インドネシア視察ブログ
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【ホテルレポート】コモ シャンバラ エステート[ウェルネスプログラム編](インドネシア・バリ島[ウブド]/2024年6月視察②)

ティースタイルの小泉です。2024年6月、私はパートナーである代表の鈴木、息子夫婦と共に、休暇を兼ねてバリ島へ旅行してきました。ウェルネスに力を入れている「コモ シャンバラ エステート COMO Shambhala Estate」3泊し、ウェルネスプログラムを受けてまいりました。

正式には、このウェルネスプログラムのことをウェルネス パス(Wellness Paths)といい、滞在中の食事やトリートメント、アクティビティなどを通して、心身の不調を癒やし、治療ではなく病気を予防し、調和して整えようというものです。“持続可能な”というところもポイントです。ここで教えてもらった健康生活のアドバイスのうち、帰国後も意識して続けられるポイントがたくさんありました。

さっそく私たちは、この旅のメインイベントであるウェルネスプログラム体験にあたり、インド出身のアーユルヴェーダコンサルタントであるドクターとのコンサルテーションを開始しました。まずはドクターから、事前に提出した問診票(Wellness Lifestyle assessment form)に基づき、ひとつひとつ確認と質問を受けました。4名なので2時間近くかかりました。このフォームに入力するのも、実はかなり時間を要しました。

すべて英文5ページ、医療的報告と、日常の体の不調について、メンタルについて、食生活について、睡眠について、髪や肌、爪についての質問もあります。単語を調べながら、ようやく入力したフォーム。ドクターとの質疑応答にも期待が高まります。

問診票に基づき、ドクターの質問に答えています

問診票に基づき、ドクターの質問に答えています

これが詳細な問診票

これが詳細な問診票

問診時にいただいた塗り絵セット。眠れない時に心を沈めるアイテム

問診時にいただいた塗り絵セット。眠れない時に心を沈めるアイテム

そして翌朝。滞在中の生活指針が提示されました! わー!! 思ったとおりの健康的な食生活スタイル! 果たしてできるだろうか…普段、飲んで食べて夜ふかしの私(たち)。

■内容は…

≪推奨事項≫
・常温の水を1日最低1リットル飲む。夜中に目が覚めないように、寝る2時間前までに
・冷やした水や飲み物はなるべく摂らない
・コーヒーは1日2杯、午後4時以降は飲まない
・夕食から睡眠までの時間を少なくとも3時間は確保し、就寝は10時半までにする
・デジタル機器の使用を制限する
・アルコールを避ける

多くの食品が炎症を引き起こし、体内の慢性的な健康障害の一因となることがあるため、そのような食品を除去することで、健康が促進されます(コモ シャンバラ エステートの提供するウェルネスメニューには、これらが含まれていません)。
≪除去するべき食品≫
・グルテン、乳製品、大豆、とうもろこし、肉類、卵、魚類
・精製砂糖と精製炭水化物

続いて、私たちのスケジュール(※)には、毎日のトリートメントとユニークな文化体験アクティビティが組み込まれており、滞在1日目に念願のトリートメントを受けました。ウェルネスに特化したコモ シャンバラ エステートのトリートメントは、噂に違わず、非常に満足度の高いものでした。

同グループのコモ ウマ チャングー、コモ ウマ ウブドのセラピストも、同等にトレーニングを積んでいるとのこと。皆どこでも同じ、ハイレベルのクオリティのトリートメントを受けることができます。

(※)スケジュールについては、前回のレポートでご紹介しています。最下部のリンクよりご覧いただけます、

スパ「Ojas」全景

スパ「Ojas」全景

カップルトリートメントルーム

カップルトリートメントルーム

トリートメントメニューは、かなり豊富にあります。予防医学的アプローチの東洋医学セラピー、聖なる泉のアルカリ水を使った温浴セラピー、また、睡眠にフォーカスしたパッケージもあり、さまざまなメニューを組み合わせたウェルネスパッケージが、細かくカスタマイズされるようになっています。リラクゼーション重視、ライトバージョンの私たちへの提案は、60分のマッサージで、各日、次のような内容でした。

≪1日目≫
「コモ シャンバラ マッサージ(COMO Shambhala Massage)」
ブレンドオイルを使った、コモシャンバラのシグネチャーマッサージ。心身のバランスを整えて若返らせます。

≪2日目≫
「インドネシアン マッサージ(Indonesian Massage)」
ブレンドオイルを使って、セラピストの腕を使って転がしたり揉み込んだりを繰り返し、筋肉を緩めるマッサージ。体の若返りを図ります。

≪3日目≫
アーユルヴェーダのオイルトリートメントのひとつ「アビヤンガ(Abhyangga)」
熱いハーブオイルを繰り返し、お腹周りから強弱をつけて全身揉み込むリズミカルなマッサージ。血行を良くし、体の免疫力を高め、深いリラクゼーション効果をもたらします。

≪4日目≫
最終日は、上記3つから好きなものをチョイス(私はアビヤンガをリピート)

最初に、温かいフットバスで足を温め、スクラブしてもらってから始まります。男性のセラピストが2名いて、最初はちょっと抵抗があったものの、気にならなくなるほど力強く、丁寧な施術に圧倒されながら、至福のひとときに皆、心身が癒やされました。

凄腕揃いのセラピストさん

凄腕揃いのセラピストさん

男性セラピストです

男性セラピストです

施術後にいただくジンジャーティーが喉に浸みる

施術後にいただくジンジャーティーが喉に浸みる

アビヤンガはオイルたっぷり。施術後、「アウトドアシャワーでオイルを流してください」と誘導され、そのときにスクラブを渡してくれます。

さまざまなオイルが用意されています

さまざまなオイルが用意されています

スクラブ

スクラブ

コモ シャンバラ エステートのウェルネスプログラムは、多様なコースを備え、次のような人たちへアプローチしています。私たちのようなリラクゼーション重視のライトバージョンにとどまらず、プログラムやこなし具合を、専門家チームのアドバイスを聞きながら設計する本格的なバージョンも。ゲストの要望に、オーダーメイドでプログラムを組んでもらえるところも柔軟ですね。

■デトックス
消化器系のバランスを整えたい人、メンタルヘルスを改善したい人、疲労やデジタル過多から解放されたい人へ。

■栄養
バランスのとれた栄養を求める人、食事に不耐性を持つ人、マインドフルな食事法に興味のある人、健康的なライフスタイルの変化を求める人へ。

■フィットネス
リハビリに重点を置きたい人、運動能力を高めたい人、体重を落としたい人へ。

■リバランス
自分を見つめ直す必要がある人、デジタル過多で悩んでいる人、新たな目的を求めている人へ。

リバランスの方のプログラムには、敷地の中にあるとっておきの天然プールの出番が多くなります。天然のプールについては、この後の「アクティビティ編」でご紹介いたしますね。

インドネシア、バリ島への旅行をご検討中の方は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください。

コモ シャンバラ エステート 紹介ページ インドネシアのページへ


■関連ページ:

※前回のレポートでは、お部屋や施設のほか、今回のスケジュールもご紹介しています。次回以降のレポートもすべて公開していますので、ぜひあわせてご覧ください。

【ホテルレポート】コモ シャンバラ エステート[お部屋&施設編](インドネシア・バリ島[ウブド]/2024年6月視察①) 【ホテルレポート】コモ シャンバラ エステート[食事編](インドネシア・バリ島[ウブド]/2024年6月視察③) 【ホテルレポート】コモ シャンバラ エステート[アクティビティ編](インドネシア・バリ島[ウブド]/2024年6月視察④)