Lower Zambezi National Park REPORTロウワーザンベジ国立公園 視察ブログ
【ホテルレポート】タイム アンド タイド チョングウェ キャンプ(ザンビア・ロウワーザンベジ国立公園/2019年5月視察①)
トラベルコンサルタントの須沢です。
今回はアフリカのザンビア、ロウワーザンベジ国立公園にある「タイム アンド タイド チョングウェ キャンプ Time + Tide Chongwe Camp」をご紹介致します。
ザンビアの国立公園へは首都のルサカが拠点になり、そこから国内線、チャーターセスナでアクセスとなります。国内線とは言いつつもそれほど大きい機体ではなく、数十人が乗れるくらいの小さな機材となります。どちらも空からは壮大なザンベジ川を見渡すことが可能です。
今回は往路、チャーターのセスナを利用しました。メリットとしては国内線が到着できないプライベートのストリップ(滑走路)に到着することができ、最短距離でロッジまで行くことができます。デメリットは写真をご覧の通り、荷物を積むスペースが少ないことからスーツケースなどのハードケースが持ち込めず、ボストンバッグ、ドラムバッグなどのソフトバッグしかセスナに持ち込めないことです。ザンビアに限らずアフリカでセスナを使う際にはご注意ください。
今回訪れたチョングウェ キャンプはザンビアを流れるザンベジ川本流から少しそれたチョングウェ川沿いにあります。すぐに本流までぶつかり、その先には隣国ジンバブエが目と鼻の先にあります。
そんな川に沿ってロッジがあることから、リバーサファリができることが最大の特徴です。希望があればロッジにあるスピードボートを使ってリバーサファリをすることができ、また夕方の時間帯には水場でサンダウナー(日が沈みゆく様子)を迎えることが可能です。
壮大なザンベジ川、そして支流にあたるチョングウェ川にはゾウやカバ、クロコダイルなどをたくさん見ることができます。
車で少し走るとロウワーザンベジ国立公園の入り口があるので国立公園内のサファリがメインになります。
それではお部屋の写真ををご覧ください。
テント型タイプのお部屋で目の前には川、お部屋の前に座りながら川にいる動物を眺めることができます。近くにカバやクロコダイルなどがいるのでくれぐれもご注意ください。実際に部屋のすぐ前にクロコダイル、ロッジの敷地内に大きなカバがいました。
部屋に入るとまずは中央に大きなベッド、そして部屋の奥のスペースはシンクやトイレ、シャワースペースなどがあります。屋外にはなりますがご覧いただいて分かる通り、すごく清潔です。シャワーはしっかりとすぐにお湯も出ます。
お部屋にはカメラやスマホなどを充電することができるコンセントや、蚊取り線香、虫除けスプレー、非常用のホーン、ホイッスル、トランシーバー、懐中電灯。普通のホテル同様のティーセットなど一通りそろっています。
水筒は最初にもらえるので水を入れてサファリ中に飲んだり、滞在中常に持ち歩くものになります。最終的には持ち帰ることができるので旅行の記念にもなりますね。
共有スペースはサファリの前に集まったり、食事を取ったり、お酒を飲んだり、何をするにもここが拠点となります。小さいスペースですが、アットホームな雰囲気で気さくにスタッフが挨拶をしてくれます。
またプールの横にはご覧の通りゾウやサルなどがよく来るようなので、プールでゆっくりしている時でさえも大自然を感じることができます。
ご覧の通りザンビアのロッジはすぐ近くに動物を見ることができる環境です。もちろんその分多少の不自由はありますが、あまり人の手が入っていない場所でのサファリを希望する方には最適の場所だと感じました。サファリカーもほとんどいないのでライオンなどを見つけた際の感動は更に増します。
アフリカですとやはりケニアや南アフリカでのサファリが有名ですが、更に奥地の人の手がそれほど入っていない大自然を体験、体感したい方、ぜひザンビアのサファリをご検討ください。