【視察レポート】ペルー国内を列車で周遊! 「ビスタドーム」と「チチカカ トレイン」に乗車 (2024年8月視察①)

トラベルコンサルタントの蓬莱です。2024年8月ペルー視察の際、ペルーの鉄道会社「ペルーレイル(PeruRail)」を利用いたしました。クスコ郊外にあるオリャンタイタンボ駅からマチュピチュ駅までの移動、またクスコのワンチャック駅からプーノ駅までの移動で、ペルーレイルの列車を利用しましたのでレポートしてまいります。

青の車体に黄色の文字の入ったペルーレイル

青の車体に黄色の文字の入ったペルーレイル

クスコ近郊にあり、インカ帝国の遺跡が残るオリャンタイタンボ。マチュピチュに行くにはオリャンタイタンボ駅からペルーレイルの列車に乗ります。所要時間は約2時間。オリャンタイタンボ駅までの道のりにも、お土産屋さんがあったり、標識もカラフルでかわいかったりと、見ているだけでも楽しめたので一部をご紹介! 各チケット売り場や列車乗り場の標識、電灯もかわいらしいですね。お土産売り場のアルパカに見つめられて、かわいさにひと目ぼれしそうでした。

各チケット売り場や列車乗り場の標識

各チケット売り場や列車乗り場の標識

お土産売り場のアルパカ♪

お土産売り場のアルパカ♪

オリャンタイタンボ駅の標識

オリャンタイタンボ駅の標識

乗り場までの途中にあるカフェ

乗り場までの途中にあるカフェ

ペルーレイルの乗り場

ペルーレイルの乗り場

乗り場の待合室にあるカフェ

乗り場の待合室にあるカフェ

さっそく、電車に乗って行きましょう! 今回はペルーレイルの「ビスタドーム」に乗ったので、軽食付きとなっております。そのほか、軽食やドリンクのない列車「エクスペディション」と、豪華な食事やマチュピチュの入場券などの付いた列車「ハイラム ビンガム」もございます。

席からのパノラマビューの眺め

席からのパノラマビューの眺め

テーブルクロスがかわいらしい猫ちゃん

テーブルクロスがかわいらしい猫ちゃん

走行中は、きれいな山々も見渡すことができましたよ。軽食で、キヌアクッキーにグラノーラバーとコカキャンディー、コカ茶をいただきました。コカは、高山病予防や眠気覚ましにも良いそうです。

走行中の眺め

走行中の眺め

キヌアクッキー、グラノーラバー、コカキャンディー、コカ茶

キヌアクッキー、グラノーラバー、コカキャンディー、コカ茶

約2時間の列車旅を終え、マチュピチュ駅に到着しました。

マチュピチュ駅

マチュピチュ駅

マチュピチュ駅到着後から、存在感のある山々が!

マチュピチュ駅到着後から、存在感のある山々が!

こちらの続きは、次回のレポートでマチュピチュ観光をご紹介するので、そちらをご覧ください。

続いて、ペルーレイルの「チチカカ トレイン」を利用してクスコからプーノまでの列車旅をご紹介します。クスコのワンチャック駅からプーノ駅までは11時間10分の移動となりました。実際に乗車中に何があるのかなど、まずは簡単に今回の行程を記載いたします。

【行程】
07:20 ワンチャック駅出発
10:00 バンド演奏・ダンス・ファッションショー(約1時間)
12:30 一番標高の高い場所で下車&写真撮影、お買い物タイム
13:00 ランチ
15:00 ペルーで発祥したブドウの蒸溜酒、ピスコを使ったサワーの作り方をデモンストレーション
15:15 バンド演奏・ダンス
17:15 アフタヌーンティー
18:30 プーノ駅到着

朝日に照らされるペルーレイルもきれいですね!

朝日に照らされるペルーレイルもきれいですね!

それでは、ワンチャック駅からプーノに向けて出発です!

駅前にあった機関車

駅前にあった機関車

先頭車を記念に1枚パシャリ

先頭車を記念に1枚パシャリ

乗車前は演奏でおもてなししてくれました

乗車前は演奏でおもてなししてくれました

列車の内部をご紹介します。

列車内のお席はこんな感じ

列車内のお席はこんな感じ

車内はWi-Fiはありませんが、ランプの下にコンセントがありました

車内はWi-Fiはありませんが、ランプの下にコンセントがありました

お手洗いは広めでした。ペルーは基本的にトイレに紙を流せないので注意

お手洗いは広めでした。ペルーは基本的にトイレに紙を流せないので注意

出発後は、車窓を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごしました。その後、10時からは、バンド演奏、伝統的なダンス、ファッションショーなどの催し物がスタート! ファッションショーでは以下写真のような感じで、アルパカの毛で作った服やポンチョを着て、列車内をウォーキングします。もしその服が良かったら後ほど購入することも可能です。

バンド演奏

バンド演奏

色鮮やかな衣装をまといダンスショー

色鮮やかな衣装をまといダンスショー

ファッションショー

ファッションショー

道のりで1番高い、標高4,319m地点は、少し走ると息があがりますが、空気が澄んでおり天気も良かったので清々しかったです。こちらでは、アルパカや羊の毛を使って作った製品を販売しております。お土産購入にも良いですよ♪

人生の最高到達点、4,319mに喜び

人生の最高到達点、4,319mに喜び

お土産購入に♪

お土産購入に♪

3コースランチ(前菜、メイン、デザート)とドリンク(水、炭酸水、白赤ワイン、コーラなどの炭酸、オレンジジュースなどのソフトドリンク)をいただきました。標高が高いため、消化に悪いお肉やお酒は高山病になるかもと心配はありましたが、列車で少しずつ標高が上がって行ったためか、問題ありませんでした。

※消化不良を起こしやすい方やお酒に弱い方は、お肉やお酒はなるべく避けるようにしましょう。

前菜のスープ

前菜のスープ

メインのステーキ

メインのステーキ

デザートのチョコムース

デザートのチョコムース

ピザパン

ピザパン

白ワイン

白ワイン

赤ワイン

赤ワイン

ペルーで発祥したブドウの蒸溜酒、ピスコを使ったサワーの作り方をバーテンダーさんが目の前で実演してくれます! 実際に、作っているのを目の前で見てから味わうのは一味違いますね! 午後には再度、バンド演奏や伝統的なダンスの催し物があります。バンドや伝統的なダンスは楽曲や衣装が変わって、午前とはまた違った演目が楽しめます。

ランチ後少し経ってから、アフタヌーンティーの提供もありました。

こちらがアフタヌーンティーでいただいたサンドイッチ2種、ケーキ2種とその真ん中にホオヅキです。ランチもちゃんと食べていたので、量が結構多かったですが、ホオヅキがさっぱりしていて、ケーキと一緒に食べるとおいしかったです!

こちらがアフタヌーンティーでいただいたサンドイッチ2種、ケーキ2種とその真ん中にホオヅキです。ランチもちゃんと食べていたので、量が結構多かったですが、ホオヅキがさっぱりしていて、ケーキと一緒に食べるとおいしかったです!

夕方以降は景色が特に美しいので、車窓からの眺めを楽しみましょう♪ 夕方はとても幻想的な景色に変化していきます。車窓からゆっくりと流れる時間がとても素敵でした。

車窓からの幻想的な景色

車窓からの幻想的な景色

名残惜しいですが、車内を盛り上げ楽しませてくれたスタッフと、あいさつをしてお別れです。

到着後は、スタッフがお出迎えしてくれました。そして、荷物をピックアップして終了となりました。

到着後は、スタッフがお出迎えしてくれました。そして、荷物をピックアップして終了となりました。

蓬莱 大輔

トラベルコンサルタント 蓬莱 大輔

ペルーレイルでの列車はいかがでしたでしょうか? ペルーに来たら絶対に行きたい場所にあがるマチュピチュ。こちらへの移動にもとても便利で、車窓からの眺めも満喫できるので、ペルーに行ったら、ぜひ1回は列車の旅をしていただきたいです。

また、長時間の移動にはなりますが、チチカカ湖観光に出かける際にも、ゆっくりと標高を上がっていくので、高山病になりにくいのも特徴です。途中で写真撮影タイムやお買い物ができる場所があるのも、記念になるのでとても素敵だと思いましたよ♪ ペルー旅行が気になられた方は、ぜひ列車の旅も選択肢のひとつに入れてみてくださいね。

ペルー旅行をお考えなら、ぜひティースタイルにご相談ください。


トラベルコンサルタント 蓬莱 大輔のご紹介
ペルーのページへ

■関連ページ:

※マチュピチュ観光の様子はこちらのレポートで公開中です! ぜひ以下のリンクよりあわせてご覧ください。

【視察レポート】ペルーに行ったら絶対外せない! 世界遺産マチュピチュ遺跡の観光(2024年8月視察②)