Kibale National Park REPORTキバレ国立公園 視察ブログ
【ホテルレポート】イスンガ ロッジ(ウガンダ・キバレ国立公園/2024年5月視察①)
こんにちは! トラベルコンサルタントの藤原です。東アフリカのケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダを視察してまいりました。その中でもおすすめのステキなホテルやロッジを厳選して、皆様にレポートでお届けしたいと思います。今回はウガンダのキバレ国立公園近くにある「イスンガ ロッジ Isunga Lodge」をご紹介させていただきます。
日本ではまだまだ未知のウガンダ。思い浮かべるものはなんでしょう? そうです! マウンテンゴリラ!チンパンジー!です。マウンテンゴリラは、今や絶滅危惧種と言われております。そんなマウンテンゴリラやチンパンジーを見ることができる森のトレッキングツアーを開催し、両方の動物を同じ国の中で見ることができるのは、ウガンダだけなのです。
イスンガ ロッジのあるキバレ国立公園はチンパンジーにあえる確率がかなり高めの90%です!(ただ…生き物のことなので必ず会えます!というお約束は難しいのですが…)。
キバレ国立公園のチンパンジートレッキングができる場所から、車で約20分ほどの距離にあるイスンガ ロッジは、目の前にキバレ国立公園が広がる絶景のロッジです。特別高級ではありませんが、アットホームでとても居心地の良いロッジです。
まずは車を停めるスペースで降ろしてもらい、ロッジのラウンジへと向かいます。荷物は持ってくれるので、ずんずんと歩いて道に沿って下っていきます。
それでは、ロッジの一部施設、お部屋、お食事をご紹介してまいります。
◆施設のご紹介
メインエリアは、レストランとラウンジになっており、滞在中は自由に使うことができます。
高台にあり、眺めの良いイスンガ ロッジ。トレッキングから戻った後には、ラウンジで飲み物をいただきながらゆっくりとサンセットを眺めたり、また早起きしてサンライズを楽しんだりと、壮大な大自然を満喫することができます。
バーエリアでは、ウェイターさんに注文をすれば好きなカクテルや飲み物を、座っているところまで持ってきてくれます。コーヒーもおいしいので、ぜひ召し上がってみてください(別途有料)!
夜になるとたき火をしてくれるボマエリアもあります。飲み物をいただきながら、旅の思い出を振り返りましょう♪
◆お部屋のご紹介
お部屋は全部で8室のみで、プライベート感抜群です。うち1部屋はファミリーコテージで、4名様までご宿泊いただけます。それぞれのロッジには間隔があいているので、自分の部屋から他のロッジは見えません。
高台にあるメインエリアからは、下ったり登ったりの坂が多いです。プチトレッキングのようで、お散歩にはもってこい! 歩きやすい靴でのご移動をおすすめします。荷物はメインエリアからポーターさんが運んでくれるので、お任せしましょう。
お部屋の主なエリアと眺めは、以下の撮影した動画でお伝えできればと思います。
シャワーは、レインシャワーとハンドシャワーがあります。水圧は困ることもなく、温かいお湯もスムーズに出ました。アメニティは必要最低限の用意なので、シャンプーなどはご自身でお持ちいただいてもいいかもしれません。
室内には、金庫やランドリーサービスもあります。ランドリーサービスは、お部屋に入ってすぐに、専用の籠にまとめ明細を記入しておいたら、翌日のお昼にはきれいに仕上がっていました。ただし、仕上がりの日時は念のためご確認ください(1泊のみの方は間に合わない可能性があります)。
◆お食事のご紹介
こちらのロッジの自慢のひとつはお食事!といっても良いくらい、何を食べても口に合うので、ついつい食べ過ぎてしまいました。ウガンダは、果物や野菜の種類もとても豊富です。お肉や魚以外のベジタリアンメニューもあるので、食べ物に気をつけていらっしゃる方にも安心です。
今回は朝食と夕食をそれぞれ2回ずついただいたので、ご紹介いたします。
*朝食
朝食のオーダーは、夕食をいただいている時にメニューを渡されるので、翌朝何が食べたいかを注文します。品数は決められていないので、食べられるだけ注文することも可能です!
パインもスイカも甘くてジューシーでみずみずしく、ピカイチでした。バナナは新鮮なので酸味がありもちもち♪ 日本に持って帰りたくなるくらいでした。ホームメイドのフルーツグラノーラのナッツも歯ごたえ抜群! ウガンダははちみつもたくさん採れるので、ぜひ召し上がっていただきたいです。
アボカドもたくさん採れるお野菜のひとつ。素材の味だけでも十分甘みがあります。
そして、「シャクシュカ(Shakshuka)」はイスラエル料理といわれていますが、ウガンダでも親しみのあるローカルフードです。トマトと玉ねぎ、パプリカなどをスパイスと一緒に煮込み、半熟卵を落としてあります。辛いですが、こちらもまたどれだけでも食べられてしまう…!
*夕食
バーエリアの壁にディナーのメニューが書かれています。チェックインのタイミングで食べたいものを聞かれるので、好きなメニューを注文します。
1日目はカレーライスをいただきました。え、バナナ?と思われた方もいらっしゃるでしょう! 私も思いました。でもこちらのバナナは酸味があるので、カレーによく合います。食感は、ピーナッツも混ざっているのでザクザク感もあり、この旅の中で一番おいしかったといっても良いくらいの絶品カレーでした。
デザートは、ジンジャーココナッツとキャッサバのケーキでした。キャッサバはいもの一種で、モチモチでしっとりとしており、こちらもついついペロリで、おなかが爆発しそうでした!
2日目の夜は、とってもクリーミーなほうれん草とレンズマメのスープ(アフリカではよくスープが出ます)に、野菜の盛り合わせとチキンのグリルをいただきました。チキンは焼き加減抜群の柔らかさでした!
◆ロッジからの素晴らしい眺め
こちらのロッジの周りには何もないので、夜は星空が素晴らしいです。また、すべてのお部屋やメインエリア(レストランやラウンジのあるスペース)がサンライズ側を向いているので、お部屋やメインエリアから朝日を見ることができます。
トラベルコンサルタント 藤原 彩
カジュアルなロッジですが、滞在に困ることはなくサービスはつかず離れずのちょうどいい距離感。何よりもお食事と景色が格別で、帰るのがさみしくなりました。チンパンジートレッキングのエリアも近く、キバレ国立公園が目の前に広がるので、時々チンパンジーの鳴き声も聞こえてきます。
まだまだ知られていないウガンダでのご滞在は、ぜひティースタイルにお任せください!
トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介