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【ホテルレポート】絶景のアウトバックを遊覧飛行しながら目指す! マウント マリガン ロッジ[アクセス編](オーストラリア/2023年4~5月視察⑥)
トラベルコンサルタントの河原です。ケアンズから北西約150kmのアウトバック(オーストラリア内陸部の荒野)に位置する「マウント マリガン ロッジ Mt. Mulligan Lodge」を視察で訪れました。雄大なマリガン山の麓のユーカリの森が広がる静かな環境にひっそりと佇むスーパーラグジュアリーロッジです。手付かずの大自然の中にはさまざまな動植物も生息しています。
そんな自然豊かな場所に位置するマウント マリガン ロッジに関連するレポートを3回(アクセス編・お部屋と施設編・アクティビティ編)にわたりお届けしてまいります。今回は「マウント マリガン ロッジへのアクセス」についてご紹介します。
マウント マリガン ロッジへのアクセスは、ケアンズ空港から約30分のヘリコプターフライトか、約2.5時間の4WDドライブのいずれかを選択することになります。利便性と遊覧飛行を兼ねて、訪れるゲストのほとんどはヘリコプターを選択しているそうです。今回私が参加させていただいたオーストラリア政府観光局主催の視察ツアーでも、ヘリコプターでのアプローチということで、我々が宿泊しているケアンズ市内のホテルまで、運航会社のスタッフが専用車で迎えに来てくれました。
ホテルから空港まで約15分の移動の車内では、ヘリコプター搭乗にあたっての注意事項や、マウント マリガン ロッジ滞在中の参考情報を案内してくれます。特に注意しなければならないのは、ヘリコプターの重量制限です。1人あたり最大15kgまでの制限があるため、大きなスーツケースは載せられず(今回は2泊3日)、必要な荷物をリュック(ロッジ専用のボストンバッグも用意してくれています)などに詰め替えて持って行きます。
事務所に到着すると、受付を済ませて荷物の詰め替えを行い、まず荷物と体重を量ります。その後、「ご搭乗の注意」のビデオ(日本語版もございます)を確認して出発を待ちます。
出発の準備ができたら、スタッフに呼ばれていよいよ機内へ向かいます。外に出るとヘリコプターのエンジン音が響き、おのずと期待に胸が膨らみます。みんなテンションMAXです! 機内に入るとシートベルトを締め、ヘッドホンを装着して、出発準備を整えます。
エンジンの回転数が上がり高音が響く中、パイロットの合図で、さあTAKE OFF! 出発です。当然ですが、飛行機とは違って、ゆらゆらと機体がほぼ垂直に上昇していきます。それと共に、私たちのテンションもますます上がっていきます。そして、高度が上がるにつれて、眼下にはケアンズ空港の様子や市内の様子がはっきりと確認できるようになります。
そして、世界遺産の熱帯雨林キュランダの森の上空からは、「バロンの滝」がはっきりと見えました!
さらに眼下に見える景色は刻一刻と変化して、やがて人里離れたアウトバックの風景へと変わっていきます。人工的なものは姿をひそめ、大地に広がる手付かずの自然に圧倒されます。
その後、しばらく眼下の景色に見とれて写真を撮ったりしていると、パイロットさんから「前方に注目して!」と声がかかり、見てみると、マリガン山の雄姿を確認できました。オーストラリア大陸にふさわしい赤茶けた山肌と、周囲に広がるユーカリの森の緑、砂の薄茶色と青空のコントラストに目を奪われます。山が目前に迫って来る光景はド迫力で、本フライト最大のハイライト!、「切り立った山肌に衝突するのでは!?」と思わせたところで機体は旋回して、いよいよ着陸態勢に入ります。
もちろん、もうすでに眼下には、ロッジ関連の建物とヘリポートが見えています。本当に、あっという間の30分。ワクワク、ドキドキとは、まさにこのことだと感じました。
着陸後、機体から降りる時もスタッフの誘導のもと、順番に1人ずつ降機します。そしてカートに乗り、ロッジのメインパビリオンへと案内してくれます。メインパビリオンに到着すると、制服を着た女性スタッフが、笑顔でウェルカムドリンクとおしぼりのサービスでお出迎えしてくれました。
次回は、マウント マリガン ロッジのお部屋と施設をご紹介します!
トラベルコンサルタント 河原 広治
いかがでしたでしょうか。ぜひ皆さまも、ケアンズ市内からヘリコプターで移動し、オーストラリア大陸のアウトバックにたたずむマウント マリガン ロッジで、最高の非日常を体験してみてください。一生の想い出になること間違いなしです!
オーストラリア旅行をご計画の際には、ぜひお気軽にティースタイルまでご相談ください。
トラベルコンサルタント 河原 広治のご紹介
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