【視察レポート】野生のチンパンジーに会いに行く! チンパンジートレッキング(ウガンダ・キバレ国立公園/2024年5月視察④)

こんにちは! トラベルコンサルタントの藤原です。東アフリカのケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダを視察してまいりました。今回は、野生のチンパンジーが生息することでも有名なウガンダでの「チンパンジートレッキング」の様子を、お届けしてまいります。

皆さんはチンパンジーと聞くと、「動物園にもいるし、名前もよく耳にするからそんなに珍しい動物ではない」と思う方も多いのではないでしょうか? 私もその一人でした。でも、野生となるとやっぱり迫力が違いますし、なじみ深い動物だからこそ、野生の彼らを目にしたときの感動は想像以上に大きいものがあります! ぜひ皆様にも体験していただきたく、レポートさせていただきます。読み終えるころには、絶対に見たいという気持ちに変わっていれば幸いです♪

チンパンジートレッキングは、キバレ国立公園の中にある「ビジターセンター チンプス ウォーク(Visitors Center Chimps Walk)」というところで、トレッキング体験をしました。

チンパンジートレッキング

チンパンジートレッキング

まずは、出発前に服装チェックです。 以下のポイントを参考に、 荷造りを行ってみてください

1. 歩きやすい靴(防水や汚れに強いトレッキングシューズの方がおすすめです)
2. 長い靴下(現地の方からは、ボトムスのすそを覆うようにとアドバイスされます)
3. マスク(人間からのウィルス感染を防ぐためとか…現時点では必要です)
4. 雨具(こちらはもしものためです)
5. 厚手のボトムス(壮大なジャングルの中を歩くので、薄手の場合、木々などでケガをしやすくなります。今回私はすそをを絞れるタイプのものにして大正解でした)
6. トップス(ある程度肌を保護するような長袖で、暑ければ薄手のシャツなどをはおるのがおすすめです)
7. 虫よけ(衣類は、黒系は虫が寄り付きやすいので避けてください。原色などではなくアースカラーなどがおすすめです)

今回の私の服装です

今回の私の服装です

すそを絞ることができるボトムスがおすすめ

すそを絞ることができるボトムスがおすすめ

宿泊しているロッジからトレッキングセンターまで送ってもらい、その後、チンパンジーのいる場所へ車などで移動します(終了後もロッジまで送り届けてくれるかどうか、事前にしっかり確認しておきましょう)。

トレッキングセンターに到着したら、受付で事前に渡されているチケットを見せて名前を記入します。開始時間は、午前もしくは午後(おおよそ8時~、もしくは14時~)となります。受付が終わったら、ここからしばらくお手洗に行けなくなるので、トイレも済ませておきましょう。茂みの奥にあり、看板もあるので分かりやすいです。レセプションの向かいにあります。

朝靄のかかる中、ロッジを出発。サンライズも美しい!

朝靄のかかる中、ロッジを出発。サンライズも美しい!

トレッキングセンターに到着!

トレッキングセンターに到着!

トイレを済ませておきましょう

トイレを済ませておきましょう

8時スタートの場合は、8時になるとブリーフィングがスタートします。トレッキングセンターのリーダーであるボスコさんが、上記のような案内や注意事項について説明してくれました。

チンパンジーにはコミュニティがいくつかあって、参加グループごとにそれぞれのコミュニティを探しに行きます。こちらのセンターでは、おおよそ90%の確率でチンパンジーに出会えると言われています♪チーム分けはこの説明の時にしてもらえるので、そのチームで一緒にトレッキングをします。大体10名前後のチーム分けになります。

チンパンジーにはコミュニティがいくつかあって、参加グループごとにそれぞれのコミュニティを探しに行きます。こちらのセンターでは、おおよそ90%の確率でチンパンジーに出会えると言われています♪

チーム分けはこの説明の時にしてもらえるので、そのチームで一緒にトレッキングをします。大体10名前後のチーム分けになります。

チンパンジートレッキングに向けての注意事項が記載されています。

★注意事項★・病気の場合は参加できません(チンパンジーにうつる可能性があるため)・12歳以上のお子様からトレッキング可能です・ごみを捨てない・どうしてもお手洗いに行きたくなったときはトレッカーに伝えましょう・森の中ではできるだけ静かに・常にチンパンジーから8mは距離をとるようにしましょう・鳴き声をまねしないでください・チンパンジーの近くで何かを食べないようにしましょう(⇒生態系が崩れます)・チンパンジーを自ら追いかけないようにしましょう・フラッシュをたいての写真撮影はお控えください

★注意事項★
・病気の場合は参加できません(チンパンジーにうつる可能性があるため)
・12歳以上のお子様からトレッキング可能です
・ごみを捨てない
・どうしてもお手洗いに行きたくなったときはトレッカーに伝えましょう
・森の中ではできるだけ静かに
・常にチンパンジーから8mは距離をとるようにしましょう
・鳴き声をまねしないでください
・チンパンジーの近くで何かを食べないようにしましょう(⇒生態系が崩れます)
・チンパンジーを自ら追いかけないようにしましょう
・フラッシュをたいての写真撮影はお控えください

チンパンジーを見つけてから、約1時間でトレッキングは終了となりますが、見つかるまで歩き続ける場合もあるので、しっかり体力を温存しておいてくださいね!

ブリーフィングを受けたら、いざトレッキングスタートです! ひとつのチームに何人かのトレッカーさんがついてくれます。今回私たちのチームは、センターの裏道から歩いてトレッキングが始まりました。チームによっては、車で移動をすることもあります。

トレッカーさん達と♪

トレッカーさん達と♪

今回のボスは、先ほど説明をしてくれたボスコさんでした。1993年からこのセンターにいる大ベテランです!

今回のボスは、先ほど説明をしてくれたボスコさんでした。1993年からこのセンターにいる大ベテランです!

まるで、ジュラシックパークや映画の世界‼ 壮大な木々やぬかるみの中をずんずんと歩き、チンパンジーファミリーに会いに行きます。チンパンジーの鳴き声はまるで鳥のようで、最初はチンパンジーの鳴き声とはわかりませんでした。鳴き声を聞き分け、他のガイドとも連携を取りながら、チンパンジーのいる場所へと歩き続けます。

緑の木々の間を進みます

緑の木々の間を進みます

足元に気を付けましょう!

足元に気を付けましょう!

歩くこと、おおよそ1時間半ほどで、最初のチンパンジーに会えました! 見つけた時点で、マスクの着用を伝えられます。そして、チンパンジーとの距離感は、ガイドさんがアドバイスをしてくれます。

最初のチンパンジーに出会えました♪

最初のチンパンジーに出会えました♪

器用に木々を伝って移動をします

器用に木々を伝って移動をします

動物園で見るチンパンジーとは違い、やはり迫力があります!!!

こちらが距離を保っていても、急に鳴き始めて近づいてくることもあるので、その場で待機しましょう。こちらが仕掛けない限り、攻撃をしてくることはめったにありません。

ファミリーの中でも、おばあちゃんのチンパンジーさん。まるで人間のようです

ファミリーの中でも、おばあちゃんのチンパンジーさん。まるで人間のようです

赤ちゃんチンパンジーも見られました♪

赤ちゃんチンパンジーも見られました♪

1時間くらいしたらガイドさんが知らせてくれるので、その合図を聞いて、元の場所へと戻っていきます。今回私たちは1時間半歩いたので、センターまでは来たの道を歩くのではなく、一番近くの車が来られる場所まで歩いて戻りました。トレッキング終了後は、修了証書をいただけます。日付と自分の名前を入れてもらえます。

修了証書をいただきました!

修了証書をいただきました!

センターのすぐ横にはカフェがあるので、終了後はコーヒーでもいかがですか♪

センターのすぐ横にはカフェがあるので、終了後はコーヒーでもいかがですか♪

藤原 彩

トラベルコンサルタント 藤原 彩

今回のチンパンジートレッキングは、想像を超えるエキサイティングな体験となり大満足でした! ウガンダでは野生のチンパンジーのほか、野生のゴリラが生息していることでも有名です。次のレポートでは、ゴリラトレッキングの様子をお届けしますので、お楽しみに!

ティースタイルでは環境保護や動物保護と向き合う時間になる旅行もご提案させていただきます。ご旅行慣れされている方も、ご満足いただけること間違いなしです。野生のチンパンジーに出会いたい方、ユニークなご旅行をご希望の方は、ぜひティースタイルにお問い合わせくださいませ。


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※上記内容は2024年5月時点のものとなります。内容は変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。