

Tarangire REPORTタランギレ 視察ブログ
【視察レポート】バオバブの木とたくさんの動物に出会えるタランギレ国立公園でサファリ体験(タンザニア・タランギレ/2024年10月視察②)
2024年10月に、タンザニア視察を行いました須沢です。アルーシャを出発してまず向かった先は、タランギレ国立公園です。こちらレポートでは、タランギレ国立公園でのサファリの様子や、サファリ後に宿泊した国立公園内のテント型ロッジをご紹介します。

タランギレ国立公園でのサファリ(車窓から見たゾウ)
アルーシャからタンザニア国立公園までは、舗装された道路で約2時間程度、途中で1度、トイレ休憩をはさみながら向かいました。国立公園近くになるまでは、道路も舗装されているため、それほどストレスを感じることなく移動できます。
最初のゲートをくぐって少し走ると、入場料を支払うための施設があります。

最初のタランギレ国立公園に入るゲート

入園料支払う施設
◆サファリ(ゲームドライブ)スタート!
タランギレ国立公園の印象は、個人的には「バオバブの木がたくさんある」「思っていたよりもたくさん動物がいてびっくり」、このふたつです。
*壮観! たくさんのバオバブの木
バオバブの木と言えば、マダガスカルにあるバオバブ街道をどうしてもイメージする方が多いですが、マダガスカルだけでなく、アフリカでは、バオバブの木が植生しているエリアは他にもあります。
ここタランギレ国立公園は、公園内に無数のバオバブの木があり、最初は、動物だけでなくバオバブの木を見ることもすごく新鮮に感じ、その大きさに圧倒されました。バオバブの木ですが、その大きさから、木の中に多くの水分を蓄えることができるため、逆にその水分を得るために、ゾウに木を削られ、中にある水分を奪われてしまっているバオバブの木もたくさんありました。

フォルムが美しいバオバブの木

ゾウに幹を削り取られたバオバブの木
*意外! たくさんの動物たち
ふたつめに感じたこと、思ったよりも動物が多い、という印象ですが、正直タンザニアは、ンゴロンゴロ自然保護区、そしてセレンゲティ国立公園のイメージが強く、動物の数も、圧倒的にこのふたつに集まっているだろうという先入観が強く、タランギレ国立公園で、これほどまでの動物に出会えるとは思っていませんでした。

バッファローの大群

イボイノシシの家族
ゾウやキリン、シマウマはもちろん、少しい遠目にはなりましたが、初日からライオンの姿を見ることもできました。初めてのサファリという方であれば、たくさん感動すること間違いなし。

いつでも急に現れるキリン

ライオンのいるところには車も集まる

木陰にいるライオン
*公園内でのランチ
ランチは、公園内にあるピクニックサイトのようなところで食べます。タンザニアの各国立公園には、どこでも同じようにテーブルと椅子があるエリアがあるため、ほとんどの車は、ここでランチタイムとなります。
今回は、ボックスランチではなくホットミールだったため、毎回おいしくいただきました。写真を見ての通り、毎回ごはんを主食にし、野菜や肉、ポテトなど、日本人の口にも合う食事をいただけました。

テーブルと椅子があるエリア

ごはんが主食のホットミール
ここでひとつ、おもしろかったものがこちらの写真です。

移動販売車が出ていて、冷たい水やジュース、ビール、お菓子などを販売していました。その場でコーヒー淹れていたりと、購入している観光客の方も多かったです。
◆テント型ロッジ「セリアン タランギレ キャンプ」
サファリのあと、今回は国立公園内のテント型ロッジに宿泊させていただきました。今回の視察旅行でお世話になったゴシェニ サファリ(Gosheni Safari)という会社が自身で持っているロッジグループがアカシア コレクション(Acacia collection)です。タンザニア国内に6つの宿泊施設を持っており、その中のひとつが、タランギレ国立公園内ある「セリアン タランギレ キャンプ Serian Tarangire Camp」でした。

到着後はおしぼりのサービスが!

荷物はすべて部屋に運んでいただけます
*施設&お部屋について
施設内中央に、レストランのテントやレセプションテントが、その左右に、合計13部屋のテント型のお部屋が並びます。なおこちらのお部屋ではWi-Fiはつながらず、レセプションエリア付近のみつながりました。
お部屋は写真をご覧いただく通り、ベッドにソファ、シャワー、洗面台と、まったく不自由することのない設備が整っております。ただ、基本サファリをメインにする旅行の時には、だいたい夕方にロッジに到着、シャワーを浴びて、夕食を食べて、真っ暗という毎日なので、特にお部屋でゆっくりする時間などはありませんでした。

お部屋はデスクにベッド。基本寝るだけでした

使う時間はなかったですが、広々としたバスタブも
*レストランテントにて夕食
夕食は、中央のレストランテントにて。基本毎日バイキング形式で、昼食同様、肉や野菜、そしてスープなどをいただきました。フルーツも毎食用意されており、特にスイカは、とても甘くおいしかったです。
食後は、メインテント前に焚火があったので、火を囲みながらお酒を飲みつつ、ツアーメイトと話す、という時間を過ごしました。日本にいると、当たり前ですがこういった時間はなく、ただただスマホを触って過ごすだけかと思いますが、アフリカの大自然の中で、こういった経験も、旅の醍醐味のひとつだなと感じました。

ビュッフェ形式の夕食です。

火を囲んで語らう贅沢な時間

代表取締役 須沢 悠
こう言うのもおかしいですが、まったく期待していなかったタランギレ国立公園。バオバブの木もたくさんあるし、動物もたくさんいるし、タンザニアサファリ旅行のスタートしては、最高の場所ではないかとも思えた場所でした。
タンザニア1か国で、いくつかのエリアを周遊したい方であれば、ンゴロンゴロとセレンゲティに、ここタランギレ国立公園をプラスするのがベストかと思います。
アフリカ サファリ旅行をご検討の皆様、タンザニア国内周遊もおすすめですよ。ぜひティースタイルまでお問い合わせください。
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