【視察レポート】ドバイから日帰りでアブダビ観光へ!(アラブ首長国連邦・ドバイ発/2024年4月視察⑪)

トラベルコンサルタントの池です。2024年4月11日~15日にかけてティースタイル主催の「ドバイ視察 研修旅行2024」に参加いたしました。社内研修4日目、20人でアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに行ってまいりました! アブダビは、ドバイから南西へ約150kmのところにあり、車で約2時間かかります。

今回は、アブダビ3大ランドマークの「シェイク ザイード グランド モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)」、「カスル アル ワタン(Qasr Al Watan)」、「ルーブル アブダビ(Louvre Abu Dhabi)」を訪れました。

※今回は夜にドバイでのホテル視察が入っていたので、通常のオプショナルツアーより1時間早く出発しました。所要時間はご参考まで。

シェイク ザイード グランド モスクの正面で。いつもより華やかな?女性陣

シェイク ザイード グランド モスクの正面で。いつもより華やかな?女性陣

ドバイからアブダビまでの道路は「シェイク ザイード ロード」と呼ばれ、片側6車線の中東で最も幅の広い高速道路で、サウジアラビアまで続いています。林立する超高層ビルの間を抜けるように走り、この道路を通れば、ドバイで有名な高層ビルや建築物を目にすることができます!

ドバイに林立する超高層ビル

ドバイに林立する超高層ビル

バスの中。修学旅行みたい?

バスの中。修学旅行みたい?

アブダビに入りました

アブダビに入りました

いよいよモスクが見えてきました

いよいよモスクが見えてきました

アブダビに入った時の上記写真の遠くに赤い平らな建物があるのがわかりますか? 今回は行けませんでしたが、フェラーリ ワールドです。アブダビにある高級車フェラーリの世界初のテーマパークです。

モザイク模様のドーム型の入口から地下に下りて、「シェイク ザイード グランド モスク」のエントランスまで10分ほど歩きます。モスクにはトイレがないので、入場前に済ませていくことをおすすめします。

ここから入ってエスカレーターを下ります

ここから入ってエスカレーターを下ります

エスカレーターを下りる様子

エスカレーターを下りる様子

エントランスまではお土産屋さんなどが並ぶ通路を歩きます

エントランスまではお土産屋さんなどが並ぶ通路を歩きます

モスクに入る時は、女性は、肌の露出、肌が透けたり体のラインが出る服装は禁止です。髪の毛はスカーフなどで覆います。男性も、短パンやタンクトップは禁止です。

服装や持ち物についての立て看板

服装や持ち物についての立て看板

女性は、このような肌の色が透けて見える上着では入場できません

女性は、このような肌の色が透けて見える上着では入場できません

エントランス

エントランス

10年もの歳月と、500億円以上の費用をかけて造られた世界最大級のモスク、その白亜の姿は想像以上の美しさです。そこに漂う空気感も特別で、宗教の重みを感じました。

シェイク ザイード グランド モスク。美しいシンメトリー(左右対称)

シェイク ザイード グランド モスク。美しいシンメトリー(左右対称)

大理石の回廊を歩きながら、順序に沿って見学していきます。モスクの内部は、豪華なシャンデリアや緻密なアラビア模様のモザイク画、内装の見事さに目を奪われます。

メインホールまでの回廊

メインホールまでの回廊

回廊は外から見るとこんな風です

回廊は外から見るとこんな風です

天井から床まで草花で埋め尽くされたお部屋

天井から床まで草花で埋め尽くされたお部屋

花のモザイク画

花のモザイク画

24金でコーティングされたスワロフスキー クリスタルのシャンデリア

24金でコーティングされたスワロフスキー クリスタルのシャンデリア

世界最大のペルシャ絨毯(じゅうたん)。なんと5,627トン!!

世界最大のペルシャ絨毯(じゅうたん)。なんと5,627トン!!

外に出て出口の方に行くと、礼拝にきた人たちがいました。毎日の礼拝の時間は決まっています。毎週金曜日は集会がありますので、金曜日の観光客の入場は16:30からです。見学が終わったら、バスで出口まで向かいます。季節的にはまだ涼しい時期ですが、昼間は暑いので、歩かずに済むのは助かります。

礼拝に来た人用の下足室

礼拝に来た人用の下足室

礼拝の時間を示す時計

礼拝の時間を示す時計

このバスで出口へ

このバスで出口へ

一般的に、モスクの見学は夕方までというところが多いですが、こちらは珍しく、夜の見学もできます。ライトアップされた白亜のモスクは幻想的です。

モスクから約30分で「カスル アル ワタン」に到着です。こちらはアラブ首長国連邦の大統領官邸で、別名“祖国の宮殿”とも呼ばれています。シェイク ザイード モスクに引けを取らない美しさと言われています。中はエントランスホール、メインホール、バンケットルーム、贈呈品室、大会議室、図書館に分かれています。どのお部屋も広くて天井が高く、内装の豪華絢爛さに、「すごーい! すごーい!」の連発でした。

官邸前。左の方はガイドさん

官邸前。左の方はガイドさん

黄金色と青色が上品なエントランスホール

黄金色と青色が上品なエントランスホール

メインホールのドームの直径はなんと37m

メインホールのドームの直径はなんと37m

きらびやかなクリスタルのシャンデリアと壁の装飾

きらびやかなクリスタルのシャンデリアと壁の装飾

メインホールの奥にある金の文字でかたどられたオブジェ「Power of Words」。中に入っての写真撮影もOK

メインホールの奥にある金の文字でかたどられたオブジェ「Power of Words」。中に入っての写真撮影もOK

300人の収容が可能なバンケットルーム

300人の収容が可能なバンケットルーム

各国来賓からの贈呈品。日本からはSAMURAI YOROIも

各国来賓からの贈呈品。日本からはSAMURAI YOROIも

世界一美しいといわれる図書館

世界一美しいといわれる図書館

「グランド ミレニアム アル ワフダ(Grand Millennium Al Wahda)」で、ビュッフェランチをいただきました。

アラビア料理にパスタ、カレーなど

アラビア料理にパスタ、カレーなど

国際色豊かなビュッフェ

国際色豊かなビュッフェ

あ~ん!

あ~ん!

「ルーブル アブダビ」は、アブダビ市街に隣接するサディヤット島の文化地区にあり、パリのルーブル美術館の初めての海外提携館として、2017年11月に開館されました。幾何学模様の大きなドーム屋根の下は、外から風が入るオープンな造りになっていて、建物だけでも見応えがあります(屋根だけで50トン!)。

大屋根をバックに集合写真

大屋根をバックに集合写真

中から見ると屋根はこんな風

中から見ると屋根はこんな風

全体模型で見ると屋根の広さを実感

全体模型で見ると屋根の広さを実感

アラビア湾に浸かってる?

アラビア湾に浸かってる?

展示方法が独特で、同じ時代やテーマごとに古今東西の作品が並べられています。次から次へとユニークな作品が出てきて、ドキドキわくわくと飽きることなく足が進みます。

明るく広々とした展示室

明るく広々とした展示室

ラムセス2世の像

ラムセス2世の像

ミイラの木棺

ミイラの木棺

シャーマン(呪術あるいは宗教的職能者)の儀式用マスク

シャーマン(呪術あるいは宗教的職能者)の儀式用マスク

ロダン作『ヴィクトル ユゴーのモニュメント』

ロダン作『ヴィクトル ユゴーのモニュメント』

アビル グリマエル作『バベルの塔』

アビル グリマエル作『バベルの塔』

後から知ったことですが、ルーブル アブダビのコンセプトは“ユニバーサル ミュージアム(世界全体を俯瞰・探究し、誰もが利用できる美術館)”だそうです。その通りに、さまざまな文明、文化のつながりや、壮大な人類の歴史を感じさせる空間でした。

周辺では2つの美術館と博物館を建設中

周辺では2つの美術館と博物館を建設中

夜の予定があり、名残惜しくもルーブル アブダビを後にしました。見学には最低でも1時間半はあった方が良いです。

一生分の目の保養をしました(笑)。ドバイから日帰りでも、十分見ごたえのある1日でした!

池 愛寿

トラベルコンサルタント 池 愛寿

アブダビを観光されるなら、同じようなスケジュールのオプショナルツアーもあります。ドバイに立ち寄ることがありましたら、ぜひアブダビまで足をのばしてみてください! アブダビ・ドバイへのご旅行をお考えなら、ぜひティースタイルにご相談ください。


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