Tanna REPORTタンナ島 視察ブログ
【視察レポート】迫力満点のヤスール火山へ! 南太平洋の秘境タンナ島1日観光ツアー(バヌアツ/2019年8月視察③)
バヌアツに視察に行ってまいりました、トラベルコンサルタントの宇津巻です。
今回はバヌアツの首都ポート・ヴィラから国内線で1時間、タンナ島の観光をご紹介いたします。
タンナ島といえば、なんといっても「ヤスール火山」! タンナの町から車で約1時間半で到着です。下の写真のように入山前の儀式を受けてから登山が始まります。儀式の間も火山が噴火するたびに噴火音がとどろき、期待が高まります!
4WDの車で、ジュラシックパークさながらの道を登っていきます。
火山へ行く前の寄り道として、「ホットリバー(Hot River)」をご紹介。川のいたる所で温泉が湧いており、場所によっては少し熱い場所もあります。すぐそばは海になっており、ビーチでは乗馬を楽しむこともできます。簡易ですが更衣室もありました。
それではヤスール火山に向かいます。
車で8合目まで行き、そこから徒歩10~15分で山頂となります。風のある日は寒いこともあるので上着持参がおすすめです。登山道の脇にはポストがあります。タンナのホテルでハガキを購入すれば切手を貼らずに世界中に郵送してくれます。
山頂までは念のため、噴石防護用のヘルメットをかぶり進んでいきます。
山頂に到着すると、体験したことのない景色が待っています! 火山見学は17時~18時半くらいまでです。
ここは、世界で最も火口に近づける火山なのです。
噴火の衝撃波が来ます。その後、分かりづらいですが地面が揺れて、もの凄い噴火音とマグマが飛んでくる様子が見れます。ぜひ一度は見ていただきたい光景です。
今回は風向きが悪く、火口が見える場所には行けませんでしたが、それでも十分に感動できます。
18時半になったので、これで下山です。最後に、先ほどよりも暗くなったヤスール火山の映像をどうぞ。
それでは、タンナ島のその他の観光スポットをご案内します。
こちらは裸族の村を訪問する「ローカルビレッジツアー」です。裸族の方達の生活を垣間見れます。
もうひとつの観光スポット「ジャイアント バンヤン ツリー(Giant Banyan Tree)」です。
下の写真ではお伝えしにくいのですが、とても大きな木です!! バンヤンツリーは菩提樹(ぼだいじゅ)の仲間で、広がった枝々から根を垂らして、どんどん大きくなっていきます。こちらをヒントにして宮崎駿監督が『天空の城ラピュタ』を制作したと言われています。ちなみに、人類史上初めて遠洋航海を実践し、太平洋の島々に住み着いた人々の事をラピタ人と呼びます。
以上、タンナ島の観光はいかがでしたでしょうか。
今回は午前中にローカルビレッジやジャイアント バンヤン ツリーを見て、午後からヤスール火山に行く1日観光ツアーでしたが、ヤスール火山のみ行く場合は、半日ツアーもあります。この他にも、海では青の洞窟「ブルーケーブ(Blue Cave)」へ行くツアーもおすすめです。時期によっては洞窟へ行く途中の船からクジラもご覧いただけます。
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(ティースタイルでは観光ツアーのみのお申込みは承ることができません。航空券、ホテルの手配と併せて承ります。)