列車)で約1時間、車で約1時間30分、ミュンヘンからはICEで約2時間半、車で約3時間のところにあります。

ドイツで最も古い音楽大学があったり、学生が多い街でもあるそうで、カーニバルなどのイベントも盛んに行われています。また、ロマンティック街道の北の起点となる街としても知られています。

まずは、マイン川に架かる「アルテマイン橋」に向かいましょう。橋の上からは、丘の上に建つマリエンベルク要塞や、ドイツでいちばん大きいと言われているブドウ畑を望むことができます。

橋の近くには、グラス1杯から購入できるワインバーもあり、夕方以降、ここで1杯買って、橋の上で飲むのが今、地元の人達の流行となっているそうです。購入金額が少ないと、現金払いのみとなることも多いので、現金をご用意ください。街灯が灯る下で、親しい人とおしゃべりやお酒を楽しむなんて、素敵ですね♪

市庁舎を過ぎて左手の道に行くとアルテマイン橋です

市庁舎を過ぎて左手の道に行くとアルテマイン橋です

丘のてっぺんに見えるのがマリエンベルク要塞

丘のてっぺんに見えるのがマリエンベルク要塞

ワインバー(こちらではクレジットカードは10ユーロから利用可能でした)

ワインバー(こちらではクレジットカードは10ユーロから利用可能でした)

続いて、「マルクト広場」です。ドイツといえばクリスマスマーケット! マルクト広場では、クリスマスマーケットも開かれます。少し早いタイミングだったのが残念でしたが、少しだけクリスマス気分を感じられるお店もありました♪ 広場にある黄色い建物は、インフォメーション。日本語ガイドブックももらえますので、最初に立ち寄って、ガイドブック片手に街歩きするのもいいですね。

クリスマスの雰囲気を感じられて楽しくなります♪

クリスマスの雰囲気を感じられて楽しくなります♪

左側黄色い建物がインフォメーションです

左側黄色い建物がインフォメーションです

日本語のガイドブック

日本語のガイドブック

次は、ユネスコ世界遺産にも登録されている「ヴュルツブルク宮殿」へ向かいます。大司教の居城として建てられたバロック様式の壮大な宮殿は、1720年から建設がはじまり、外観に20年、内装に40年かかって完成しました。

戦火でも焼けなかった天井のフレスコ画には、アメリカ大陸、アジア大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸が描かれており、当時の想像で描かれた各地の動物は、くすっと笑ってしまう姿をしていたりします(オーストラリア大陸は、当時まだ知られていなかったので描かれていません)。

ヴュルツブルク宮殿

ヴュルツブルク宮殿

ジョヴァンニ バッティスタ ティエポロによる、世界最大とされる天井のフレスコ画

ジョヴァンニ バッティスタ ティエポロによる、世界最大とされる天井のフレスコ画

第2次世界大戦当時の空撮写真

第2次世界大戦当時の空撮写真

入口でチケットを購入して入場することができますが、手荷物はすべて預けなくてはいけないので、なるべく身軽な格好でお出かけください。

手荷物用のロッカー

手荷物用のロッカー

入口の裏側、庭園側からみた宮殿

入口の裏側、庭園側からみた宮殿

ヴュルツブルクでは、丘の上からの眺望が抜群の、ブドウ畑の中に建つ古城ホテル「シュロスホテル シュタインブルク Schlosshotel Steinburg」にも視察にまいりました。そちらのレポートも、公開中ですので、最下部のリンクよりぜひご覧ください!

ヴュルツブルクから南に60kmほど、ローテン=赤、ブルク=宮殿で、“赤い宮殿”という意味をもつ「ローテンブルク(Rothenburg ob der Tauber)」は、愛媛県内子町の姉妹都市です。ロマンティック街道のハイライトとして、たいへん人気がある都市ですので、ご存じの方も多いかと思います。

絵本の中に入ったような、かわいらしい街並みを楽しむには、街歩きだけでなく、旧市街をぐるっと取り囲む城壁に登って、街を上から眺めてみましょう!

階段を上って城壁の内部へ。細い通路があり歩けるようになっています

階段を上って城壁の内部へ。細い通路があり歩けるようになっています

再建のために市に寄付をした方の名前と居住地が城壁に刻まれています

再建のために市に寄付をした方の名前と居住地が城壁に刻まれています

私たちが宿泊させていただいた「ホテル アイゼンフット Hotel Eisenhut」も、ローテンブルクの中ではとても歴史のあるホテルで、約200年前にオープン。今上天皇も宿泊されたことがあり、ホテルの前の道は巡礼の道となっています(ちなみにスペインまで歩いて約100日かかるそう!)。

ホテル アイゼンフット

ホテル アイゼンフット

ルームキーも趣たっぷり!

ルームキーも趣たっぷり!

ホテル アイゼンフット 紹介ページ

ホテル アイゼンフットの隣には、クリスマスツリーのオーナメントを取り扱うお店「ケーテ ウォルファルト」の、クリスマス博物館が併設された店舗があります(徒歩5分ほどの距離に本店もあります)。私は、お店のディスプレイを見ただけで、頭の中でクリスマスソングが鳴り止まなくなってしまいましたが、中に入ると、さらにキラキラの世界がお出迎え…!

ケーテ ウォルファルトの店舗

ケーテ ウォルファルトの店舗

キラキラのイルミネーションが施された店内

キラキラのイルミネーションが施された店内

たくさんのオーナメントであふれています

たくさんのオーナメントであふれています

スノーマンのオーナメント

スノーマンのオーナメント

1歩店内に入れば、子どもも大人もウキウキと心が躍る空間には、「季節や宗教関係なく、ドイツの文化のひとつとしてクリスマスを楽しんでもらいたい」というケーテ ウォルファルトの想いが詰まっています。

通常、元旦とイースターの金曜日以外は営業していますので、ひとつの観光スポットとして訪れてみてはいかがでしょうか。日本語対応のスタッフさんも1名常駐しています(2024年10月時点)。

博物館には最古(?)の飾りも展示されています

博物館には最古(?)の飾りも展示されています

ビーズが使われたオーナメントもとてもおしゃれ!(博物館)

ビーズが使われたオーナメントもとてもおしゃれ!(博物館)

来館者がメッセージを書いてつるすことができるツリー(博物館)

来館者がメッセージを書いてつるすことができるツリー(博物館)

ローテンブルクの次は、バイエルン州のミュンヘンにつづく第2の都市「ニュルンベルク(Nürnberg)」へ。ニュルンベルク中央駅までは、ミュンヘンからICEで約1時間、フランクフルトから約2時間と主要都市からのアクセスもしやすく、ドイツ最大規模のクリスマスマーケットが開かれることでも知られています。

中央駅周辺に行ったらぜひ立ち寄ってみてほしいのが、ツーリストインフォメーションの近くにある、小さな飲食店やショップが並ぶエリア。テラス席でお酒や軽食を楽しむことができるお店が多く、夕食時前でもにぎやかな雰囲気でした!

小腹を満たせるソーセージ店などもありました

小腹を満たせるソーセージ店などもありました

雰囲気◎なテラス席

雰囲気◎なテラス席

中央駅から真っすぐ北へ向かって大通りを歩いていると見えてくるのが、ライトグリーンの屋根の「聖ローレンツ教会」です。

奥に見えるのが聖ローレンツ教会。左手前の建物にもいろいろな飲食店などが入っています

奥に見えるのが聖ローレンツ教会。左手前の建物にもいろいろな飲食店などが入っています

聖ローレンツ教会は街のシンボル的存在

聖ローレンツ教会は街のシンボル的存在

そして、マルクト広場でひときわ存在感を放っているのは「フラウエン教会」です。また、広場には、塔を囲む鉄柵の1か所にはめられた鉄の輪っかを触ると幸せになるという言い伝えがある「美しの泉」もあります。

マルクト広場とフラウエン教会(左)

マルクト広場とフラウエン教会(左)

毎日正午になると動く仕掛け時計が飾られたフラウエン教会

毎日正午になると動く仕掛け時計が飾られたフラウエン教会

美しの泉

美しの泉

ニュルンベルクの次は、1993年に世界遺産に登録された都市「バンベルク(Bamberg)」を訪れました。バンベルクの名前は、元貴族の名前が由来。戦争の際に被害を受けたエリアが、街全体の5%ほどだったことから、今回訪れた街の中で、特に中世ヨーロッパ当時の雰囲気を体感できる場所でした。

バンベルクの街並み

バンベルクの街並み

川のほとりに建つ家々

川のほとりに建つ家々

昔、川を境に市民の街と司教の街に分けられていた頃、川はどちらの所有物ではないということで、橋の中心に建てられたのが「旧市庁舎」です。

旧市庁舎

旧市庁舎

橋の上から旧市庁舎を見た様子

橋の上から旧市庁舎を見た様子

壁一面にはカラフルなフレスコ画が描かれています

壁一面にはカラフルなフレスコ画が描かれています

続いて、バンベルクの名前が付いた元になった貴族が住んでいた、お城の跡地に建てられた「バンベルク大聖堂」です。荘厳という言葉がぴったりの大聖堂は、特に彫刻の美しさで知られています。

内部には、中世ヨーロッパの彫刻芸術の傑作が数多くあり、中世ヨーロッパで初めて馬に乗った人物像として作られたとされる『バンベルク騎士像』や、最後の審判を描いた『慈悲の門』が有名で、非常に細かく彫られた彫刻は、目を見張るものがあります。

バンベルク大聖堂

バンベルク大聖堂

左側には天国にいく人々が、右側には地獄に落とされる人々が表現された『慈悲の門』

左側には天国にいく人々が、右側には地獄に落とされる人々が表現された『慈悲の門』

大聖堂の横には、「新宮殿」と「ローズガーデン」があり、ローズガーデンからは、バンベルクの街並みを見下ろすこともできます。

新宮殿は現在は博物館として公開されています

新宮殿は現在は博物館として公開されています

ローズガーデンは6月頃が見頃

ローズガーデンは6月頃が見頃

褐色の屋根が続くバンベルクの街並み

褐色の屋根が続くバンベルクの街並み

そして、バンベルクといえば燻製ビール、ラオホビアが有名です。老舗のヘラー醸造所直営のレストラン「シュレンケルラ(Schlenkerla)」でランチをいただきました! 真っ黒なビール(ラオホビア)をひと口飲むと、濃厚でスモーキーな香りが広がります。ラオホビアのお供にはやっぱりドイツ料理、シュバイネハクセ(豚のすね肉料理)を! こちらのお店では、1本から瓶ビールを購入できるので、お土産にもおすすめです!

レストラン「シュレンケルラ」

レストラン「シュレンケルラ」

1度飲むとやみつきになるかも?

1度飲むとやみつきになるかも?

ドイツ料理、シュバイネハクセ

ドイツ料理、シュバイネハクセ

黄色いラベルが印象的なラオホビア

黄色いラベルが印象的なラオホビア

姫野 夕佳

トラベルコンサルタント 姫野 夕佳

ヴェルツブルク、ローテンブルク、ニュルンベルク、バンベルクのご紹介はいかがだったでしょうか。今回は、主要観光スポットをご紹介しましたが、気の向くままふと曲がったところにかわいいお店を見つけたり、歩く時間帯によっても同じ道がまた違う風景に見えたり、自分の足で歩いてこそのお気に入りスポットにもたくさん出会えるはずです。

オーダーメイドプランだからこそ立ち寄ることのできる場所のホテルや観光のご提案を! ドイツ旅行のご計画は、ティースタイルにお任せください♪


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