Pennsylvania REPORTペンシルベニア州 視察ブログ
【視察レポート】フィラデルフィアから日帰りで行ける風光明媚なブランディワインバレー観光(アメリカ・ペンシルベニア州/2023年4月視察④)
アメリカ東海岸の視察に行ってきました、トラベルコンサルタントの渡邉です。今回はワシントンD.C.から北上して、フィラデルフィアの郊外にある「ブランディワインバレー(Brandywine Valley)」に立ち寄りましたので、その見どころをご紹介いたします。
ブランディワインバレーという名前を初めて聞かれた方も多いかもしれません。日本ではまだそれほど有名ではなく、私自身も今回初めて訪れました! ニューヨークとワシントンD.C.の中間に位置する都市、フィラデルフィアから、車で西に1時間余り行った地域に広がる、美しい丘陵地帯です。ここはかつて先住民の入植地で、さらにアメリカ独立戦争でも大きな役割を果たした、歴史のある地域だそうです。
◆ウェイバイン ワイナリー&ブドウ園
ブランディワインバレーには、国際的に高い評価を受けるブルワリー(醸造所)やワイナリーが数多く点在しています。今回は、地域に密着した家族経営の小さなワイナリーながら、品質の高い希少なワインを製造している「ウェイバイン ワイナリー&ブドウ園(WAYVINE Winery&Vineyard)」を訪れました。
2010年に3,000本のブドウの木から始まったこのワイナリーですが、現在約14,000本、18種類のブドウを栽培しています。某旅行サイトでも、このチェスター地域のワイナリーランキングでTop6に選ばれていました (2023年6月時点)。
テイスティングルームで味見をさせていただきました。
まずは、「カーマイン(CARMINE)」というアメリカでは珍しい品種のワイン。カベルネソーヴィニヨンより滑らかな口当たりで、渋いワインが苦手な方にも飲みやすいワインです。続いて、完全無添加の自然派スパークリングワイン「ペットナット(PET-NAT)」。瓶詰めしてから自然発酵させる微炭酸のワインです。
あいにく海外発送はしていませんが、下記のサイトからオンラインショップはご覧いただけます^^ ぜひ現地に行って飲んでみてください!
ウェイバイン ワイナリー&ブドウ園 HP◆ロングウッド ガーデンズ
フィラデルフィアの田園地帯とその周辺地域では園芸が非常に盛んで、“アメリカのガーデニングの中心地”と呼ばれています。その中でも世界的に有名な「ロングウッド ガーデンズ(Longwood Gardens)」は、アメリカでも最大規模の植物園で、1,077エーカー(東京ドーム約93個分)の敷地に、屋内外あわせて40の庭園と、1つの温室があり、1万種類以上の植物を鑑賞することができます。
エントランスを抜けるとさっそく、広々とした庭園が広がります。
敷地内にはいくつかの家があり、ガーデナーさんの家や倉庫として使われているそうです。この土地を買い取り、美しい庭園に整備した財閥、デュポン氏の邸宅も残されています。
ガーデンのいちばん奥にある温室に到着しました。温室と言っても蒸し暑さはまったくなく、適度な温度と湿度に保たれ、快適に回れます。
メインエントランス付近にはギフトショップもあり、ガーデン内で咲いている植物の種や苗なども売っています。写真は軽食や飲み物を買えるカフェテラスです。
■植物の日本への持ち込みには輸入検査が必要になりますのでご注意ください。
植物を海外から日本へ持ち込む場合の規制について
こちらは“世界一美しい公衆トイレ”と言われている園内のトイレ。ドアひとつひとつがトイレです。緑に囲まれてリラックスできそう^^
アシスタント 渡邉 由佳理
ここでしか味わえないローカルワインと、日本ではなかなか体験できない規模のダイナミックな植物園はいかがでしたか? アメリカのメジャーな観光地はまわりつくしたという訪米リピーターさん、新たな旅行先としてブランディワインバレーを加えてみるのはいかがでしょうか?
アメリカ旅行をお考えの方、旅行のご手配と詳細については、ぜひお気軽にティースタイルまでお問い合わせください!
アシスタント 渡邉 由佳理のご紹介