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ウェルネスがかなう場所「アマネム」(日本・三重/2021年3月宿泊)
皆様こんにちは。ティースタイルの小泉です。2021年3月中旬、アマン京都とアマネムに滞在しました。前回の記事でご紹介したアマン京都から車で3時間弱、三重県の英虞湾(あごわん)に面した「アマネム AMANEMU」へやってきました。
国内で2軒目となるアマン、アマネムは、2016年開業から丸5年が経った今、このコロナ渦においてもアマンを愛するお客様に支えられて活況です。ゲートをくぐってパビリオンに到着後、車を預けてレセプションへ移動。目の前に広がる英虞湾の雄大な景色に目を奪われながら、早速リゾートを案内してもらいました。
天然温泉のあるスイートとヴィラ
まずは「スイート」を見学です。
こちらもアマン京都同様、故ケリー・ヒル氏による伝統家屋を意識した外観、和とシンプルモダンなデザイン設計になっており、その美しさと使いやすさが居心地をとても良くしてくれます。
ゆったり広い99㎡のベッドルームとリビングエリアが一体となっており、各スイートに付いている浴槽は天然の温泉を貯めることができます。リビングのフローリング部分は床暖房になっており、寒い日でも暖かくお過ごしいただけます。玄関からつながるバスエリアは裸足でもひんやり感が気になりません。バスタブのお湯がいっぱいになるまで約30分、温度が約60℃前後のため丁度良い温度になるのが約2時間!かかるとのこと、スタッフに自分達の入りたい時間をお願いすると、お湯を張っておいてくれるところがなんとも気の利いたサービスです。
朝日が望めるテラスに出てみました。束の間、海外のビーチリゾートにきた気分。ウェルカムフルーツのみかんや、備え付けのクッキー、おせんべい、フリーのミニバーの充実ぶりは、アマンならでは(アルコールは有料です)。
また、分譲のヴィラはこちらになります。ふたつのベッドルームと、内風呂の他に露天風呂まであります。テラスでピクニックランチができる、定員6名のお部屋になります。
ここでひとつご提案を。
アマネム「室内限定」で、フォトシューティングはいかがですか? 広い庭を備えた「ツキヴィラ」と温泉、海を望むテラスで。他のお客様に配慮いただいて、パブリックスペースは朝7時まででしたら利用可能です(※状況によりパブリックスペースでの撮影をお断りする場合がございます)。
海外でのフォトウェディングが難しい今、ご自身で気軽に、アマネムでの楽しみ方をプラスしてはいかがでしょう。
ふたつの温泉で自律神経を整えましょう
フィットネスジムの向かいに、広大な敷地のサーマルスプリングがあります。水着を着て入る、年中オープンのまさに天然温泉プールです。通年、38度から42度に設定しています。真夏は、一方を40度、もう一方を25度に設定し、交互に入ることによってリラックス効果を高める副交感神経を刺激する仕組みになっています。現在は感染防止対策として、時間制限、人数制限の予約制としています。
デイベッドの他に、大きなカバナ(水着のままくつろげる屋根付きの休むスペース)が両サイドに分かれており、密集とは無縁です。ここでも、海外のリゾートホテルのプールを彷彿とさせ、束の間の海外旅行気分に浸れました。ウェルネスプログラムの一環として、滞在中の食事管理からトレーニング、水の中で行うアクアティックボディワーク(コロナ渦の現在はクローズ)など、パーソナルなメニューも取りそろえています。
絶品料理の数々
お待ちかねの夕食です。
検温、消毒の後、広いダイニングパビリオンに入ると、すでに何組かのゲストが食事をしていました。かなり距離を取った配置にされており、メニューはQRコードからスマホで確認します。徹底した感染対策を取っています。子連れファミリーは個室にいらっしゃいました。
ここアマネムの料理長は、大手一流ホテルのシェフを歴任されてきた後アマネム開業以来ずっと腕をふるっており、どれも美しく絶品で、そのたびに感激のため息が出ました。同じ食材を、最初に目で楽しんでもらい、後から別のお味で楽しんでもらう、2度楽しめる工夫がされています。
最初のメニュー「誘い(前菜)」は、優しく濃厚な味わいの茶碗蒸しから始まり、お造り、お鍋仕立てのお椀、そして圧巻の箱膳を欲張って、まだ終わりません。締めの炊き込みご飯もすごくおいしかったのですが完食ならず、おにぎりを作っていただきました。三重の地酒がまた豊富で、ソムリエに相談してお料理に合うお酒をいただきながら、これもまたたまりませんね。
最後の「夢のつづき」と題したデザートは別腹のため、またうなりながらすべていただきました。
お隣のバーラウンジはこちらです。午後2時から3時には、自由にいただける「ティータイムOYATSU」が用意されます(ウェルカムドリンクは現在中止しています)。
また、朝食も言うことなし。朝から充実した食事を堪能しました。おすすめはやはり和食メニューです。伊勢志摩の食材をここまで余すことなく最高のお味に仕上げて、至福の喜びを与えてくれるアマネムの日本料理。ぜひぜひ、これを味わうためにも訪れていただきたいです。
ここで朗報です! 宿泊ゲストだけでなく、ビジターゲストの方にもランチ、ディナーを提供することになったそうです。とおすすめしたい気持ちがありますが、状況等によって方針が変更になる可能性がございます。現在、外来のお食事はお断りしているとのこと、最新の情報につきましては弊社担当コンサルタントにおたずねくださいませ。
お料理はもちろん、こちらのスタッフは皆とてもきめ細かく対応してくれることにきっと居心地の良さを感じて安心できるはずです。中座したときには、運びかけたお料理をさりげなく持ち帰り、私が席に戻ったタイミングで熱々の一皿を運んできてくれました。
アクティビティが豊富です
スパエリアにあるヨガ、パーソナルトレーニング、サーマルスプリングの他にもアウトドアのアクティビティがたくさんあります(※GW期間中の5/11まではビジターゲストのご予約を承っておりません。今後もコロナの状況によりビジター予約を制限する可能性がございます)。
オーナー企業が同一である「ネムリゾート」は、アマネムの隣に位置し、アマネムのゲストにアクティビティ施設を提供しています。テニス、ゴルフ、グランピング、ビーチで日光浴。また、敷地内外のサイクリングも楽しめそうです。こちらも魅力ですね。
敷地内のアクティビティが豊富ですが、一歩外に出ると、伊勢神宮参りや、マリーナからボートに乗って英虞湾の真珠を求めて海女さん体験ツアーもとってもおもしろそうです。クルージングや釣りもできます。この地ならではの体験「アマネムジャーニー」が目移りするほどあります。ぜひ参考になさってみてくださいね。
ウェルネスがかなう場所 アマネム
いかがですか。開業以来、海外からのハイエンドなお客様も多いアマネム。羽田から90分という早さで、敷地内にあるヘリポートにチャーター機で乗り付け数日滞在された方もいらっしゃるとか。コロナ渦の今でも、アマネムの外国人スタッフは流ちょうな会話でおもてなしをしていました。
訪れた日の週末には満室とのこと。滞在中に見かけたお客様も、私たちと同年代、少し上の世代のご夫婦、赤ちゃん連れの家族、また若いカップルもいらっしゃいました。コロナで打撃を受けてはいるものの、海外のアマンが好きでよく訪れていた方や、せっかくなら上質な旅行を楽しみたい、という方々がアマネムを選んでこられているようです。
安全に、非日常のちょっとぜいたくなプライベート旅行をしたい。アマネムはその欲求にふさわしい、心も体もお腹も充分満たしてくれる、トータルでウェルネスがかなう場所です。長い自粛期間の合間に、時には潤いをもとめてアマネムへ出かけませんか?
アマンの宿泊予約については、アマン正規代理店のティースタイルにお任せください。
お問い合わせは下記のメール、あるいはフリーアクセスより受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:contact@teestyle.jp
フリーアクセス:0800-800-0702(無料通話がご利用いただけます)
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◆アマン京都での滞在レポートは、こちらからご覧ください。
静寂の森に包まれた「アマン京都」を歩く(日本・京都/2021年3月宿泊)◆現在、日本には東京、三重、京都と3軒のアマンがございます(2021年4月時点)。以下の記事では各ホテルについて簡単にご紹介しておりますので、よろしければあわせてご覧ください。
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