INDONESIA REPORTインドネシア 視察ブログ
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【ホテルレポート】アマンワナ~アマン インドネシアの旅(モヨ島/2018年3月視察②)
皆様こんにちは。ティースタイルの小泉です。
アマン インドネシア周遊の2か所目、「アマンワナ AMANWANA」 での様子をご紹介します。
まずはじめに、1か所目のアマンジウォを出発したジョグジャカルタから、バリ島のデンパサール経由でアマンワナのあるモヨ島に行くまでの流れを簡単にご紹介します。(1か所目のアマンジウォのレポートも公開中です。最下部のリンクからぜひご覧くださいませ。)
通常ですと、アマンリゾート間の移動はすべてアマンのスタッフが空港へのアテンドやチェックインの手続きまでくまなくサポートしてくれるので、何の心配もいりません。ただし今回は、正味滞在時間が数時間のトランジットであったため、移動に便利なエアポートホテル(ノボテル バリ ングラライ エアポート Novotel Bali Ngurah Rai Airport)に宿泊しました。
さて、8人乗りのチャーター機に乗るための重量チェックです。一人当たり手荷物含め15キロまで。4人家族の場合は60キロとなり、トータルの重量で増減を相殺して無事通過しました。この飛行機はユニークで、地上の滑走路から離陸し海上に着水する水上飛行機です。
お隣の滑走路では、LCCのライオンエアやガルーダインドネシアの飛行機が離発着しています。
それらの飛行機を利用する場合は、スンバワまで飛んで、車移動、そこからアマンワナまでボートで1時間の長い移動時間になります。時間に余裕がある場合にはこの方法もありです。
1時間ほどのフライトでした。飛行機は優雅に旋回しながら着水し、ジェッティー(突堤)でたくさんのスタッフのお出迎えを受け、いよいよワイルドなアマンワナに足を踏み入れました。
★ジャングルに囲まれた森の中の豪華テント
木漏れ日のジャングルロードをオープンジープで移動、着いたのはビーチ沿いの「オーシャンテント」です。
早速野生のシカやサルが寄ってきましたよ。
アマンワナのお部屋のタイプはこれもまたシンプルで、白砂のビーチ沿いに建つ「オーシャンテント」と少し中に入った「ジャングルテント」の2種類のみです。頑丈なカンバス地の屋根とウッディな内装、壁のほぼ全面が外の景色と採光と一体化するようなピクチャーウィンドウになっており、これ以上オープンな空間はないでしょう。ローカルアートがさりげなく並べられているスイートルームです。
昼食後の長い長い時間は、シュノーケリングをしたり、メンテナンスで停泊しているクルーズ船の見学をしたりして過ごしました。
お隣のコモド島へのクルーズはこれからの4月がオンシーズンだそうで、ボストン出身のイケメンスタッフはもうすぐまた長い船旅へのスタンバイです。
アマニカとアマンディアというふたつのクルーズ船です。最大10名の宿泊、ミニマムステイ5泊、スタッフは14名という贅沢なクルーズです。
家族やお仲間同士のグループで貸し切りとか、格別な旅行になりますね。いかがでしょうか?
真っ赤に燃える太陽が沈むのを眺めながら、ゆっくりと夕食でくつろぎました。穏やかな海の風と、波の音と鳥の声がBGMです。
テントに戻ると、すべての窓にブラインドが下ろされ、蚊帳が吊られ、ほのかにライトアップされており、なかなか幻想的なシルエットに姿を変えていました。
朝はさまざまな鳥の鳴き声で目覚めます。サルの運動会の朝もあります。テントならではの経験です。
★アマンワナのフルボードメニューの楽しみ
アマンワナの全食事付きの“フルボードプラン”では、ほぼいつでも同じメニューがいただけます。島で採れた新鮮野菜や果物、シーフードが食卓にあがります。
ここでのどかな話題を。
まず、オーダーしたら、のんびり待ちましょう。ここはジャングルリゾート。慌ただしい日常から抜け出してきたのです。
一皿がかなりのボリュームなので、シェアして食べることを前提に。それでも多いので、2回目以降は「スモールポーションで(少量で)お願いします」と頼みましょう。それでも、これが?というぐらいサービス盛りで出てくると、もう笑顔で受け入れましょう。
3食付きのフルボードは、アルコール以外の飲み物は含まれますし、遅めのランチにももちろん対応してくれます。
アマンワナでの食事はここだけなので、毎回頼むメニューがマンネリ化しないようにとの配慮か?「今回のフィッシュアンドチップスのフィッシュが違う!」とか、「今回のバナナスムージーはすごく濃厚!」とか、ちょっとした驚きがあって飽きさせません。同じメニューは微妙に様変わりしているのでそれもまた新鮮です^^
オーダーしたらゆっくりと待つのがいいのです。これぞ自然の隠れ家に休みに来た過ごし方です。
素朴で優しいお味のインドネシアフードを楽しみました。
他のアマンに比べ、よりローカル色豊かで純朴なスタッフとも和やかで、すぐ顔見知りになります。
★アマンワナのハイライト“ウォーターフォールハイキング”
手つかずのジャングルの中で自然と遊ぶのにぴったりのアマンワナ。
ワナで一番のお目当て、「ウォーターフォールのハイキング」をしました。
気持ちいい~ジャングルトンネルをオープンエアのジープで通り抜け、ガイドさんは「まだノーマルね」とにこやかです。
ジェッティーから今度はボートで10分、海の上の激しいバンピング!
この後、上陸した村の入り口からBary's Fallsと呼ばれる場所に行くまでのドライブが、今までの人生で一番のバンピーロードでした。アフリカのブッシュの道なき道を突き抜けたよりもはるかに。それは森の中の、半ば壊れかけたアスファルトの上をガンガン飛ばしていくからなのです。これ以上ないぐらいに腹筋を使い、それでも熱帯雨林のむせるようなおいしい空気をいっぱい吸いながら、ここに到着しました!
透き通るエメラルドグリーンの水は冷たく、豊富に流れ込んできます。その中に自分たちも流れ落ちて飛び込んで、ひとしきり河童になって遊びました。
ガイドさんはとてもタフガイで、見事なドライブさばきに加え、4人分のタオルや水や軽食の入った大きいリュックをかついで連れて行ってくれました。帰り道は村の自給自足一家にも温かく接していました。
私たちはアマンワナのジープで行きましたが、たまにすれ違う人たちは、ローカルのお兄さんのバイクに乗った外国人観光客でした。それはそれで盛り上がっていそうでした! こんな貴重な体験またとないです。この空気を吸って持ち帰りたい気分です。
他には、少し沖に出てシュノーケリング、残念ながら滞在中ウミガメには会えませんでしたが、晴れた日の澄み切ったエメラルドグリーンの海は格別でした。また、ボートフィッシング、ジャングルのサイクリング、夜には一日一組限定のビーチバーベキューをセットしてもらい、思い出の一ページになりました。
アマンワナのゲストは、インドネシアでも最高のダイビングを楽しみたい方や、自然をこよなく愛する旅の上級者、ハネムーナー、家族連れですね。このワイルドネイチャー体験にはまってまた戻ってこられるゲストが確実に多いそうです。
ただそのままの自然に溶け込んで、海や緑を眺めながら、何にもしない贅沢。この醍醐味を皆様にお伝えできたらうれしいです。
関連ページ:
同じくインドネシアにあるアマンリゾートを訪れた視察ブログも公開中です!ぜひこちらもあわせてご覧くださいませ。
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