◆アクセス方法
◆リゾート全体について
◆お部屋のご紹介
◆レストランのご紹介
◆シックスセンシズスパ（Six Senses Spa）
◆アクティビティ

ティースタイルの須沢です。今や世界各国に20以上ものホテルを展開するシックスセンシズ。2024年の春には、日本で初めて京都にホテルをオープン予定です。日本にホテルが誕生することにより、シックスセンシズブランドも有名になってくるかと思います。今回はそのシックスセンシズのひとつ、ベトナムの海沿いにあるリゾート「Six Senses Ninh Van Bay シックスセンシズ ニンバンベイ」を訪れましたので、その様子をレポートいたします。

◆アクセス方法

シックスセンシズ ニンバンベイに一番近いのは、ベトナムのニャチャンにあるカムラン空港です。日本からカムラン空港までは直行便がないため、ベトナム航空やベトジェットエア、バンブーエアウェイズなどを利用して、まずはベトナムのホーチミンもしくはハノイに入ります（片道約5～6時間）。そこから国内線に乗り換え約1～2時間でカムラン空港に到着します。

カムラン空港はベトナムの東海岸にあり、北に1時間弱行くとニャチャンの市内となります。（ちなみに南に1時間あまり車で行くと、アマノイがあります。）今回は、空港からニャチャン市街を通り越して車で約1時間ほどの、シックスセンシズ ニンバンベイ専用のスピードボート乗り場へ向かいます。そこからスピードボートに乗り換えて約15分でリゾートに到着します。ベトナム自体へは直行便で5～6時間と近いですが、リゾートまでは少し時間がかかるため注意が必要です。

◆リゾート全体について

シックスセンシズ ニンバンベイは、現在あるシックスセンシズ全ホテルの中で、最も敷地が広いリゾートです。そんな広大な敷地の中にヴィラの数は62部屋。各ゲストに対して最大限のケアをするためにも、部屋数が抑えられています。そしてリゾート内には「ダイニングバイザベイ（Dining by the Bay）」、「ダイニングバイザプール（Dining by the Pool）」、「ダイニングバイザロックス（Dining by the Rocks）」の計３つのレストランがあります。

また多くのシックスセンシズのリゾート同様、ここニンバンベイでも、広大な敷地を生かしたオーガニックガーデン、養鶏場、養蜂場があります。そしてリゾート内で使うエネルギーをソーラーパネルで自ら「創エネ」しており、サステナビリティ―が叫ばれる昨今に、お手本になるようなエコ・ラグジュアリーリゾートになっています。

リゾート自体は今から19年前のオープンと新しいわけではありませんが、コロナ禍を利用して800枚のソーラーパネルを設置し、現在ではリゾート全体のエネルギーの20%を自社ソーラー発電でまかなっており、今後はさらに比率を高めたいということでした。

◆お部屋のご紹介

＊ビーチフロント プールヴィラ（Beachfront Pool Villa）

今回宿泊させていただいたお部屋は、「ビーチフロント プールヴィラ」というお部屋。ニンバンベイのお部屋カテゴリは、大きくわけて「ウォータープールヴィラ」、「ロックプールヴィラ」、「ビーチフロントプールヴィラ」、「ヒルトッププールヴィラ」の４カテゴリに分かれており、それぞれ2ベッドルーム以上の広い部屋もあります。

ビーチフロント プールヴィラは広さ176㎡で、1階がベッドルームとバスルーム、2階がアウトドアと吹き抜けのリビングルームになっています。ベッドルームにも窓際にシッティングスペースがあるため、ここでもゆっくりできます。バスルームはインドアシャワー、アウトドアシャワー、トイレ、そしてダブルシンクは左右に2つあるため、ご夫婦、カップルで利用する際にもかなり広々と使うことができます。

お部屋はシックスセンシズらしいナチュラルな造りになっています。そのためヤモリがいたり、室内に多少の蟻が入ってきたり、大自然の中なので当たり前ではありますが、そのあたりは事前にご承知おきください。

他のお部屋カテゴリは若干部屋の造りが違っており、リビングスペースとベッドルームが分かれています。

＊ロック リトリート（Rock Retreat）

海沿いの岩の上に建つ2ベッドルームヴィラは、自然の岩をそのまま生かしたユニークな造りのお部屋です。専用の私道または専用ボートでのみアクセス可能です。

◆レストランのご紹介

朝食は「ダイニングバイザベイ」にて。開放的なこちらのレストランは少し高台にあるため、ニンバンベイを見下ろす絶景を楽しむことができます。

ビュッフェラインは一般的な朝食のメニューに加えて、飲茶、ベトナム料理のフォーステーションなどがあるのが特徴です。またジュースバーが別にあり、好きなジュースやスムージーを頼むことができました。もちろんフルーツも豊富にそろっていました。この時期だからなのか、特にリゾート内で取れるマンゴーが本当に甘くておいしく、毎朝マンゴーに癒されました（笑）。

昼食のおすすめは、パブリックプールの横にある「ダイニングバイザプール」。ベトナム料理など、サクっと食べたいときでも気軽に食べることができます。

朝食をたくさん食べてしまうとあまりお腹がすかない方もいると思いますが、そんな方にはこちらのレストランの横にあるアイスクリームステーションがおすすめ。宿泊者は無料でアイスが食べ放題です。自家製のフルーツソルベからアイスクリームまで、10種類以上の味を楽しめます。ここニンバンベイだけでなく、どこのシックスセンシズでも提供されているアイスクリームサービス。ちょっとしたことですが暑い時には最高のサービスです。

リゾート内にあるオーガニックガーデン。

◆シックスセンシズスパ（Six Senses Spa）

シックスセンシズで有名なのが、やはりスパです。元々ウェルネス領域の取り組みが非常に強く、今ではたくさんのホテルやリゾートなどで行われている無料のヨガなども、もちろん開催されています。スパに関してはさまざまなメニューが提供されていますが、まずは「ウェルネススクリーニング（Wellness Screening）」という身体のチェックをするところから始めるといいでしょう。なかなか言葉で表現するのが難しいですが、写真のように特別な器具で足元と手元、そして脳波（？）をスキャンして、どこにストレスを感じているのか、身体に異常があるのかを計測します。その場で結果を見ながら解説してくれ（英語）、ご自身の気になる箇所に合わせたマッサージの提案、そしてウェルネスプログラムの提案をしてくれます。単純なマッサージをするだけではなく、本格的にパーソナライズされたスパ体験をここでは受けることができるのです。

ちなみに、結果は追ってメールでも送られてくるので、今後他のシックスセンシズに宿泊された際にも、再度そちらの結果を見ながらスパを受けることもできます。ぜひニンバンベイだけでなく、シックスセンシズに宿泊された際にはスパもあわせて受けていただくことをおすすめします。

◆アクティビティ

広大な敷地を持つシックスセンシズ・ニンバンベイ。湾に面していることから、マリンアクティビティはもちろんのこと、そのほかにもたくさんのアクティビティが提供されています。ビーチの前にはサンゴもあるため、無料でシュノーケリングセットを借りてシュノーケリングしよう！と意気込んでいたのですが、運悪くちょうどクラゲが出ており、実際に他のゲストが刺されてしまったようで、今回は潜ることはできませんでした。ちなみにカヤックなどモーターのないものについては無料でレンタルすることができます。

海のアクティビティに参加することはできませんでしたが、ニンバンベイの敷地には広大な森が広がっています。今回参加したのはハイキング。ハイキングと聞いていたのですが、おそらく日本人の感覚ではハイキングではなくトレッキング＆クライミングのようなものでした（笑）。

ニンバンベイの敷地の裏に広がる山を2つくらい越えたでしょうか。山道をひたすら歩いたり、岩を登ったり、およそ2時間半程度歩き、帰りはボートで帰ってくるものでした。もちろん2時間半歩くのでそう簡単ではありませんが、15人以上の参加者がおり、大変だった一方で大自然の中を歩くという爽快感が素晴らしかったので、運動が好きな方にはぜひおすすめしたいアクティビティです。

ちなみに朝の7時から開始だったので、戻ってシャワーを浴びてから食べた朝食は最高でした。（朝から結構疲れるのでお昼寝もセットになります。笑）

ニャチャンまでの直行便がなかったりスピードボートも使ったりと、そこまで近いリゾートではありませんが、大自然に囲まれ、健康的でおいしいご飯を食べてリラックスする、バケーションを過ごすのに最高のリゾートだと思います。時間がない方でも2泊4日、3泊5日などの短い期間でも訪れやすいラグジュアリーホテルとなっております。東南アジアのラグジュアリーリゾートを探されている方は、ぜひシックスセンシズ ニンバンベイをご検討くださいませ。

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