Interlaken REPORTインターラーケン 視察ブログ
【現地レポート】インターラケンからスイス3名峰を一望するシルトホルン展望台へ(スイス/2020年9月体験⑥)
コンサルタントの須沢です。私はヨーロッパで新型コロナが再拡大する少し前の2020年9月にスイスを訪れました。
スイスのインターラーケン滞在中にヨーロッパ最高峰のユングフラウをはじめ、メンヒ、アイガーの山々を綺麗に望める展望台「シルトホルン(Schilthorn)」に行ってきましたので、その様子をレポートいたします。
ユングフラウを眺める展望台としてはユングフラウヨッホが最も有名ですが、パノラマの絶景が楽しめることで有名なシルトホルンも、最近は日本人旅行者にも人気が出てきております。インターラーケンからは電車やバス、ケーブルカーを乗り継いで行くため、スイス旅行の経験がない人からすると不安に感じるかもしれませんが、事前に行き方を調べておけばそれほど難しいものではございません。
今回はインターラーケン オスト駅から電車でラウターブルンネンへ、駅前のバス停からバスでステッチェルベルグへ。そこからシルトホルン展望台までケーブルカーを3台乗り継いで頂上を目指しました。私が訪れたときはインターラケンから頂上までは約1時間半で行くことができました。
以下の写真をご覧になっていただくとわかる通り、ケーブルカーからの景色は絶景そのものです。特に夏の時期には緑の中に家がある様子が、まるでジオラマのように見え、この景色を眺めているだけでひとつの観光になるほどです。ケーブルカーに乗っているだけで約3,000mの展望台まで登れてしまうので特に体力などに自信がない方でもまったく問題ございません。
しかし、ケーブルカーに乗っている方の服装を見ればわかるように3,000mの高所はかなり気温が落ちます。このとき、地上では15度程度ではありましたが、頂上はもちろんマイナスの世界でした。そのためいくら夏に行く方でもダウンジャケットなどの厚着を装備していくことをおすすめします。
頂上の少し手間にあるミューレン。実はここは、ホテルやゲストハウスもある小さな村で、滞在することも可能です。ケーブルカー乗り場には頂上のライブカメラを見ることができるようになっており、山頂の状況を確認した上でケーブルカーに乗ることが可能です。
頂上直前になるともう辺りは一面銀世界に変わっています。まだ時期が9月でしたがそれでもこのシルトホルンだけでなく、スイスの標高の高い展望台では雪が降っていたり、積もっていたりしました。地上では一面緑だった景色が標高が上がるにつれてどんどん色が変わっていく様子も非常に面白い光景でした。
今回頂上の展望台に上がってきたものの、外は吹雪で何も見えず、もちろん目的だったユングフラウ、メンヒ、アイガーの3名峰も望むことができませんでした。
実は、このシルトホルン展望台、過去1969年に公開されたアクション映画『女王陛下の007』の舞台になったことでも知られています。そのため、展望台には007のロゴがあったり、ボンド ワールド(BOND WORLD)という展示スペースがあり、映画のシミュレーション体験機器のようなものや映画の様子が映像で見れたりと007好きの方にはかなり楽しめるような施設になっています。
展望台にはこちらも007を全面に打ち出した展望レストラン「ピッツ グロリア(Piz Gloria)」があります。ここはユニークなレストランで、円形のレストランが45分かけて360度回転するレストランです。座っていてもほんの少しずつ動いているのがわかりましたが、景色のいいときにはランチなどをするには絶好のレストランかと思います。今回はせっかく来たので007バーガーなるものを記念に食べました。
代表取締役 須沢 悠
残念ながら今回は吹雪の中の観光で目的だった山々を見ることができませんでしたが、ケーブルカーからの眺めなど、インターラーケンからの日帰り旅行としては時間的にもちょうどいいものでした。ユングフラウヨッホだけではなく、こちらのシルトホルンへの観光も今後おすすめしていきたいと思っております。
スイス旅行をご検討中の方は、ぜひティースタイルまでお気軽にお問い合わせくださいませ。
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