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【視察レポート】ブリスベンから車でゴールドコーストへ&人気観光スポット巡り(オーストラリア/2024年6月視察⑮)

トラベルコンサルタントの池です。2024年6月、トラベルコンサルタントの玉井、廣永、ウェブの山本と共に、シドニー・ハミルトン島・ヘイマン島・ブリスベンと周遊しながら視察してまいりました。ブリスベン滞在中に「ゴールドコーストへドライブ」に出かけましたので、その様子をレポートします。

ブリスベンからゴールドコーストまでは約80km。公共の電車、バスも走っていますが、乗り換えが必要で直通はありません。車での移動がいちばん便利がいいです! M1(高速道路)で約1時間、南下します(朝夕の通勤時間帯は約1時間30分前後)。

いつもお世話になっている現地手配会社のご夫婦が運転するレンタカーでGO!

いつもお世話になっている現地手配会社のご夫婦が運転するレンタカーでGO!

ゴールドコーストのビーチは、北(ブリスベンに近い方)から南に、メインビーチ、サーファーズパラダイス、ブロードビーチ、マーメイドビーチ…ゴールドコースト空港のあるクーランガッタ地区まで、いくつもの白砂のビーチが延々と約57kmも続きます。それでは、ゴールドコーストで観光客やローカルに人気のあるスポットをご紹介していきます。

「マリーナ ミラージュ」は、メインビーチにある高級ショッピングセンターで、その名の通りクルーザーやヨットなどのマリーナのそばにあり、運河と海が混じる内海に面しています。白いヨットの帆のような屋根が目印です。

マリーナ ミラージュが位置するシーワールド ドライブ沿いには、ベルサーチ ブランドのインペリアル ホテル ゴールドコーストと、5つ星のシェラトン グランド ミラージュ リゾートもあります。施設内は、飲食店や高級ブランドショップ、ブティックなどが並んでいます。対岸のサウスポートには、オフィスの入る高層ビルのほかに、図書館、病院、大学などがあり、ゴールドコーストのビジネス街として発展しています。

マリーナ ミラージュ

マリーナ ミラージュ

対岸のサウスポートの街並み

対岸のサウスポートの街並み

マリーナ ミラージュ 公式HP

ゴールドコーストで一番おいしいといわれる「オメロス ブラザーズ シーフード レストラン」では、マリーナを眺めながらお食事ができます。3コースのセットメニューは、59.90オーストラリアドルから(2024年6月時点)。いろいろなシーフードを食べたいのなら、シーフードプラッター(温製と冷製のシーフードの盛り合わせ)をどうぞ!

オメロス ブラザーズ シーフード レストラン

オメロス ブラザーズ シーフード レストラン

メニュー

メニュー

店内の様子。残念ながら開店前でした

店内の様子。残念ながら開店前でした

オメロス ブラザーズ シーフード レストラン 公式HP

マリーナミラージュの並びには、ゴールドコーストの3大テーマパークのひとつ「シーワールド」があります。

シーワールド 公式HP

シーワールドの「フェリーターミナル」からは、周辺のクルーズのほか、ホエールウォッチングやドルフィンウォッチングのクルーズも出ています。ヘリコプターでの遊覧飛行もあります。

フェリーターミナルからアクアダック が見えました。水陸両用バスのアクアダックは、バスからクルーズ船に変身、陸と海からゴールドコーストを楽しめます。ガイド付きツアーもあります。

クルーズ

クルーズ

ヘリコプター

ヘリコプター

フェリーターミナルから見えたアクアダック

フェリーターミナルから見えたアクアダック

マリーナ ミラージュから車で約10分、ゴールドコーストの中心地、サーファーズ パラダイスに入ると、高層ビル街の中でもひと際高く目を引くビルが見えてきます。高さ322mの高さを誇るコンドミニアム「Q1 リゾート&スパ」です。

Q1 リゾート&スパの77階にある「スカイポイント展望台」からは、ゴールドコーストの海岸線と内陸部を、360度見渡すことができます。営業時間は7時30分から21時まで(2024年6月時点)。

右にあるカウンターで入場券を買って、奥のエレベーターに進みます

右にあるカウンターで入場券を買って、奥のエレベーターに進みます

Q1と世界で名立たるビルとの背比べ

Q1と世界で名立たるビルとの背比べ

エレベーターの内部。地上230mにある展望台まで38秒!

エレベーターの内部。地上230mにある展望台まで38秒!

昼間だけでなく、サンセットや高層ビル街の夜景も美しく、どの時間に行ってもOKです。

北側の絶景。サーファーズ パラダイスの高層ビル街

北側の絶景。サーファーズ パラダイスの高層ビル街

南側の絶景。ガラス張りのタワーが3本建っているのはランガム ゴールドコースト ホテル

南側の絶景。ガラス張りのタワーが3本建っているのはランガム ゴールドコースト ホテル

西側の絶景。ナラン川と入り組んだ水路のある内陸部。自家用ボートポートがある家はオージーの憧れ

西側の絶景。ナラン川と入り組んだ水路のある内陸部。自家用ボートポートがある家はオージーの憧れ

サーファーズ パラダイス駅が、スカイポイントの入り口前にあります。駅に近いホテルでしたら、移動がとても便利です(写真:サーファーズ パラダイス駅)。

サーファーズ パラダイス駅が、スカイポイントの入り口前にあります。駅に近いホテルでしたら、移動がとても便利です(写真:サーファーズ パラダイス駅)。

サーファーズ パラダイスから、海岸沿いに南下していきます。車で20分(10km)程度行くと、ローカルに人気のあるエリアに入ります。

シープスキンで作られたムートンブーツが、日本でも人気の「アグ(UGG)」。オーストラリア製のアグは、すべて手作りされています。サーファーズ パラダイスにもショップはいくつかありますが、こちらでは、パーツごとに色や糸、素材を選んでオーダーメイドすることができます。

以前は、オーダーしてから1~2日間で商品を受け取ることができたそうですが、現在は1週間ほどかかるそうです。海外配送もしてくれますので、お好きな方は、ぜひ自分だけのブーツをカスタマイズしてみてはいかがでしょう(海外配送には別途、郵便配送料がかかります)。

マイアミビーチ近くに店舗はあります

マイアミビーチ近くに店舗はあります

店内の様子。シープスキンやアウトレット商品もおいています

店内の様子。シープスキンやアウトレット商品もおいています

色も長さも種類が豊富!

色も長さも種類が豊富!

UGG Since 1974 公式HP

また、こちらでは、工場内で手作りの製造工程を見学できるツアーを行っています。工事見学ツアーは30分間、平日のみ行っています。お1人あたり20オーストラリアドル、お土産付きです(2024年6月視察時)。

UGG ファクトリーツアーについて

もう13時過ぎ。お腹が空いてきました。UGGのすぐ近くにある、地元で大人気のベーカリー「パドック ベーカリー」でランチタイムです。こちらは、クイーンズランダーと呼ばれる、1950年代の古い家屋などを移築して造られた、地元で大人気のベーカリーです。

ブリスベンやゴールドコーストでは、老若男女問わずに筋トレが流行っているそうで、みんな早朝から体を鍛えてからカフェに行くので、モーニングの時間帯がいちばん混み合うそうです。ただ、この日は日曜日ということで、この時間でも休日をのんびり過ごす人たちでいっぱいでした。

パドック ベーカリー

パドック ベーカリー

お店の様子

お店の様子

年季の入った薪窯

年季の入った薪窯

ボリューム満点のドーナツ、クッキーなど。シンプルなシナモンドーナツは5オーストラリアドル(2024年6月時点)

ボリューム満点のドーナツ、クッキーなど。シンプルなシナモンドーナツは5オーストラリアドル(2024年6月時点)

軽く揚げたカリフラワーとカラフルな野菜とフルーツのサラダ グリーンゴッデスドレッシング(※)添え

軽く揚げたカリフラワーとカラフルな野菜とフルーツのサラダ グリーンゴッデスドレッシング(※)添え

サワードウブレッドのトースト ローストしたビーツとポーチドエッグ添え(左)、Wagyu Beefチーズバーガー(中)、ピスタチオやひまわりの種などが入った全粒粉サワードウブレッドのトースト フレッシュアボカド添え(右)

サワードウブレッドのトースト ローストしたビーツとポーチドエッグ添え(左)、Wagyu Beefチーズバーガー(中)、ピスタチオやひまわりの種などが入った全粒粉サワードウブレッドのトースト フレッシュアボカド添え(右)

(※)グリーンゴッデスドレッシングは、マヨネーズ、サワークリーム、チャービル、チャイブ、アンチョビ、タラゴン、レモン汁、コショウ等から作られています。

パドック ベーカリー 公式HP

「バーレイ ヘッズ」は、世界的なサーフィン大会も開かれるビーチです。残念ながら、波が穏やかな感じの日でしたので、波待ちのサーファーが多かったです。周辺には、おしゃれなカフェやブティックなどもあり、人気サーフィンブランド、ビラボンの本店もここにあります。

バーレイ ヘッズの先端の丘の上からの風景。遠くに見えるのはサーファーズ パラダイスの高層ビル街。10kmほど離れています。

バーレイ ヘッズの先端の丘の上からの風景。遠くに見えるのはサーファーズ パラダイスの高層ビル街。10kmほど離れています。

日曜日ということもあり、休日を楽しむオージーでいっぱい。視察も最終日で記念撮影

日曜日ということもあり、休日を楽しむオージーでいっぱい。視察も最終日で記念撮影

このあたりの物件は、どれも眺めが最高で人気があり、家賃、売買価格とも、ゴールドコーストで最高だそうです。

最後は、「ゴールドコースト空港」へ。こちらの空港は国内線が主で、国際線はニュージーランドや東南アジアに路線があり、1日あたりの離発着は10~15便程度です。日本へは、ジェットスターが成田線を就航していましたが、残念ながら現在はありません(ブリスベン線に変更)。国内線ターミナルは、国際線用だったスペースを改装工事中で、19のショップがオープン予定です。

手前が新しくできた国際線ターミナル。奥が国内線ターミナル

手前が新しくできた国際線ターミナル。奥が国内線ターミナル

“Gold Coast Airport”のモニュメント

“Gold Coast Airport”のモニュメント

国内線チェックインカウンター

国内線チェックインカウンター

乗合いシャトルバスのカウンター

乗合いシャトルバスのカウンター

ところで、ゴールドコーストの3レターコード(※)は“OOL”。 なぜ? それは、空港がある地名が、クーランガッタ(Coolangatta)だからです。クイーンズランド州の最南部にあり、ゴールドコースト空港の一部は、お隣のニューサウスウェールズ州に入っています。

(※)3レターコードとは、都市や空港の名前をアルファベット3文字で表したコードのことです。

国際線ターミナル向かいに2021年にオープンしたホテル「リッジス ゴールドコースト エアポート」があります

国際線ターミナル向かいに2021年にオープンしたホテル「リッジス ゴールドコースト エアポート」があります

池 愛寿

トラベルコンサルタント 池 愛寿

ゴールドコーストは亜熱帯性気候で、年間の晴天日が300日以上といわれ、冬のこの時期でも気温は20度前後あり、昼間は日差しがきつく暑さを感じます。ただ、湿度が低くカラッとしていて、日陰は涼しく、とても過ごしやすいです。夕方からは、風も出てきて急に寒くなるので、現地の方の冬の服装は、半袖に薄いダウンだそうです。

蒸し暑い日本から脱出して、とても心地よくドライブを楽しんだ1日でした! 1年中温暖なゴールドコーストは、私の移住したいところでもあります。ぜひ一度足を向けてみてください。ゴールドコーストへの旅行をご検討の際は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください。


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