Abha REPORTアブハー 視察ブログ
【視察レポート】サウジアラビアの標高2,000mを超える高原都市アブハーを観光(2023年7月視察②)
トラベルコンサルタントの蓬莱です。2023年7月にサウジアラビアへ行ってまいりましたので、その様子をレポートさせていただきます。今回は、首都リヤドのレポートに続き、第2弾としてサウジアラビア南西部に位置するアシール(アスィール)州の州都アブハー(Abha)をご紹介いたします。
◆空路にてリヤドからアブハーへ
リヤドからアブハーへはサウジアラビア航空で約1時間45分のフライト(SV1669便)でした。チェックインカウンターで荷物を預けた後は、セキュリティチェックがあります。サウジアラビアでは、セキュリティチェックが宗教上、男性用と女性用に入り口が分かれています。男女で一緒に旅行に行った場合でも、セキュリティチェックの入り口は別々となりますのでご注意ください。
空港内のラウンジ「Al Fursan Lounge」も見てまいりましたので、こちらもレポートいたします。ラウンジはビジネスクラス以上、または有料で使用可能です。
いよいよ、リヤドからアブハーへ!
◆アブハー観光
*アシール州 伝統料理作りの見学
空港に到着し、アブハー観光のスタートです。到着後にまず感じたのが気温差! アブハーはリヤドが40℃を超えていたのに比べ、標高も高く20℃台とだいぶ涼しかったです。
まず最初に向かったのが、アシール州の伝統的な料理を提供する施設「Majlis Alasas」。こちらは常時オープンしているレストランではなく、ツアー客向けに営業している施設です。施設の名の「Alasas」はファミリーネームから取っているそうです。ここで“アリーカ”という小麦と塩を使った料理作りを見学しました。
そのほか、ヤギ肉や煮込み料理、ピラフなどをいただきました。ヤギ肉は臭みもなく非常においしかったです!
*サウジアラビア最高峰「ソウダ山」へ
食事の後は、標高3,015mを誇るソウダ山へと向かいました。休憩を入れながら、山の景色を楽しみました。
*アラジャル博物館を見学
続いて向かったのが「アラジャル博物館(Alajyal Heritage Museum)」です。色鮮やかな骨董品や民芸品、昔のお札、銃や盾など、さまざまなものが展示されていました。昔の遊牧の際に農作物を食べに来る動物などを追い払うために、縄を使って大きな音を出す実演もありました! 縄を大きく振り回し壁に打ち付けると、銃声のような大きな音がしました。
*スーク(市場)やアートストリートを散策
ミュージアムの後は、「スークチューズデイ(Souq Tuesday)」という名の市場と「アートストリート(The Art Street)」へ。アブハーのスーク(市場)は、リヤドと比べると地方ということもあり、料金が安かったです。アバヤやトーブ(※)を扱う洋服屋さんのほか、蜂蜜や紅茶、デーツなどお土産屋さんも結構ありました。ちなみに、スークチューズデイ(火曜日)ということなので、曜日限定の開催かなと思ったのですが、私が行ったのは水曜だったので、それ以外の曜日も開催しているようでした。
スークチューズデーのそばにあるアートストリートでは、夜遅くの時間でもお散歩やカフェを楽しんでいる人がたくさんいるくらい、治安は良かったです!
(※)アバヤ=女性が外出するときに服の上から羽織る黒のローブのこと。トーブ=男性が着る白の長いシャツワンピースのような服。
トラベルコンサルタント 蓬莱 大輔
アブハーは標高が2,000mを超えており、非常に涼しくて夏は過ごしやすく、冬は雪が降ることもあるそうです。山からの眺めも心地よく、食事もヤギ肉や煮込み料理など癖のある料理も少ないので、食べやすく美味しいです。街歩きをしていてもリヤドよりも田舎ということで、アジア人が珍しいということもあり、一緒に写真を撮りたいという人たちも結構いました。
都会よりも田舎の雰囲気が好き!人の温かさを感じたい!自然を楽しみたい!という人におすすめです。気になられた方はぜひティースタイルまでご連絡お待ちしております。
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