ボツワナ視察ブログ
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ボツワナおすすめサファリ情報&知らないと損する観光情報

1966年に独立したアフリカ南部の内陸国、ボツワナ。ダイヤモンドの産出国として経済的に恵まれ、南部アフリカのなかでは最も豊かな国として知られています。南西部はカラハリ砂漠、中央部から北部はサバンナ地帯となっています。ビクトリアフォールズから陸路でアクセスできるチョベ国立公園や、世界最大の内陸性デルタ、オカバンゴデルタは水陸両方のサファリが楽しめると人気です。

ボツワナを旅行する上で役立つ情報を、実際に現地を視察したスタッフの情報を基にご紹介いたします。ぜひご旅行の計画に参考にしてみてください。

ティースタイルのホームページでは、今までボツワナをご旅行されたお客様からいただいた旅のリアルな感想・クチコミを「お客様の声」として公開しています。お客様ごとに異なる旅のスケジュールもご紹介しているので、これから旅をご計画のみなさまにもきっと役に立つと思います。

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トラベルコンサルタントが実際に現地を訪れる視察も数多く実施しています。こちらも「ホテルレポート」や「視察レポート」としてホームページに掲載していますので、参考にしてみてください。

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アフリカは、広大な土地にさまざまな動物が生息する野生動物の宝庫です。そのため、迫力のある絶景とダイナミックな野生動物を観察できるサファリを目的とした旅行が存分に楽しめます。ボツワナも例外ではなく、豪華ロッジに滞在しながら野生動物を探索するゲームドライブが大人気です!

アフリカでゲームドライブをするとき“ビッグ5”という言葉をよく耳にします。ビッグ5とは、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローを指します。アフリカに生息する人気動物のことで、かつては狩猟するのに最も危険な動物とされていました。このビック5を求めてゲームドライブを楽しむのがアフリカの旅の醍醐味のひとつです。

今回はボツワナに行くなら外せない、サファリに人気の国立公園をご紹介します。

チョベ国立公園はボツワナで3番目に大きな動物保護区。さまざまな野生動物が生息しており、本格的なサファリがいつでも楽しめます。通常のサファリドライブだけでなく、水を求めてやってくる野生動物や鳥類などが観察できるチョベ川のボートサファリがおすすめ。チョベ国立公園は、陸上と水上の両方からサファリ体験ができるのです。またゾウの楽園としても知られ、約12万頭も生息していると言われています。間近で見るゾウ(アフリカゾウ)の群れは大迫力です。ビクトリアフォールズから日帰りでサファリを楽しむこともできます。

<時期>ボツワナ 北東部
<おすすめの時期>5~11月
<見られる動物>ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファロー、キリン、シマウマ、カバ、まれにチーターなど 
<周辺のホテル・ロッジ>
クレスタ モアナ サファリ リゾート&スパ

チョベ国立公園 詳細ページへ

世界遺産のオカバンゴデルタは、南部アフリカを代表するサファリスポット。アンゴラ高原に降る雨が、平坦な土地にゆっくり流れてカラハリ砂漠に注ぎこみ、世界最大の内陸性デルタ(三角形の湿原)を形成しました。降った雨は約半年かけて移動していくので、乾季の時期に最大になり、水鳥や野生の動物が水を求め集まってきます。ウォーキングサファリ、小型船やモコロ(小さい丸木舟)サファリ、小型飛行機・ヘリコプターでのサファリなど、いろいろなサファリスタイルを楽しめるのも魅力。
※モコロサファリに関しましては、水量によってはできない場合もございます。

<場所>ボツワナ北西部
<おすすめの時期>4~8月
<見られる動物>ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファロー、リカオン、カバ、シマウマなど
<周辺のホテル・ロッジ>
アンドビヨンド サラナ オカバンゴ デルタ キャンプ
アンドビヨンド サンディベ オカバンゴ サファリ ロッジ

野生動物の楽園と言われ、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローのビッグ5をはじめ、さまざまな野生動物が見られます。陸地が多い部分となりますので、オープンカーを使ってのゲームサファリができます。

<場所>オカバンゴデルタの東一帯のエリア
<見られる動物>ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファロー、リカオン、カバ、シマウマなど
<周辺のホテル・ロッジ>
サンクチュアリ チーフズ キャンプ

オカバンゴデルタ 詳細ページへ

ブラウンハイエナなど珍しい動物も期待できます。寒暖が激しい地域なので、春(9~10月)または秋(4~5月)が旅行しやすい時期です。ありのままの自然を残すための観光客向けの施設は整備されていないために宿泊施設もないため、キャンプでの宿泊になることが多いです。

<場所>ボツワナ中央部
<おすすめの時期>9~10月、4~5月
<見られる動物>
スプリングボック、ゲムスボック、カラハリ・ライオン、チーター

モコロディ自然保護区は、ハボロネ近郊に位置する自然保護区。首都から南西に10kmで車で約15分というアクセスが良好な位置にありながらも、本格的なサファリを楽しめます。日中はもちろんのこと、夜間のゲームドライブも可能。保護区内を自分で運転して周ることができることも特徴です。

<場所>ボツワナ中央部
<おすすめの時期>5~9月
<見られる動物>
サイ、キリン、シマウマ、インパラ、クーズー、チーター、ヒョウ

ボツワナの魅力は、サファリだけではありません。サファリ以外の魅力をご紹介いたします。

世界最大級の塩湖。乾季の時期は水が干上がり、360度、地平線が続きますので、広大な空間を独り占めしましょう。宿泊ツアーも催行しており、夜にはキャンプをして、満点の星空をお楽しみいただけます。12~4月には、ヌーの大群などの動物やフラミンゴをはじめとした鳥を観察できる年もあります。

ボツワナ北西部に位置しており、カラハリ砂漠の10㎢の中に4,500以上もの岩絵があります。その岩絵の多さから「砂漠のルーブル」と呼ばれ、ボツワナで初めての世界遺産登録された場所です。アフリカの先住民族サン族に描かれたもので、彼らの世界観や美術様式を垣間見ることができます。

ボツワナのおよそ70%を占めるカラハリ砂漠に住んでいる、狩猟民族のサン族。ハンチという、昔からサン族が住んでいた場所では、サン族の文化を知るためのアクティビティに参加することもできます。クリック音という舌や口をはじいて出す独特な言語など、独自の文化に触れてみましょう。

マカディカディパンに位置する島で、自生するバオバブの木々とゴツゴツとした岩が織りなす絶景が神秘的と人気です。星空鑑賞はもちろんのこと、島の東側には塩湖が広がるため、美しい朝日が見られます。乾季となる6〜9月がシーズンとなるため、訪れる時期に気をつけましょう。

ボツワナ中東部に位置するセロウェにある、サイの保護を目的とした施設。4頭の黒サイと30頭の白サイがおり、サイを見られるほか、約 8,585 ヘクタールを超える広大な敷地には30種類以上の動物と230種類を超える鳥類が生息しています。サファリが可能なことはもちろんのこと、キャンプ宿泊が可能です。

※画像はイメージです。

※画像はイメージです。

カラカル バイオダイバーシティセンターは、カサネに位置する動物保護センター。ミーアキャット、カメ、アナグマといった小動物を中心に保護しており、近い距離で動物たちと触れ合うことができます。大人から子供まで楽しむことができ、1時間程度であれば周れる小規模の施設です。

ボツワナには魅力的なホテルがたくさんありますが、ティースタイルでは、実際に視察したうえでホテルをご紹介しています。こちらでご紹介するラグジュアリーロッジをはじめ、お客様のご予算に合わせて、ホテルはプランニングいたしますので、お気軽にご相談ください。

ボツワナ ホテル一覧 アフリカ・サファリのラグジュアリーロッジとは?

国立公園が点在しており、サファリが存分に楽しめるボツワナ。こちらでは、ボツワナ旅行のモデルプランをご紹介いたします。もちろん、こちらのプランのままお手配も可能ですし、こちらのプランをベースにアレンジしたい、というご要望も承ることができます。ご予算に合わせて、プランニングいたしますので、お気軽にご相談ください。

ご予算の目安:エコノミークラス利用 おひとり様 約750,000円~(2名1室利用の場合)

日程 内容 滞在地 / ホテル
1日目 機中泊
2日目 オカバンゴデルタ泊
3日目 オカバンゴデルタ泊
4日目 チョベ国立公園泊
5日目 チョベ国立公園泊
6日目 ヨハネスブルグ泊
7日目 機中泊
8日目

ご予算の目安:エコノミークラス利用 おひとり様 約900,000円~(2名1室利用の場合)

日程 内容 滞在地 / ホテル
1日目 機中泊
2日目 ケープタウン泊
3日目 ケープタウン泊
4日目 ビクトリアフォールズ泊
5日目 チョベ国立公園泊
6日目 オカバンゴデルタ泊
7日目 オカバンゴデルタ泊
8日目 ヨハネスブルグ泊
9日目 機中泊
10日目

飲めるとされています。しかしながら、日本と水質が異なることや、水不足の際に水質が悪くなることがあるため、ミネラルウォーターを購入いただき、飲まれることをおすすめいたします。

朝晩の寒暖差が激しいので、気温に合わせて脱ぎ着ができるようにウインドブレーカーからダウンジャケットまで細かく調節できるようにご用意いただくとよいと思います。虫除けや日焼け防止のために長ズボンも最適です。早朝にサファリカーで走っていると風が冷たいので、マフラーやネックウォーマーも重宝します。またサファリでは、厚手のブランケットを借りることもできます。

基本的にはホテルでの食事はフルボード(朝・昼・夕食付き)です。コースメニューのところと、バイキング(ビュッフェ)式のところがあり、もちろんホテルにより違いはあるため、一例をご紹介します。

朝食:英国式の朝食(オムレツやフルーツ、タロイモ、ケールの炒め物など)
昼食:ランチボックス(グリルチキン、ナッツ類、フルーツジュース)
夕食:コース料理(スープ、サラダ、メイン料理、デザート)メインは、肉料理であることが多いです。

また、旅行者にもおすすめのボツワナ名物は以下のとおりです。

セスワ:ビーフを煮込んで塩などで味付けしたもの
パパ:ボツワナの国民食で、トウモロコシの粉を練ったお餅のようなもの。

望遠カメラ&双眼鏡があれば、より楽しめます。また日焼け止め、サングラス、帽子は必須。ウェットティッシュ、トイレットぺーパー、サニタリーバッグなどがあると便利です。

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アフリカ旅行に関する、その他Q&Aはこちら

アフリカ サファリ旅行 Q&A

ボツワナ旅行をするにあたって必要な基本情報をご紹介いたします。

ボツワナは南半球にありますので、日本と季節が逆となり、夏が雨季、冬が乾季となります。具体的には、5月から9月頃までが乾季にあたり、観光に適しています。

チョベ国立公園は1年を通してサファリが楽しめますが、多くの水場が干上がり動物たちが一部の水たまりに集中する乾季がおすすめです。オカバンゴデルタも乾季のこの時期が良いと言われていますが、特に7月と8月がベストシーズンになります。乾季は昼夜の温度差が激しいので服装に注意しましょう。

日本からの直行便はありません。南アフリカのヨハネスブルグを経由するのが一般的です。首都のハボロネまで所要時間約1時間。

日本からの直行便はなく、2回乗り継ぎが必要となることが多いです。また、日本への帰りの飛行機の出発時間が、日本の到着日前日の夕刻となることが多いため、現地で余裕を持って過ごされるためには1週間以上の日程がおすすめしております。

南アフリカやジンバブエなど他国と周遊する際は、10日間以上の日程を確保されるとよいでしょう。

ボツワナの滞在のメインとなる、サファリエリアは治安良好とされています。ご旅行する上で、一人旅でも治安に関するご不安がないような行程を組ませていただいておりますので、ご安心ください。

アフリカへの渡航ということで、予防接種の有無が気がかりの方が多いかと思います。

ボツワナは、黄熱に感染する危険のある国を経由する場合に、黄熱予防接種証明書が要求されています(こちらの情報は、予告なく変更されることがあります)。渡航するルートによって必要の有無が異なりますので、複数国旅行する場合には必ずコンサルタントに予防接種が必要かどうかご確認ください。

以下の厚生労働省検疫所 FORTHが、詳細を記載されたHPとなります。

厚生労働省検疫所 FORTH

90日以内の観光目的の渡航でしたら、ビザは不要です。パスポートの残存期間が、入国時に滞在日数+6ヶ月必要となりますので、ご注意ください。

・正式名名称 ボツワナ共和国(Republic of Botswana)
・面積 約56.7万k㎡
・人口 約225万人(2018年)
・首都 ハボロネ
・言語 ツワナ語、英語
・宗教 伝統宗教、キリスト教など

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2024.09.7 updated