ベネチア視察ブログ

【視察レポート】コロナ禍のイタリア・ベネチア観光スポット&レストランの最新情報(イタリア/2022年4月視察③)

トラベルコンサルタントの須沢です。人気の都市ローマ、フィレンツェに続き、2022年4月のイタリア視察で最後に訪れた都市は、こちらもハネムーンでも大人気のベネチアです。コロナ前までもベネチア自体がオーバーツーリズムで入島税を取り始めるといったニュースが話題になっていましたが、まだ現時点で徴収には至っておりません。

ベネチアでのマスク着用率は1~2割程度で、フィレンツェから移動しましたが、それほど顕著な変化は見られませんでした。ここからは久しぶりに訪れたコロナ禍であるベネチアの現在の状況を写真と共に紹介させていただきます。

水の都ベネチア

水の都ベネチア

まずはベネチア観光の中心「サンマルコ広場」です。毎年11月か12月くらいに一度はニュースでベネチアのサンマルコ広場が水没などというニュースを見たことがある方も多いのではないでしょうか。そんな観光の中心ですが他の都市同様、観光客はたくさんいました。とは言え全盛期から考えるとまだまだ50%も戻ってないのではというところ。日本人から見たらとても多くの観光客がいますが、本当に多い時に比べるとまだまだ少ない印象でした。

サンマルコ広場にある鐘楼に上りました。その場で行列に並ぶこともできますが、コロナ禍でしっかりとウェブサイトから時間指定で予約もできるので、訪れる際には事前予約がおすすめです。また2022年4月時点では、鐘楼に入る時にはしっかりとマスク着用を徹底していました。

サンマルコ広場はたくさんの人がいますが、それでもまだ少ない印象でした

サンマルコ広場はたくさんの人がいますが、それでもまだ少ない印象でした

鐘楼に上る際には、ウェブで事前予約がおすすめです!

鐘楼に上る際には、ウェブで事前予約がおすすめです!

鐘楼からはベネチアの街が一望できます!!

鐘楼からはベネチアの街が一望できます!!

もうひとつのベネチアの観光スポットと言えば、島のちょうど真ん中あたりにある「リアルト橋」です。サンマルコ広場に比べると狭いこともありますが、周辺のレストランで飲食している人も多く、リアルト橋周辺の方が圧倒的に観光客が多かった印象です。水上バスや水上タクシーなども必ずリアルト橋をくぐるので、ベネチアらしい光景がこの周辺では見られます。

リアルト橋付近からはヴァポレット(水上バス)や水上タクシー乗り場もあります

リアルト橋付近からはヴァポレット(水上バス)や水上タクシー乗り場もあります

リアルト橋の近くにはレストランなども多いため、多くの人でにぎわっていました

リアルト橋の近くにはレストランなども多いため、多くの人でにぎわっていました

そしてベネチアに行くハネムーナーのほとんどが乗るであろう「ゴンドラ」。水の都ベネチアを一番感じられる体験です。一昔前までは船頭さんと料金交渉なんていう時代がありましたが、今はしっかりと時間と料金が決められているので、町中にあるゴンドラ乗り場に行けば特に難しい交渉などはなく、ゴンドラ体験ができます。

2022年4月時点では、35分の乗船時間で80ユーロとなっていました。夕方以降だと料金が100ユーロに上がるので注意が必要です。

ゴンドラが水路を巡る景色こそが、ザ・ベネチアの光景です

ゴンドラが水路を巡る景色こそが、ザ・ベネチアの光景です

しっかりと金額が決められているので安心です

しっかりと金額が決められているので安心です

まず最初に紹介するのは、過去にティースタイルの他のページでも紹介していたイカ墨パスタが有名な「Osteria Al Cantinon」というレストランです。ベネチア サンタルチア駅からリアルト橋に行く途中にあるレストランで人気店なので予約が必須です。

パスタも前菜も大体20ユーロ程度、アルコールを一杯飲んで、最後にティラミスを食べて一人で55ユーロだったので、この時のレートで7500円程度。やはり円安の影響もあり割高ですが、ベネチアらしいイタリアンを食べるには雰囲気も良いいのでおすすめです。

少し奥まった場所なので分かりにくいですが、グーグルマップ通りに行けばたどり着きます

少し奥まった場所なので分かりにくいですが、グーグルマップ通りに行けばたどり着きます

これがベネチアで有名なイカ墨のパスタです

これがベネチアで有名なイカ墨のパスタです

「Osteria Al Cantinon」の公式HPはこちら

翌日訪れたのがリアルト橋から少し小道に入ったところにある、こちらも見逃してしまいそうなレストラン「Antico Calice」です。こちらも人気店で予約必須、私は当日オープン前にお店のドアを叩いて、その場にいた店員さんにテーブルを予約してもらいました。実際に食事をしている間にも予約なしのゲストが何組も訪れ、席がなく帰って行ったので、ぜひ事前に予約をおすすめします。

こちらは前に紹介したCantinonよりも少しだけ安め、とは言え味はとてもおいしくリピートしたくなるようなレストランでした。

お店は本当に狭い路地にあるので迷わないようにお気を付けください

お店は本当に狭い路地にあるので迷わないようにお気を付けください

マリネのサラダもボリュームたっぷりなのでシェアするのが一番です

マリネのサラダもボリュームたっぷりなのでシェアするのが一番です

ベネチア発祥のうどんみたいな太いパスタ、ビーゴリも絶品でした

ベネチア発祥のうどんみたいな太いパスタ、ビーゴリも絶品でした

「Antico Calice」の公式HPはこちら

もしAntico Caliceに行くのであれば帰りにぜひ寄ってほしいのが、イタリアらしいジェラテリアの「SUSO」というお店です。

レストランから歩いて数分、どの時間帯に行っても必ず行列しているのが人気店の証拠。過去に香取慎吾さんも訪れたことから日本人観光客にも人気のお店です。

レストランから歩いて数分、どの時間帯に行っても必ず行列しているのが人気店の証拠。過去に香取慎吾さんも訪れたことから日本人観光客にも人気のお店です。

「SOSO」の公式HPはこちら

今回私は日本帰国用のPCR検査をベネチアで受検したので、簡単にその状況も記載させていただきます。PCRを受けたクリニックは「BIELO HUB」という地元のクリニックで、サンタルチア駅から徒歩5分くらいの場所にあります。事前に日本でメールのやり取りをして、日本の厚生労働省様式で記載してくれると確認済みでした。

朝10時にクリニックに行き、簡単な受付用紙に名前や今宿泊しているホテル名などを記載します。本来であればURL、ID.PASSが記載された紙を渡され、そのURLにログインすると自分の検査結果がPDFでダウンロードできるものです。ただ今回日本様式の場合は、再度結果を取りに行き、陰性証明書を受け取りました。

まだ日本人で受検している人が少ないからこのような対応になりましたが、問題なく厚生労働省様式での陰性証明書を受け、それを持って無事に日本に帰国することができました。

サンタルチア駅からも近いクリニックなので便利です

サンタルチア駅からも近いクリニックなので便利です

簡単な申込用紙を渡されるので、名前やホテル名などを記載しました

簡単な申込用紙を渡されるので、名前やホテル名などを記載しました

本来であればURLにアクセスして、陰性証明書をダウンロードする形でした

本来であればURLにアクセスして、陰性証明書をダウンロードする形でした

夜のベネチア

夜のベネチア

須沢 悠

代表取締役 須沢 悠

イタリアの中でも車が入れない水の都ベネチア。昼間も夕方から夜の時間もスマホのカメラを構えるだけでどこでも絵になってしまうのがこの街です。今回は時間がなく行けませんでしたが、近くにはベネチアングラスで有名なムラーノ島、カラフルな街並みが女性にも大人気のブラーノ島など、ベネチア滞在をさらに魅力的にするスポットが詰まっています。

コロナ前にはオーバーツーリズムが叫ばれていたベネチア、今はアジア人観光客は皆無でしたが、これから全世界から観光客が集まってくる街です。それくらい魅力的な街だということを再認識しました。ハネムーンには絶対に外せないロマンティックなベネチア、ぜひイタリア旅行の際には、スケジュールに入れてみてください。

現地の様子など気になることがあれば、ぜひお気軽にティースタイルまでお問合せください。


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