Mossman & Daintree REPORTモスマンとデインツリー 視察ブログ
【ホテルレポート】シルキー オークス ロッジ(オーストラリア・モスマン/2022年7~8月視察④)
ティースタイルWEB編集長の山本です。
カンタス航空傘下のLCC、ジェットスターが、2022年7月、2年4ケ月ぶりに日本とオーストラリアを結ぶフライトを再開させると聞き、早速、現地を訪れました。
今回は、ケアンズから車で1時間強、モスマン渓谷の美しい自然に抱かれたラグジュアリーロッジ「シルキー オークス ロッジ」に、トラベルコンサルタントの岡本と一緒に宿泊&視察をしてまいりましたのでご紹介します。
2021年12月に改装を終えて、リニューアルオープンしたシルキー オークス ロッジ。以前と異なり、最低でも2泊の滞在が必要となり、宿泊費には夕食(ワインとのペアリングもあり)と朝食、ミニバーをはじめ、毎朝のヨガ、敷地内でのトレッキング、ポートダグラスへの往復定期シャトル(1日1回)なども含まれています。
まずは、ラウンジにてウェルカムドリンクをいただきました。
レストランの奥にバーやラウンジがあります。
◆プライベートが保たれたロッジのハンモックでリラックス!
シルキー オークス ロッジのお部屋は、熱帯雨林の敷地内に1棟ごとに独立したロッジが点在しており、森の中にあるとか、川が眺められるとかロケーションによりルームカテゴリーは分かれています。森の中にあるので、滞在中、いろいろな野鳥のさえずりがBGMとして楽しめましたし、ワイルドターキーのお散歩にも出くわしました。
私たちが滞在したのは「レインフォレストリトリート」というエントリークラスのお部屋です。
宿泊したお部屋以外にもいくつか見せていただきました。
「ツリーハウスリトリート」は、少し高台に位置しており、外から眺めるとまるで2階建てのように見えます。私たちが泊まったレインフォレストリトリートより広く、お部屋にはデイベッドが備えられ、バスタブは外に置かれています。緑に囲まれた至福のバスタイムをお過ごしいただけます。
そして、こちらはテラスから眼下にモスマン川を望む「リバーハウス」です。ツリーハウスリトリートと同じぐらいの広さで、同様にデイベッドや、アウトドアバスを備えています。
もっと広いお部屋をお求めの方にはスイートなどもあります。今回見学はできませんでしたが、リニューアル時に新設された、323㎡の「デインツリーパビリオン」なら、2ベッドルームに、ダイニングエリア、専用のインフィニティプールも備わります。
◆夕食にはアジア・フュージョン料理とワインのペアリングを!
次はお食事をご紹介します。
冒頭でもお伝えした通り、夕食も朝食も宿泊費に含まれています。夕食時にはお料理に合わせてペアリングされたワインも出されます。
最初の夜は、アミューズ、アントレ、メイン、デザートの4コースメニューでしたが、2日目の夜は、アミューズ以外はテーブルごとにシェアということで、たくさんのお料理が一度に出されました。2泊以上の滞在でも、夕食毎に趣向が凝らしてあり、飽きることなく楽しめると思います。
オーストラリアでは和食やアジア料理が人気があるようで、それらを取り入れたフュージョン料理を主体に、敷地内のガーデンで栽培されている野菜やハーブもふんだんに使われていました。
メニューを見ると「Wakame」「Yuzu」「Shitake」「Shichimi Togarashi」と日本ではおなじみの素材や調味料が並んでいますが、海外の方にはこれらが新鮮に感じるのかなと、少し不思議な気もしました。
朝食も、夕食と同じレストランで用意されます。
サイドボードに並べられたお料理はビュッフェスタイルで、そしてメインは7種類から選ぶことができました。
◆熱帯雨林のトレイルコースを歩く
世界自然遺産にも登録される、世界最古の熱帯雨林デインツリー国立公園の入り口に位置するシルキー オークス ロッジには、敷地内にもトレイルコースが設けられています。道は途中でいくつにも分岐しており、短いものなら往復30分程度、長いものだと往復2時間とルートはいろいろ。地図を片手にチャレンジしてみてください。コースによってはフィールドガイドの案内で歩くこともできます。
他の施設などもご紹介しましょう。
熱帯雨林の緑の木々に囲まれたラグジュアリーなロッジはいかがでしたでしょうか? ケアンズからわずか1時間ほどの場所にこんな隠れ家ホテルがあるとは驚きました。自然と触れ合いながら、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。グレートバリアリーフで楽しむ海の世界遺産と合わせて、森の世界遺産での滞在もおすすめです。
ケアンズやオーストラリアのご旅行は、ティースタイルまでぜひお問い合わせください。