ITALY REPORTイタリア 視察ブログ
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こんにちは! トラベルコンサルタントの大石です。2024年2月にイタリアのボローニャ視察ツアーに参加してきましたので、ご紹介いたします。ボローニャは見るべきスポットがまとまっているため、効率よく観光ができる街です。
◆ボローニャ空港について
まずはボローニャの玄関口、ボローニャ空港(正式名称:ボローニャ ボルゴ パニゴーレ空港)をご紹介します。ボローニャ空港は国際線の発着もありますが、日本からの直行便は就航しておらず、乗り継ぎが必要となります。日本からは、エミレーツ航空やターキッシュエアラインズなどを利用すると、乗り継ぎ良くボローニャに向かうことができます(2024年2月時点)。
空港自体は小さいので迷うことはほぼないと思いますが、送迎車を手配されている方はミーティングポイントが離れているのでご注意ください。ミーティングポイントは入国審査後の出口ではなく、そこから数十メートル歩いたところににあります。
◆ボローニャ空港から市内への行き方
ボローニャ空港からボローニャ市内への移動手段は主に2つで、マルコーニ エクスプレス(モノレール)か、タクシーを利用することになります。
マルコーニ エクスプレスはボローニャ中央駅まで運行していますが、ボローニャ中央駅から旧市街まで距離があるため、タクシー利用がおすすめです。タクシーを利用した場合、交通事情にもよりますが15分程で旧市街まで移動できます。
◆ボローニャ旧市街観光
ボローニャでは「ボローニャのポルティコ群」が2021年に世界遺産に登録されています。ポルティコとは屋根付きの回廊のことで、街のいたるところにあります。観光スポットのほとんどがまとまっているため、街歩きを楽しみながら観光するのがおすすめです。
初日はガイドさんと一緒に、ボローニャ旧市街を歩いて観光しました。旧市街から徒歩で10分程の場所にある宿泊ホテルを出発し、休憩をはさみながら3時間程街歩きを楽しみました。世界遺産のポルティコだけではなく、町全体が昔ながらの街並みなので、歩いているだけで中世の雰囲気を楽しむことができます。細い路地にもお店や人通りがあり、街歩きをしやすい街という印象を受けました。
ボローニャは3つの別名で呼ばれることもあります。まず1つ目は“レッドシティ”。壁や屋根が赤い建物がずらりと並んでいます。
旧市街の中心地、「マッジョーレ広場」です。ボローニャの人たちの憩いの場となっています。広場には「サン ペトローニオ聖堂」もあります。ヨーロッパ有数の巨大な教会です
サン ペトローニオ聖堂の中には全長が世界一長い日時計があり、現在も使用されています。そして、広場にあるクロックタワーの上部は展望台になっており、ボローニャの街を一望できます。
ボローニャは、最古の大学があることから2つ目の別名“エデュケーションシティ”とも呼ばれています。マッジョーレ広場から徒歩5分の場所にある「アルキジンナジオ館」は、ヨーロッパ最古の大学ボローニャ大学の大学棟として使用されていました。
マッジョーレ広場から徒歩10分の場所にある「サントステファノ大聖堂」です。建物の中には複数の教会が集まっています。
ボローニャの見どころは昔ながらの街並みだけではなく、そこで市民が普通に生活しているところです。旧市街のあちこちに個人経営のお店があり、市民生活と密接しています。
例えば、キッチン付きのホテルに滞在して、お店で食材を買って調理したり、お惣菜を買って晩御飯に食べたり、暮らすように滞在するのも面白いと思いました。細い路地にもお店や人通りがあり、安心して街歩きができます。
◆サンルカ教会(ボローニャ郊外)
旧市街の観光とは別の日に、ボローニャ郊外にある「サンルカ教会」を訪れました。ボローニャ市内からは車で約20分程の場所にあります。
サンルカ教会で一番有名なのは、ふもとまで続くポルティコ。長さはなんと約4kmです!
◆日本でもおなじみの料理「○○」は、ボローニャ発祥!
ボローニャの別名、最後の1つは“ファットシティ”です。とにかく食べ物が美味しいことからついたそうです。
日本でもなじみのあるボロネーゼやラザニアは、なんとボローニャが発祥です!
写真の左がラザニア。右はグラミーニャというボローニャのあるエミリア地方の伝統的なパスタです。短くカットされているのが特徴です!
夜11時頃ですが、大通りでなくとも人通りが多くにぎやかでした。
トラベルコンサルタント 大石 至
ボローニャは、フィレンツェとベネチアの間にあるので立ち寄りやすい街です。列車で移動する際に、数時間立ち寄って街歩きするのも良いと思いました。時間に余裕のある方は、ゆっくり2~3泊してみてください! 昔ながらのヨーロッパの雰囲気を身近に感じることができると思います。
イタリアご旅行は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください。お待ちしております。
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