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【視察レポート】アフターコロナの日本と南アフリカの出入国を解説!(南アフリカ/2022年5~6月視察③)

こんにちは! トラベルコンサルタントの野口です。今回は2022年5月半ば~6月初旬に視察に行ってまいりましたので、日本から南アフリカへ渡航時の出入国事情をレポートいたします。

私が渡航した2022年5月中旬には、南アフリカ入国に際して、「ワクチン接種証明書」、「出国前72時間以内のPCR検査陰性証明書」、「48時間以内の抗原検査陰性証明書」のいずれかの提示が義務付けられていましたが、2022年6月23日に南アフリカ保健省は新型コロナウイルス対応等にかかわる残っていた規制の廃止を発表しました。

【今回廃止された規制】
・屋内の公共の場でのマスク着用義務
・集会の人数規制。
・南アフリカへ入国する際の有効なワクチン接種証明書または新型コロナウイルス検査陰性証明書提示

上記規制が廃止されたことに伴い、南アフリカ入国に際して「ワクチン接種証明書」、「新型コロナウイルス検査陰性証明書」、「抗原検査陰性証明書」のいずれか提出は“不要”となり、より南アフリカへの渡航がしやすくなりました!

※南アフリカで90日以内の滞在の場合は、ビザ取得は免除となっています(就業を除く)。

日本出国までに必要な手続きとしましては、以下の通りです(2022年7月10日現在)。

・帰国用の厚生労働省の陰性証明フォーマットを印刷(日本入国用)

厚生労働省の陰性証明のフォーマットは、事前に印刷して持っていきます。南アフリカ出発前72時間以内に指定箇所にてPCR検査を受け、陰性であることを示したドクターのサイン入りの陰性証明が南アフリカ出国時と日本入国時に必要となります。

陰性証明書のフォーマットはこちらからダウンロードできます


※ここからは、私が視察した2022年5月半ば~6月初旬の状況をレポートしたものとなります。



今回はエティハド航空航空を利用し、成田空港からアブダビ経由で南アフリカのヨハネスブルグに向かいました。

エティハド航空の機内ではマスクの着用を促すアナウンスが流れ、おしぼり、除菌シート、マスクなどが配られました。ただマスクをしていない人が注意を促されている様子もなく、機内の様子はあまり神経質ではありませんでした。

エティハド航空の機内ではマスクの着用を促すアナウンスが流れ、おしぼり、除菌シート、マスクなどが配られました。

ただマスクをしていない人が注意を促されている様子もなく、機内の様子はあまり神経質ではありませんでした。

アブダビ空港ではマスク着用の案内表示などは出ていましたが、ワクチン接種証明書や検査陰性証明書の表示を求められたり、キープディスタンスを促されたりというようなことはありませんでした。

到着したヨハネスブルク空港の様子です。こちらでは下の写真の通り、看板などでマスク着用を呼び掛けていました。

南アフリカの入国審査時にはワクチン接種済み証明書、もしくは陰性証明書類の提示を求められました。また、今回南アフリカでは国内線にも搭乗しました。その際はパスポートと搭乗券のみで、ワクチン接種済み証明書や陰性証明書類などはノーチェックでした。

南アフリカの入国審査時にはワクチン接種済み証明書、もしくは陰性証明書類の提示を求められました。

また、今回南アフリカでは国内線にも搭乗しました。その際はパスポートと搭乗券のみで、ワクチン接種済み証明書や陰性証明書類などはノーチェックでした。

国内線の機内では除菌グッズなどが配られ、機内放送ではマスクの着用を促されますが、飲食サービスなどが始まると、ほとんどコロナ以前と同じ状況となっておりました。

※こちらは視察時点の内容です。冒頭でお伝えした通り、2022年6月23日よりワクチン接種済み証明書または陰性証明書類の持参および提示は不要となっております。

南アフリカでは屋外は皆マスクを付けておらず、のびのびした雰囲気でした。スーパーや病院などの室内ではマスク着用が義務付けられていました。

南アフリカの街の様子

南アフリカの街の様子

広い大地の中ですのでソーシャルディスタンスもばっちりです

広い大地の中ですのでソーシャルディスタンスもばっちりです

大自然でのサファリはオープンエアなのでコロナの心配はほとんど感じずに過ごせます

大自然でのサファリはオープンエアなのでコロナの心配はほとんど感じずに過ごせます

日本への帰国便搭乗前までの準備(1~3)は以下の通りです。

1. 現地出国前72時間以内の検査による陰性証明書を取得帰国便への搭乗には、現地出国前72時間のPCR検査の陰性証明が義務付けられています。ヨハネスブルグでは空港内の検査場でPCR検査を受け、私の場合は20分ほどで結果が出ました。日本で出国前に印刷しておいた日本政府指定の帰国用の「厚生労働省の陰性証明フォーマット」にドクターのサインと検査結果を書き込んでもらいます。※検査証明書(陰性証明書)を提出できない場合は、検疫法に基づき日本への上陸が認められません。

1. 現地出国前72時間以内の検査による陰性証明書を取得

帰国便への搭乗には、現地出国前72時間のPCR検査の陰性証明が義務付けられています。ヨハネスブルグでは空港内の検査場でPCR検査を受け、私の場合は20分ほどで結果が出ました。日本で出国前に印刷しておいた日本政府指定の帰国用の「厚生労働省の陰性証明フォーマット」にドクターのサインと検査結果を書き込んでもらいます。

※検査証明書(陰性証明書)を提出できない場合は、検疫法に基づき日本への上陸が認められません。

2. 「My SOS(入国者健康居所確認)」というアプリをインストール
詳細は以下の「ファストトラックの流れ」をご覧ください。そちらからアプリをインストールできます。

ファストトラックの流れ

3. 「My SOS」より必要事項を入力して登録完了する
インストールした「My SOS」の事前登録画面から、ワクチン接種の有無、陰性証明書をアップロードし、誓約書、質問票に答えますと、事前登録が完了します。ここまで済ませておきますと、日本帰国後の書類の記入や時間の短縮ができるファストトラックを利用いただけますので、日本への入国はたいへんスムーズです。ただし、日本到着予定時刻の6時間前には登録の完了が必要となりますので、ご注意ください。

※ファストトラックは成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港より入国する方がご利用可能です。
※日々情報がアップデートしておりますので、新しい情報は最下部にあります厚生労働省のページでご確認ください。

行き同様、帰りもエティハド航空を利用しヨハネスブルグよりアブダビ経由で成田空港に向かいました。

ヨハネスブルク空港のチェックインカウンターの様子です。このようにとても混んでいました。日本へ帰国する便での搭乗手続きも難しいことはなく、パスポートと搭乗券、そしてPCR検査の陰性証明書を提示するだけで搭乗可能でした。

ヨハネスブルク空港のチェックインカウンターの様子です。このようにとても混んでいました。

日本へ帰国する便での搭乗手続きも難しいことはなく、パスポートと搭乗券、そしてPCR検査の陰性証明書を提示するだけで搭乗可能でした。

南アフリカに関しては、2022年6月1より日本入国時のPCR検査と入国後の自宅等の待機が必要なくなりました(この内容は渡航した国や地域によって異なります)。そのため、My SOSの事前登録画面を提示するだけで、入国はスムーズにでき、時間もほとんどかかりませんでした。

日本帰国時(入国時)の成田空港での様子です。ルート表示に従うようになっています

日本帰国時(入国時)の成田空港での様子です。ルート表示に従うようになっています

国が色分けされていて、それぞれ帰国後の流れが変わってきます

国が色分けされていて、それぞれ帰国後の流れが変わってきます

南アフリカは青の分類なので、検温や問診、PCR検査等をスキップし、到着から入国までファストトラックを利用して40分くらいでした。

MySOSで事前登録を完了していたので、完了時に表示される青い画面を提示すると、この青い紙をもらいました。これを掲示して、その後のプロセスをスキップできました。

MySOSで事前登録を完了していたので、完了時に表示される青い画面を提示すると、この青い紙をもらいました。

これを掲示して、その後のプロセスをスキップできました。

野口 恵莉菜

トラベルコンサルタント 野口 恵莉菜

以上、ご参考にしていただけましたらと思います。
水際対策等、徐々に緩和の報告に向かっており、海外旅行へのハードルが再び下がってきているのを感じました。当社ティースタイルにご旅行をご依頼の場合には、すべて担当コンサルタントにお任せいただけます。そろそろ海外旅行をとお考えの方は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


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■参考サイト:

※コロナの状況に応じて日々情報がアップデートしておりますので、新しい情報については厚生労働省の以下のページで最新情報をご確認ください。

厚生労働省のHPはこちら 厚生労働省・入国者健康管理センター「日本へ帰国するみなさまへ」(該当の国や都市を入れて検索してください)