ティースタイルWEB編集長の山本です。
1月中旬、モロッコのマラケッシュの「アマンジェナ AMANJENA」を視察したレポート第3弾では、ベルベル人の村を訪れる人気エクスカーションをご紹介します。

アマンジェナの車に乗り込み、アマンのスタッフとともにアトラス山脈方面に向けて出発～！！
この日はまずオリーブオイル・ファクトリーに立ち寄りました。（時間によって立ち寄らないこともあるそうです）
ここでは地元の人々が自分の畑のオリーブを持ち込み、搾ってもらうそう。
アマンジェナではこの工場で搾ったオリーブオイルを使っているとのことでした。
隣の事務所でパンをいただき、搾りたてオリーブオイルを試食しました。
香り高く、味が濃い！　いくらでもパンが食べられそうでした。

オリーブオイル・ファクトリーの次はウィークリー・マーケットへ！
野菜やフルーツ、お肉、食器、衣服など、さまざまなものが並びます。
月曜・土曜以外は曜日によって場所は違うものの、周辺のどこかで市が立っているそうです。
市場は人々の暮らしを垣間見られるようで、興味深く散策しました。

市場散策後、１時間から1時間半ほどハイキングをして、ベルベル人のお宅を目指します！
赤茶けた大地に続く坂道をのんびりと進みます。
このあたりは人も住んでいるのか、畑もあって緑も多く目に入ります。
少し疲れたな～と思うあたりで、展望台のように開けた場所があり、そこから眺める景色が美しく、雪をかぶったアトラス山脈も遠望できます。
気持ちのよい景色を眺めると、なんとなくリフレッシュできるから不思議です。

その後、下ったり上ったりしながら道を進みました。
民家らしきものが見えて、もう着いたかなと何度も思ったのですが、なかなか目的地に着きません。
そんな時、ハイキングを始める前に別れたアマンジェナの車が止まっているのが目に入りました。
アマンのスタッフがおしぼりとジュースを用意して待っていてくれるではありませんか！
近所の子どもたちも待っていてくれるし、歩いてきた後のフルーツジュースはとってもおいしい。
やっと目的地に着いたんだと思ったら、ここはトイレ休憩の場所でした(>_<)

さらにもう少し進んだ先に今回のエクスカーションのゴール、ブラヒムさんのお宅がありました。
標高1,300ｍぐらいで、この季節は雪が降ることもあるそう。
伝統的なベルベル人の住宅で、1階で牛などの家畜を飼い、2階より上で人々が暮らしています。
今日はここでランチをいただきます。
私たちが到着すると、アマンジェナから運ばれてきた食器をきれいに並べ、テーブルセッティングされました。
ビラヒムさんがミントティーを作って、ふるまってくれます。
タジン鍋で作る料理は中身がなんであれ、“タジン”と呼ぶそうで、本日はたくさんの野菜とチキンののったクスクスのタジン！
かまどで2時間かけて作られた、できたてのお料理をいただきました。
ここでお料理がおいしかったのはもちろん、食事をいただいた空間がとても心地よかったのです。
大きな窓というか開口部があるのですが、ガラスなどは入っておらず、オープンエアになっていて開放感いっぱい。
雄大な景色も眺められ、心が洗われるような時間を過ごせました。

食事のあとは、下りの道をゆっくりと歩いて山を降りました。お腹いっぱいなので、ちょうどよい運動です。
スタート地点の川を渡ったところで、ハイキングは終了！　再びアマンの車に乗りこみ、ホテルへと戻りました。

アマンジェナから訪ねるアトラス山脈の麓へのエクスカーションは、いかがでしたか？
気軽に出かけられるうえ、伝統的なベルベルの村を訪問、そして、地元のお宅で手作りタジン料理を満喫！
何より雄大なアトラス山脈の風景の中に身を置くことで、絶大なヒーリング効果が得られます。
観光スポットを歩くだけでなく、深くモロッコを知るにもぴったりのツアーですので、アマンジェナ滞在とともにぜひご参加いただきたいです。

落ち着いたリゾート滞在はもちろん、マラケシュのメディナ散策やアトラス山脈へのエクスカーションなどアクティブに過ごすにも最適なリゾート・アマンジェナ。
ご不明な点などあれば、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

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