Mossman & Daintree REPORTモスマンとデインツリー 視察ブログ
【視察レポート】シルキー オークス ロッジ発! 世界遺産の森の中を流れるモスマン川でリバーラフティング体験(オーストラリア/2023年4~5月視察⑨)
トラベルコンサルタントの河原です。ケアンズから約80km、ポートダグラスから約20kmに位置する、デインツリー国立公園の森に静かに佇む「シルキー オークス ロッジ Silky Oaks Lodge」で体験させていただいたアクティビティ、リバーラフティングの貴重な経験をご紹介いたします。
※シルキー オークス ロッジ滞在した際のレポートも公開中です。最下部のリンクよりご覧いただけます。
この度、モスマン川での「リバーラフティング&シュノーケリング」に参加してきました。当日は、朝からあいにくそこそこの雨が降る中でしたが、予定通りに催行されるとのこと。まずは、午前8時に催行会社のスタッフが車でロッジに迎えにきてくれます。人数を確認して、ロッジを出発します。
車で上流方向へ10分弱走ると、プレハブの器材置き場に到着です。あらかじめ水着着用でホテルを出発しますが、ここで、頭からつま先までをガードするウェットスーツをレンタルします。水が冷たいこともありますが、何よりも岩場などでケガをしないよう、安全対策としてウェットスーツを着用するのだそうです。この時点では、川の様子が一切見えていないうえ、なかなかの雨の中で、いったいどのような状況なのか? 正直少しだけ不安な気持ちになりました…。
準備ができたら、自分の身体よりも大きなラフティングボードを肩に担いで、いざ出発です(女性には少しだけ大変かもしれませんが、このボードには引きずり用のひもが付いています)。
あいにくの雨で足元が悪い中、水辺へと森の中を歩くこと約10分で、川の流れる音が聞こえてきました。当然と言えば当然ですが、川の流れは雨で茶色く濁っていて、川底の様子をうかがい知ることはできません。深さはどのくらい? 川底はどんな感じ? どのくらい冷たいの?と参加者同士で話をしていると、ガイドスタッフからリバーラフティングについてのガイダンスが始まります。ガイドスタッフの合図・先導で、水につかって水温を確かめつつ身体を慣らしながら、身のこなしや、危険を感じた時、ラフティングボードから転落した時の対処などのレクチャーを受けます。
川の深さはさほどでもありませんが、雨のせいか、朝イチだからなのか、はたまた日頃の運動不足のせいなのか、モスマン川の流れからは見た目よりもプレッシャーを感じます。
そして、いよいよ順番に、モスマン川でのリバーラフティング、スタートです。
世界最古の熱帯雨林のすばらしい景色の中を流れるモスマン川で、みんな緊張しながら各々のファーストトライへ。さすがに1本目は、バランス感覚や方向感覚を確かめながら慎重に下っていきます。少し短めの距離でしたが、「ワー」、「キャー」と絶叫しながらも、全員が無事にファーストトライに成功!
その後も、ガイドスタッフの指示を受けながら、少しずつ距離を長くしながら、モスマン川を下っていきます。水の流れは動と静を繰り返し、同じ熱帯雨林の中でも、周囲の風景は場所ごとにかなり雰囲気が変わります。リバーラフティングを楽しみながら、世界遺産の風景にも魅了されますね。
そして、要所要所でもう1人のガイドスタッフが、カメラを向けて写真を撮ってくれたり、ドリンクを用意して休憩したりと、雨の中でも楽しい時間を過ごすことができました。
あいにく今回は雨天、かつ濁流だったため、シュノーケリングはできませんでしたが、川が濁っていなければ、世界遺産の清流でのシュノーケリングで、川魚やカニ、カエル、カモノハシなど、さまざまな生き物の様子を見られるチャンスがあるのだそうです。
そして、ゴール地点に到着したら、再度ラフティングボードを担いで斜面地を登り、路上で待機している車の荷台にボードを積んで、車で器材置き場のプレハブへ。ウェットスーツを返却してシャワーを浴びたら、温かいコーヒー、紅茶をいただきながら、バスタオルを身にまとい少し身体を温めます。その後、準備ができたらロッジへ送ってもらって、ツアー終了です。
トラベルコンサルタント 河原 広治
いかがでしたか? 世界遺産の森の中を流れるリバーラフティング&シュノーケリング。あっという間の3時間で、貴重な経験をさせていただきましたが、もちろん翌日には、いえ、当日の夜にはすでに、筋肉痛に見舞われていました (笑)。
オーストラリア旅行をご計画の際には、ぜひお気軽にティースタイルまでご相談ください。
トラベルコンサルタント 河原 広治のご紹介
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【ホテルレポート】シルキー オークス ロッジ(オーストラリア・モスマン/2023年4~5月視察③)