Pennsylvania REPORTペンシルベニア州 視察ブログ
【視察レポート】アメリカ誕生の地! フィラデルフィアのおすすめ観光スポット(アメリカ・ペンシルベニア州/2023年4月視察⑥)
トラベルコンサルタントの渡邉です。アメリカ東海岸で次に視察に訪れたのは、東海岸第2の都市、フィラデルフィアです。アメリカ独立宣言が採択された“アメリカ誕生の地”であるこの町には、アメリカの歴史を物語る、数多くの史跡が残されています。また、コンパクトにまとまったセンターシティは、“世界で最も徒歩で巡りやすい都市”のひとつと言われています。ミュージアムも多く、さまざまなアートも楽しめます。衣料品や靴は免税なので、ショッピングにも最適です!
さらに、 5大スポーツ(野球・アメリカンフットボール・バスケットボール・ホッケー・サッカー)のプロチームが本拠地を置き、スタジアムはすべてセンターシティから電車で約15分ほどの1か所に集結。スポーツ好きにはたまらない、人気の街です。
市内中心部のマップが、標識のようにあちらこちらに掲示されていて、行き先が見つけやすくなっています。
■ホップオン ホップオフ バス
フィラデルフィア市内の観光地を効率よく巡るなら、「ホップオン ホップオフ(Hop-on Hop-off)バス」も選択肢の1つとしておすすめです。市内28スポットを2階建てバスで、ガイドの案内(英語)を聞きながら巡ります。
◆フィラデルフィアのおすすめ観光スポット
*市庁舎
「市庁舎」は、レンガと白い大理石で作られた美しい建物です。人気の写真スポットになっています。
*独立記念館&自由の鐘
「独立記念館(Independence Hall)」は、独立宣言が調印された、アメリカの自由の象徴を表す歴史的にも貴重な建物で、世界遺産にも登録されています。独立記念館の向かいにあるインディペンデンス ビジターセンターの隣には、独立の象徴「自由の鐘(Liberty Bell)」が飾られています。今回は時間の都合で外から見ましたが、建物は入場無料で見学できます。
*ロッキー ステップ
映画『ロッキー』の撮影地「ロッキー ステップ(The Rocky Steps)」です。主人公ロッキーがテーマ曲に合わせてこの階段を駆け上がるシーンが有名だそうです。階段下にあるロッキーの銅像前も人気の撮影スポットです。
*リーディング ターミナル マーケット
アメリカで最も古く、最大規模の屋内ファーマーズマーケットが「リーディング ターミナル マーケット(Reading Terminal Market)」です。以前は、リーディング鉄道の駅のターミナルだった建物を改装して、1893年に開業しました。お肉やお魚、新鮮な野菜、さまざまなジャンルの飲食店など、約80店舗が集まっており、地元の人だけでなく観光客でもにぎわい、朝から活気あふれる市場となっています。
【営業時間】 午前8時~午後6時まで(2023年4月時点)
(※1)フィリーチーズステーキは、炒めた薄切り牛肉と溶けたチーズを長いロールパンにはさんだものです。
*バーンズコレクション
美術収集家であったバーンズ氏のコレクションが展示されている「バーンズコレクション(Barnes Foundation Collection)」。ピカソ、セザンヌ、ルノアール、ゴッホ、モネなど、巨匠の作品を集めているとともに、コレクションの20%以上はアメリカ人画家の作品を展示しており、ほかに貸し出しは行っていないので、ここでしか見られない作品も多数あるそうです。
館内案内の音声ガイドはありませんが、美術館のホームページから「バーンズ フォーカス(Barnes Focus)」を開き、日本語を選択すると、作品にスマホをかざすだけで、展示されているすべての作品の解説を日本語で見ることができます。
*マクギリンズ オールド エール ハウス
最後に、1軒のレストランをご紹介いたします。
今回訪れた「マクギリンズ オールド エール ハウス(McGillin’s Olde Ale House)」は、フィラデルフィア最古のパブレストランです。なんと、リンカーンが初代大統領に選出された、1860年にオープンした、160年以上の歴史を持つレストランです。
“アイリッシュパブ”ということで、イギリスの伝統料理「シェパーズパイ(※2)」もこのお店の人気の一品です。また、30種類ものドラフトビールがあり、アイルランド産のスタウトから、地元ペンシルバニアのブルワリーで醸造された、ここでしか味わえないローカルビールまでお楽しみいただけます。
(※2)シェパーズパイは羊肉のパイで、パイ生地の代わりにジャガイモを使うアイルランドの代表的な料理です。
旅客鉄道アムトラックでニューヨークから約1時間半、ワシントンD.C.から2時間ほどと、2都市の中間地点に位置するフィラデルフィア。公共の交通機関でもアクセスしやすく、周遊観光にもおすすめです。ニューヨークへご旅行の際は少し足をのばして、フィラデルフィアに立ち寄ってみるのはいかがですか?
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