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【視察レポート】セレスティアル・オリンピア号で行くエーゲ海クルーズ4泊5日[滞在編1~2日目](ギリシャ・アテネ[ラブリオ]発着/2023年7月視察②)

こんにちは。ヨーロッパを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの藤原です。人生で1度は体験してみたい!と夢を持たれている方も多いクルーズ旅行。今回は、ハネムーンでも大人気のギリシャを中心とした島々を4泊5日で旅行する、セレスティアル・クルーズの「セレスティアル・オリンピア号」に乗船させていただきました! クルーズが初めての方も気軽に参加できる、カジュアルなショートクルーズです。

今回乗船したセレスティアル・オリンピア号!

今回乗船したセレスティアル・オリンピア号!

今回参加したクルーズコースの周遊地はラブリオ港(アテネ)を出発し、ミコノス島→クシャダス→パトモス島→ロードス島→イラクリオン(クレタ島)→サントリーニ島を巡り、ラブリオ港に戻ってくる、4泊5日のクルーズ旅です(クルーズの日数については、コースの内容によって変動します)。

今回は寄港地でのエクスカーション(※)や下船の流れ、またミコノス島からパトモス島までの1~2日目の滞在記をご紹介します。ただし、参加するエクスカーションによってもツアーの印象が異なってきます。ご興味のある島や場所があれば、予めエクスカーションを申し込んでおけば、ご自身のペースでお楽しみいただけます。

(※)エクスカーションとは、寄港地観光ツアーのことです。

今回のクルーズでの周遊地

今回のクルーズでの周遊地

エクスカーションに申し込んでいる場合は、船内で毎日配られるインフォメーションに記載されている待ち合わせ時間までに、決められた場所に集合します。時間になったらアナウンスが英語で流れるので、しっかり聞き逃さないようにチェックしましょう!

ただし、朝のツアーの場合、アナウンスは流れません。インフォメーションに記載される時間をしっかり確認しましょう。エクスカーションに参加しない場合は、自由に寄港地に降り立つか、船内で過ごします。また、テンダーボート(※)を使って上陸するかしないかも、地形や天候、周りのクルーズ船との兼ね合いなどで変わってきます。

(※)テンダーボートとは、寄港中のクルーズ船を岸壁に係留せずに、クルーズ船と陸との間を行き来する小型船のことです。

テンダーボートを使用し、寄港地でエクスカーションに参加せず、散策だけしたい場合

事前にテンダーボートの整理券が配布されます。この配布時間と配布場所も、船内で配られるインフォメーションに記載されます。人気の寄港地は、かなり待たないと降りられないので、配布される時間を狙って早めに並びましょう。

テンダーボートを使用せずに陸に船が付く場合

整理券の配布はありません。時間に関係なく自由に乗り降りが可能です。

寄港地では必ず「何時までには戻ってきて!」という最終時間が、船の出入り口に記載されるので、時間厳守で観光をしましょう。また、どんな時もボーディングカードと、エクスカーションに参加する時はチケットが必要になります。セキュリティチェックの際に必要なので、忘れないように気を付けましょう!

初日は乗船後すぐ行われる避難訓練とオリエンテーションの時間以外は、下船するまではランチをしたり、バーで過ごしたり、キャビン(客室)で過ごしたりなど、自由に過ごします。

避難訓練は、キャビンのクローゼットにある救命胴衣を着用した状態で集合デッキへと向かい、自身の救命胴衣に書かれている番号の所に集合します。おおよそ20~30分ほどの避難訓練です。

救命胴衣を着用

救命胴衣を着用

避難訓練のために集合

避難訓練のために集合

必ず参加しましょう

必ず参加しましょう

避難訓練のあと、ランチはデッキ(※)4にあるレストラン「エーゲ海レストラン(Aegean Restaurant)」でいただきました。ビュッフェ形式でサラダやフルーツ、お魚、お肉、ギリシャ料理をはじめインターナショナルな料理が提供されます。

(※)デッキとは船の甲板という意味ですが、クルーズ船では、建物の“階”のように船内の各階層を指します。

エーゲ海レストラン

エーゲ海レストラン

ビュッフェ形式

ビュッフェ形式

目の前で調理をしてくれるパスタもあります

目の前で調理をしてくれるパスタもあります

ランチが終わった後に、オリエンテーションが30分から1時間ほど行われます。

オリエンテーションでは、船内での過ごし方やエクスカーションへの参加方法などの説明があります。分からないことがあれば、インフォメーションセンターもあるので、安心して過ごすことができます。

オリエンテーションでは、船内での過ごし方やエクスカーションへの参加方法などの説明があります。分からないことがあれば、インフォメーションセンターもあるので、安心して過ごすことができます。

私の場合は、ミコノス島ではエクスカーションに参加せず、フリータイムを過ごしました。整理券を持って、アナウンスのあった決まった場所から降ります。ボーディングカードでセキュリティチェックが行われます。この日のミコノス島は、風が強かった影響もあり、予定していた下船時間から遅れての、テンダーボートでの出発となりました。

クルーズ船へのテンダーボート最終乗船時間を必ずチェック!

クルーズ船へのテンダーボート最終乗船時間を必ずチェック!

テンダーボートで出発

テンダーボートで出発

行ってきまーす(テンダーボート側からの撮影)

行ってきまーす(テンダーボート側からの撮影)

白の街並みで有名なミコノス島が見えてきました。停泊しているクルーズ船からミコノス島までは、大体3分くらいの乗船でした。クルーズ船に戻る時のボートの出発地も同じ場所なので、ご自身の乗るボートを間違わないようご注意ください。また、何時くらいにボートが出発するか事前に確認しておくと、散策にかけられる時間の目安になるかと思います。時間に余裕をもって行動しましょう!

波が強いと揺れるので酔いやすい方は酔い止め必須!

波が強いと揺れるので酔いやすい方は酔い止め必須!

テンダーボートが着く場所は、ほかのクルーズのボートも同じように停まります

テンダーボートが着く場所は、ほかのクルーズのボートも同じように停まります

ミコノス島の市街地はとてもコンパクトなので、お買い物やレストランなど雰囲気を味わうだけであれば、歩いて十分散策が可能です。散策時間がちょうどサンセットの時間になるので、空いているバーやレストランで夕日を眺めながら過ごすのもいいですね♪ さくっと1時間くらいの散策を楽しみました。

ミコノスタウンはおしゃれなお店もたくさん!

ミコノスタウンはおしゃれなお店もたくさん!

街自体はとてもコンパクト

街自体はとてもコンパクト

夕日を眺めながら、バーやレストランで過ごすのもおすすめ!

夕日を眺めながら、バーやレストランで過ごすのもおすすめ!

天気も良く、きれいな空に出会えました♪

天気も良く、きれいな空に出会えました♪

テンダーボートに乗る前にも、セキュリティでボーディングカードを提示します。ボートに乗って、クルーズ船の停泊しているところまで戻ります。クルーズ船に戻ってからも、ボーディングカードを提示します。

キャビンに戻ると、ベッドがターンダウンされていました。次の日のインフォメーションも届いていたので、エクスカーションに参加する場合は、翌日の出発時間と集合場所をしっかり確認してから過ごします。また、まだ空きのあるエクスカーションがある場合は、この時一緒にご案内が置いてあります。

クルーズ船に戻ります

クルーズ船に戻ります

ターンダウンでベッドが整えられていました

ターンダウンでベッドが整えられていました

午前中に寄港するトルコのクシャダスには遺跡もあったので、私はエクスカーションに参加しました♪ エクスカーション参加者の待ち合わせ場所に、時間までに集合します。外は暑いので、水分補給は必須です。エクスカーションの待ち合わせ場所でドリンクを購入することもできますし、ドリンクパッケージのプランによっては、バーでお水をもらうこともできます。

待ち合わせ場所

待ち合わせ場所

待ち合わせ場所でドリンクを購入できます

待ち合わせ場所でドリンクを購入できます

チケットとボーディングパスは忘れずに!

チケットとボーディングパスは忘れずに!

クシャダスではクルーズ船が港に停泊するので、テンダーボートには乗らずにそのまま上陸します。待ち合わせ場所で何番のバスに乗るかを伝えられるので、その番号を探して乗車します。音声ガイドのレシーバー(ガイドさんがお話しされているのを少し離れた場所で聞き取る機器)を受け取ります。

クシャダスに上陸

クシャダスに上陸

バスの番号を確認して乗車

バスの番号を確認して乗車

音声ガイドのレシーバー。イヤフォンももらえます

音声ガイドのレシーバー。イヤフォンももらえます

クシャダスはエーゲ海に隣接し、美しいビーチがあることでも有名ですが、2015年に世界文化遺産に登録された「エフェソス遺跡」も有名です。ガイドさんについて、さまざまな遺跡の説明を受けられます。

ガイドさんの説明は英語です

ガイドさんの説明は英語です

セルシウス図書館

セルシウス図書館

円形劇場とハーバーストリート

円形劇場とハーバーストリート

エフェソス遺跡をあとにし、向かったのは絨毯(じゅうたん)の工場。トルコ絨毯は手織りで作られる、高級な伝統工芸品です。職人の方が手作業で作業されている様子を見ることができたり、実際に絨毯を触ってシルクとケミカルの違いなどを体感したりできます。

最後は、港周辺の市街地へと戻り、お土産を買うこともできます。

トルコ絨毯の工場

トルコ絨毯の工場

見たり触ったり体験できます

見たり触ったり体験できます

お土産も買えます

お土産も買えます

午後からはギリシャのパトモス島に寄港しました。今回はフリータイムを選びましたが、パトモス島といえば、キリスト教の巡礼地のひとつであり、観光地で有名なのが「聖ヨハネ修道院」と「黙示録の洞窟」です。この2つを見学するにはエクスカーションへの参加がおすすめです。パトモス島へは、テンダーボートの使用がほとんどです。ボートで約10分でパトモス島に到着します。

クルーズ船へのテンダーボート最終乗船時間を必ずチェック!

クルーズ船へのテンダーボート最終乗船時間を必ずチェック!

テンダーボートで出発!

テンダーボートで出発!

約10分でパトモス島に到着

約10分でパトモス島に到着

船着き場から少し歩くと、市街地がすぐに見えます。市街地は、とてもコンパクトです。パトモス島は、海の透明度も素晴らしく、地元の方も海水浴を楽しんでいました。海沿いにも雰囲気のいいレストランやカフェがたくさんあるので、のんびり海を見ながらブランチを楽しみました。レストランで食べたサラダの味が忘れられません!

市街地

市街地

お土産屋さんがたくさん♪

お土産屋さんがたくさん♪

のんびり海を見ながらブランチ

のんびり海を見ながらブランチ

カフェタイムをゆっくり過ごして大体2時間くらいして、クルーズ船に戻りました。

この日はデッキ9の「レダ カジュアル ダイニング(Leda Casual Dining) 」でバーベキューディナーのイベントが行われていました。同じビュッフェ形式でも、エーゲ海レストランとはまた違うテイストの料理が置かれていました。クルーズ船でのお食事は、朝、昼、夜と、その都度2カ所のレストランから好きな方を選ぶ形になるので、それぞれのレストランを試しながら、寄港地でのお食事もぜひ楽しんでください♪

レダ カジュアル ダイニングでのバーベキューディナーのイベント

レダ カジュアル ダイニングでのバーベキューディナーのイベント

ビュッフェ形式でお好きなものを

ビュッフェ形式でお好きなものを

クルーズ船からの夕日

クルーズ船からの夕日

藤原 彩

トラベルコンサルタント 藤原 彩

セレスティアル・オリンピア号で行くエーゲ海クルーズでの1~2日目の過ごし方はいかがでしたでしょうか? 今回はミコノス島、クシャダス、パトモス島での寄港地の様子をメインにご紹介しました。次回は3~5日目の過ごし方をご紹介します。人気のサントリーニ島も登場します!

ギリシャの何千とある島々の一部を、おいしいとこどりで周遊できるクルーズ旅行はとっても魅力的です。クルーズ旅行やクルーズを組み込んだプランは、ティースタイルにお任せください♪


トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介
【セレスティアル・オリンピア】エーゲ海クルーズ 4泊5日(アテネ[ラブリオ]発着) 紹介ページ ギリシャのページへ

■関連ページ:

前回のレポートはこちらからご覧いただけます。ぜひあわせてご覧ください。

【視察レポート】セレスティアル・オリンピア号で行くエーゲ海クルーズ4泊5日[乗船までの流れ&船内編](ギリシャ・アテネ[ラブリオ]発着/2023年7月視察①) 【視察レポート】セレスティアル・オリンピア号で行くエーゲ海クルーズ4泊5日[滞在編3~5日目](ギリシャ・アテネ[ラブリオ]発着/2023年7月視察③)