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【視察レポート】高級スポーツカーの聖地&世界遺産都市モデナ観光(イタリア・エミリア-ロマーニャ州/2024年2月視察②)

こんにちは! トラベルコンサルタントの大石です。2024年2月にイタリアのボローニャ視察ツアーに参加してきました。今回は、ボローニャ近郊の都市モデナについてご紹介いたします!

モデナが属するエミリア-ロマーニャ州にある自動車とオートバイのメーカーを示す地図(パガーニ博物館)

モデナが属するエミリア-ロマーニャ州にある自動車とオートバイのメーカーを示す地図(パガーニ博物館)

ボローニャのあるエミリア-ロマーニャ州には、高級スポーツカーと高級オートバイのメーカーが集中する地域があり、モーターバレーと呼ばれています。今回は、ボローニャ近郊のモデナにある「フェラーリ博物館」と「パガーニの博物館」を見学してきました。モデナはボローニャから車で約1時間、ローカル線で約30分の場所に位置します。

スポーツカーやレースカーで有名なフェラーリ。その博物館が2つ、モデナにあります。1つはモデナ市内、もう1つはモデナ郊外(実際はマラネッロという町)にあります。今回は、モデナ郊外にある博物館を訪れました。博物館を訪れるバスツアーもあるようで、大型バスで訪れた観光客でにぎわっていました。

フェラーリ博物館

フェラーリ博物館

言わずと知れたフェラーリのエンブレム

言わずと知れたフェラーリのエンブレム

フェラーリ初のスポーツカー、GTO

フェラーリ初のスポーツカー、GTO

2023年に発表された新型PHEVスポーツカー、SF90 XX ストラダーレ

2023年に発表された新型PHEVスポーツカー、SF90 XX ストラダーレ

F1に関するものがズラリと並んだ展示室

F1に関するものがズラリと並んだ展示室

フェラーリの歴代優勝ドライバーとトロフィー

フェラーリの歴代優勝ドライバーとトロフィー

歴代F1カーのミニカーが数十台飾られていました。写真には写っていませんが、昔のF1カーのミニカーもありました。出口付近にはレーシングカーが展示されており、間近で前後左右からじっくりと見ることができます。

歴代F1カーのミニカー

歴代F1カーのミニカー

出口付近にあるレーシングカー

出口付近にあるレーシングカー

F1のシミュレーションができるコーナー(有料)

F1のシミュレーションができるコーナー(有料)

フェラーリのグッズショップが併設されています

フェラーリのグッズショップが併設されています

パガーニ(パガーニ アウトモビリ)は、元ランボルギーニのデザイナー、オラチオ パガーニによって1992年に創設された比較的若い自動車メーカーです。しかしながら、スーパーカー業界では今や知らない人がいないほどのメーカーだそうで、少数生産で超高級スポーツカーを販売しています(工場と博物館を見学しましたが、工場は写真撮影禁止のため写真はありません)。

パガーニの旧社屋。今は見学できる工場とちょっとした博物館になっています

パガーニの旧社屋。今は見学できる工場とちょっとした博物館になっています

パガーニが最初に発売したゾンダのプロトタイプ(試作車)、La Nonna

パガーニが最初に発売したゾンダのプロトタイプ(試作車)、La Nonna

2011年から販売されているウアイラ

2011年から販売されているウアイラ

パガーニのシンボル4つの直管マフラー

パガーニのシンボル4つの直管マフラー

マフラーがリアバンパーに収められているのが特徴です

マフラーがリアバンパーに収められているのが特徴です

フェラーリ博物館と同じく、グッズショップが併設されています

フェラーリ博物館と同じく、グッズショップが併設されています

モデナ市内も観光しました。モデナ市内には、「モデナ大聖堂」、「市民の塔」、「グランデ広場」という世界遺産があります。すべて1か所にあるため、短時間でも観光がしやすかったです。

モデナ大聖堂とその正面に広がるグランデ広場

モデナ大聖堂とその正面に広がるグランデ広場

モデナ大聖堂に隣接する鐘楼、市民の塔

モデナ大聖堂に隣接する鐘楼、市民の塔

モデナはバルサミコ酢の発祥の地で、ここで伝統的な製法で作られたバルサミコ酢は、一般に普及しているバルサミコ酢とは区別されています。原材料はぶどうのみで、ぶどうを長期間にわたり熟成することで作られます。最低でも12年以上熟成されたものが、伝統的なバルサミコ酢となります。

一般的なバルサミコ酢がサラサラとして酸味が強いのに比べ、伝統的なバルサミコ酢はドロドロとしており、酸味の中にもぶどうの甘味や香りを感じることができます。また、一般的なバルサミコ酢はサラダなどと相性がいいですが、伝統的なバルサミコ酢は肉料理やアイスクリームなどに数滴たらして食べるのがおすすめだそうです。

熟成することにより徐々に水分が蒸発し容量が少なくなるため、徐々に小さな樽に移し替えられていきます。

熟成することにより徐々に水分が蒸発し容量が少なくなるため、徐々に小さな樽に移し替えられていきます。

この日はモデナの市場でランチをいただきました。イタリアでは市場や書店などにレストランが併設されることが増えているそうで、この市場にもフードコートのようないくつかのレストランがありました。ここには、ミシュランの星付きレストランで数年修行されていたという日本人シェフがいらっしゃっいました。

モデナの市場

モデナの市場

市場の隣にフードコートのようなスペースがあります

市場の隣にフードコートのようなスペースがあります

郷土料理のトルテッリーニを揚げたもの

郷土料理のトルテッリーニを揚げたもの

こちらも郷土料理のトルテッローニ

こちらも郷土料理のトルテッローニ

これが伝統的なバルサミコ酢です

これが伝統的なバルサミコ酢です

かぼちゃのリゾット。伝統的なバルサミコ酢をかけると風味が変わります

かぼちゃのリゾット。伝統的なバルサミコ酢をかけると風味が変わります

モデナを訪れた日とは別の日ですが、「ジェラート博物館」を見学しました。ボローニャからは車で約30分、ボローニャとモデナの真ん中あたりに、ソフトクリームとジェラートのサーバーを販売するイタリアの大手メーカー、カルピジャーニ社があります。ジェラート博物館のほかに、ジェラートを極めたい専門家が集まるジェラート大学が併設されています。

ジェラート博物館

ジェラート博物館

ジェラート誕生の歴史が学べます

ジェラート誕生の歴史が学べます

大昔のジェラートを作る道具

大昔のジェラートを作る道具

ジェラートを売るときに商品を入れていた箱。アイスキャンディー屋みたいでした

ジェラートを売るときに商品を入れていた箱。アイスキャンディー屋みたいでした

博物館では、自分でジェラートを作ることができます

博物館では、自分でジェラートを作ることができます

一緒にシャーベットも作りました

一緒にシャーベットも作りました

大石 至

トラベルコンサルタント 大石 至

ボローニャ近郊に行くには、交通手段が限られているため個人で行くのはなかなか難しいかもしれません。ボローニャにご滞在にいただき、専用車のオプショナルツアーをご利用いただくのがおすすめです。

イタリアにご旅行をお考えの方は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください! お待ちしております。


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