MALDIVES REPORTモルディブ 視察ブログ
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【視察レポート】シンガポール航空利用のモルディブ出入国 2022年11月最新版(モルディブ/2022年11月視察①)
トラベルコンサルタントの須沢です。2022年11月の初旬、シンガポール航空を利用して羽田からシンガポール経由でモルディブ視察を実施しました。今回は「シンガポール航空を利用したモルディブへの入国手順」、そして「日本への帰国手順」の最新版をご案内いたします。また、「マーレ空港からリゾート到着までの流れ」もご紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。
※下記内容は2022年11月時点のものです。今後も新型コロナ感染状況に応じて、出入国情報の内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承お願いいたします。
◆シンガポール航空を利用したモルディブへの入国手順
*羽田空港チェックインの様子
11月初旬、羽田空港第3ターミナル発のシンガポール航空(SQ)631便、出発は朝8時50分だったこともあり、約2時間20分前の6時30分の早朝に空港到着、その時のチェックインカウンターは下の写真の通り、行列もできておらずそれほど混んでいませんでした。日本への自由旅行解禁直前だったことが大きいでしょうか。
カウンターへはスムーズに進み、通常通りチェックイン。提示するものはパスポートの他にモルディブ入国のために必要な「IMUGA登録後のQRコード」が必要でした(IMUGAはモルディブ行き航空機の出発時刻前96時間以内に登録します)。現在、モルディブで宿泊するリゾートの予約確認書は確認されませんでした。ただし、確認されることもあるということですので、必ずIMUGAのQRコード以外にも「リゾートの予約確認書」をデータでも構わないので忘れずにお持ちください。
特に保安検査場も混むことなくすんなりと出国審査へ進むことができました。
*羽田空港内の様子
羽田空港内のショップですが、早朝ということもあり、開いていたのは両替と保険のみで、レストランなどは一切営業前でした。早朝出発の方、朝ご飯は空港内ではなく、事前にコンビニなどで購入していくことをおすすめします。
ちなみに11月1日現在の出国前ゾーンでのレストランの営業時間は以下の写真の通り。早朝もですが、深夜便で出発する方も夕食を空港で食べようとするとなるべく早めに空港に到着しないと閉店していることが予想されますのでご注意ください。出国後ゾーンでの免税店も、この時期はまだ営業時間が朝7時30分から夕方5時までとかなり時短営業となっていました。(実際の営業時間はご自身の出発前に羽田空港ホームページなどでご確認ください)
*いざシンガポール航空機内へ
この日のゲートは空港の一番端の105番ゲート、出国後少し距離が離れていますので、直前の搭乗は危険です。時間に余裕を持ってゲートに到着しているようにしましょう。
ちなみに写真を撮り忘れましたが、ゲートに行く途中に自動販売機があり、そこには飲み物だけでなく、おにぎりやサンドイッチなどは販売していましたので、買い損ねた方などは自動販売機を探してみてください。
今回のシンガポール航空、羽田からシンガポールへはエアバス社のA350-900を使用。ファーストクラスはなく、ビジネスクラスとエコノミークラスのみの設定です。
★ビジネスクラス
今回特別にビジネスクラスも見学させていただきましたので、簡単にご紹介させていただきます。ビジネスクラスの座席配列は1-2-1。カップルの方は真ん中の二席をお取りいただくと隣り合わせで座ることができます。座席はもちろんフルリクライニング可能、ただリクライニングせずとも足元が前の席と入れ違いになっているため足元ゆったり。ずっとフラットで寝ているわけではないと思うので、このあたりのゆとりは非常に重要だと思います。
搭乗時にはサイドテーブルにお水などもセットされているので、事前に買う必要もありません。目の前には18インチの大きな液晶で機内エンターテイメントをお楽しみいただけます。
★エコノミークラス
続いてエコノミークラスをご紹介します。この日の搭乗は約6割程度の埋まり具合でした。日本人の割合は少なく、外国の方の割合が圧倒的に多い印象でした。エコノミークラスのシート配列は3-3-3。エコノミークラスでも十分に大きな液晶、その下には見にくいですがUSB充電のプラグも付いておりました。また足元にはしっかりと電源があったので携帯やカメラの充電もフライト中にできるのは非常にありがたいですね。
機内食は昼食が一回、下の写真のように玄米とハンバーグを選びました。もう一品はパスタだったかと記憶しています。食後にはアイスクリームのサービスがありました。フライト時間は約7時間30分ほど、途中窓側に座ると通過するフィリピンの離島の綺麗な海なども見ることができました。また、シンガポール到着前にはしっかりと空からマリーナベイサンズなども見ることができました。その日によって風向きや滑走路が変わるので、絶対に見られるわけではないですが、一目見たい方は窓側座席でお楽しみください。
*シンガポール到着&乗り継ぎの流れ
さあ、経由地のシンガポールへ到着。降機した後は空港内の表示に沿って、乗り継ぎであれば「Transfer」、一度シンガポールへの入国であれば「Arrival」の表示に沿って進むだけです。乗り継ぎの場合は、次のモルディブ行きのフライトのゲート番号を必ず電光掲示板でご確認ください。日本出発時、搭乗券に記載があってもゲート変更は頻繁にあります。到着後、複数回電光掲示板にて次のフライトのゲート番号をご確認ください。
今回は乗り継ぎに時間があったため、チャンギ国際空港に併設している商業施設「JEWEL」を見学するために一度入国しました。JEWELは空港に併設しておりますが、一度入国が必要になります。トランジットエリアからのアクセスはできませんのでご注意ください。
なお現在シンガポールに入国するには「3回以上のワクチン接種証明書」、もしくは「PCR検査の陰性証明書(出発2日前以内に受検)」が必要になります。そちらを「SG Arrival Card」というサイトに登録し、QRコードを事前に取得しておくだけで、入国自体は非常に簡単です。ちなみにSG Arrival Cardの登録はパスポート情報を紐づけられているため、入国の際にQRコードを提示することもありませんでした。
シンガポールは入国自体も自動ゲートにパスポートを差し込み、顔認証を受けるだけでスムーズな入国が可能です。長い入国審査に並ぶということもないので、さくっとJEWELに寄ることができます(トランジット3時間以内の方はあまり時間がないのでおすすめしません)。
JEWELに行くには空港内にたくさんあるJEWELへの案内板に沿って進むだけ。ちなみにターミナル1と直結のため、空港内でまずはターミナル1に移動してから入国するのが最も簡単なJEWELへの行き方となります。ただしチャンギ国際空港内はかなり広いため時間に余裕を持ってご移動ください。
JEWELの真ん中にはシンボル的な存在の大きな人口の滝があります。この中央の滝を中心に周りには、市内で人気のチリクラブで有名なジャンボシーフード(JUMBO SEAFOOD)やバクテーで有名なソンファ(Song Fa)、女性に人気のアパレルメーカーのチャールズ&キース(CHARLES & KEITH)など、さまざまなレストランやショップなどが多数軒を連ねます。
もちろんそれ以外にもお子様にも人気の迷路をはじめ、さまざまなアトラクションがあるためトランジット時だけではなく誰もが楽しめる商業施設になっています。空港直結の商業施設JEWELが楽しめるのも、シンガポールを経由する理由のひとつにもなるのではないかなと思いました。
*シンガポールからマーレへ
シンガポールからマーレへは約4時間強、と日本からシンガポールまでの時間と比べると短いフライト時間です。この日はA21番ゲートから出発、JEWELからは歩いても20分程度はあったので時間に余裕を持ってゲートへ行くようにしましょう。
シンガポールからマーレへの機材はボーイング社の737-MAX8でシート配列は3-3、この日のフライトはほぼ満席に近い状態でした。この時は夜便利用でしたが、今後昼間の便でマーレに到着する方はぜひ窓側座席をおすすめします。首都マーレに着陸する前にも綺麗なモルディブの海を見ることができます。座席は何も不自由なく足元も広々、大きな液晶もあり到着前のフライトはあっという間に到着です。
モルディブに到着すると飛行機から降りてバスでターミナルへ。と言っても数十秒で着くくらいの近さです。空港に入るとすぐに「入国審査」となります。パスポートだけ提示であっさり入国スタンプが押されましたが、IMUGAのQRコードやリゾートの予約確認書は念のため準備しておいたほうがいいでしょう。
入国審査が終わるとすぐ裏にバゲージクレイムがありますので、スーツケースの受け取りとなります。税関申告がなければ「Nothing to declare」の表示に沿って進めばすぐに出口となります。出口には多くの旅行会社やホテルの方がネームボードを持って到着客を待っています。
◆マーレ空港からリゾート到着までの流れ
ティースタイルのお客様は出口にて現地スタッフが弊社のボードを持ってお待ちしております。その後、リゾート滞在時の簡単なご説明をさせていただきます。もちろん日本語が通じますので、何か不明点などがあればこの時にお気軽にご質問くださいませ。
お時間が空く時にはリゾートによってはラウンジが利用できますのでラウンジにて飲み物などで一休みいただけます。そのままご案内の場合はリゾート(ホテル)スタッフが荷物を運び、そのままスピードボート乗り場等へご案内させていただきます(リゾートによっては水上飛行機や国内線で移動の場合もございます)。
そのままスピードボートに乗り込むと、スタッフから簡単な説明があります。そこから数十分、晴れてリゾートに到着となります。
◆日本への帰国手順
*モルディブ出国の流れ
行きと同様ですが、忘れがちなポイントはモルディブ出国前の「IMUGAの登録」です。入国の際には忘れずに皆様登録するのですが、リゾート滞在しているとさっぱり忘れてしまう方も多いので、必ずモルディブ出発する前96時間以内にIMUGAの登録をお願いいたします。
また、日本帰国の際に現在では「Visit Japan Web」からの登録が必要になっております。これまでMySOSというアプリを使っていましたが、基本的には今後はVisit Japan Webでの登録となります。帰国便の情報やワクチン接種情報などを登録すると必要がございます。チェックイン時の確認はございません、登録していなければ、日本帰国時に空港で係員と一緒に登録となりますので、なるべく事前に登録をおすすめします。
マーレ空港までは往路と同様、リゾートの送迎となります。空港に到着後、再度係員がお迎えして、シンガポール航空のチェックインカウンター付近までご案内させていただきます。なおチェックインカウンターに行く前に一度荷物検査があります。
チェックイン時に帰国のためのワクチン接種証明書の提示があるのが通常ですが、今回私が行った際には何の提示の必要もありませんでした。ただルールとしては「3回以上接種のワクチン接種証明書(英文)」、もしくは「(モルディブ出国前72時間以内の)PCR検査の陰性証明書」の提示が必要ですのでチェックイン時にはすぐに提示できるようにご準備ください(ワクチン接種証明書は海外用のものでしたらアプリでも問題ございません)。
その後「出国審査」に進むのですが、この日はインド行きなどのフライトが何本も同じ時間帯にあったため、40分以上かかる長い行列の末に無事出国スタンプが押されました。出国審査を抜けると、免税店やレストラン、カフェなどがあるエリアとなります。モルディブはなかなかお土産を買うのに困りますが、唯一空港内でお土産などがたくさんある場所がこちらです。いくつかお店も入っているので搭乗前、時間に遅れないようにショッピングをお楽しみください
機内への搭乗は往路と同様、ゲートからバスに乗って飛行機まで移動します。そこからタラップを上って機内へ。往路と同様この便もシンガポールまでは超満員でした。昼便であればシンガポールまでの短い距離のフライトはこちらも窓側がおすすめです。最後の最後に綺麗なモルディブの海を見られるポイントです。機内食は一回昼食が出ました。シンガポールが近くなると、ご自身の席の液晶から乗り継ぎフライトのゲートを確認することができます。
*シンガポール到着&乗り継ぎの流れ
シンガポールに到着した後は、次のゲートに向かうのみ。実は帰国時マーレからシンガポールの飛行機が約1時間半遅延し、乗り継ぎ時間がわずか20分と空港内を走ることになりました。そのためシンガポール到着し、飛行機を降りたところには係員がしっかりと次のゲート番号を指示。羽田へ乗り継ぐ方は皆小走りで次のゲートに急ぎました。
*日本到着&入国の流れ
シンガポール22時45分発のシンガポール航空(SQ)636便で、羽田に翌朝6時20分到着となりました。もう少し時間が遅くなると東南アジアからの便で混みますが、それより少し早かったためか空港内もそれほど混んでいませんでした。ただゲートを出ると多くの人が立ち止まっていました。何かと確認すると「Visit Japan Web」を係員が目視で色を確認、その色が青であれば紙を渡すという手動作業が行われているのでした…(11月上旬の状況ですのでやり方は随時変更されている可能性がございます)。
そこから誘導されてようやくここでVisit Japan Webで登録後表示されるQRコードのスキャンとなります。スキャンすると後は通常通り、自動の入国ゲートを越え、バゲージクレイムにて「スーツケースを受け取り」、「税関審査」を終えて無事入国となります。
現在Visit Japan Webから税関審査をWEB上で行うことができるため、これまでずっと必要だった黄色、もしくは白色の税関申告書を書く必要もなくなっています。朝の時間帯は税関審査で長い行列になることもよくありますので、こちらも事前に登録しておくことをおすすめします。
今回はシンガポール航空を利用、途中シンガポールのチャンギ国際空港にて商業施設JEWELに寄るパターンでの出入国状況をレポートさせていただきました。ワクチンを3回接種済みの方はシンガポールへの入国規制がありませんので、シンガポール航空を利用してシンガポールに寄り道を楽しみながらモルディブに行くのもおすすめです。
ティースタイルでは往路の乗り継ぎ時間を確保してJEWELに寄る時間を作ることや、帰りにシンガポールで1、2泊して、2つの国を楽しむことなどもすべてお客様の要望に従いアレンジすることが可能です。ぜひ細かい点でも構いませんので、リクエストいただけたらと思っております。
代表取締役 須沢 悠
今回はシンガポール航空を利用したモルディブへの出入国の流れをレポートさせていただきました。MySOSというアプリがVisit Japan Webに変更されたり、帰国時の規制が緩くなったりと、段々と日本人が海外旅行に行きやすい、そして帰りやすい環境が整ってきました。
シンガポール航空を利用することでモルディブだけでなく、ちょっとシンガポールに立ち寄る、ご飯だけ食べる、ショッピングだけする、などというアレンジが可能なのもシンガポール航空利用のメリットのひとつです。世界的にも非常に評判の良いシンガポール航空に乗ってのモルディブ旅行、ハネムーンをぜひご検討いただければと思います
代表取締役 須沢 悠のご紹介
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コロナの状況に応じて入国条件等も日々更新されますので、モルディブ旅行をご検討中の方はぜひ以下サイトも参考にご覧ください。モルディブ旅行で滞在に必要な条件をご案内しております。
アフターコロナに行くモルディブ旅行まとめ(随時更新中)