TANZANIA REPORTタンザニア 視察ブログ
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◆シンギタ ファルファル ロッジ
こんにちは。ティースタイルの小泉です。
3月のタンザニアに行ってまいりました。今回はシンギタ(Singita)のサファリ2日目です。
1日目のシンギタ ササクワ ロッジから東寄り、グルメティリバーに近い「シンギタ ファル ファル ロッジ Singita Faru Faru Lodge」にやってきました。
(※前回までのレポートについては、最下部のリンクよりぜひご覧ください。)
こちらは、重厚なマナーハウススタイルのシンギタ ササクワ ロッジとは一転、コンテンポラリーな明るさをもつアフリカンなデザインが印象的です。
オープンエアのロビーから、木々に囲まれたブッシュや広大なサバンナ、そこにたくさんのゾウの群れを見ることができます。
こちらの宿泊ロッジもメインロビーから数分歩いたところにあります。フーフー言いながらたどり着いたロッジの室内は見事に明るく、大きな壁面いっぱいのガラス越しにサバンナが広がっています。
ベージュ系の木材や石材の内装とアフリカンなデザインのオブジェがマッチしています。大きなスペースが細かく区切られていないので、解放感があります。日中あまりの暑さに、プールで涼むことができます。湿気がないので意外と冷たい!
◆素晴らしい食事と絶景
早朝ゲームドライブ、ロッジの移動、インスペクション、ランチ、アフリカンスパ・・・と予定をこなし、一休みしたところで午後のゲームドライブへ出発です。
その前に、シンギタ ファル ファル ロッジの食事をご紹介しましょう。
朝は草原のゾウを眺めながらの朝食、昼もにぎやかなプレートの数々、夜は焚火を囲んで一杯の後のディナー。どれをとっても素晴らしく、私はとくにハーブ系、野菜系のプレート美とそのお味にうなりました。
◆ゲームドライブ(サファリ体験)
さて、2日目のササクワのゲームドライブで見た、獲物を木の上に確保していたレパード(ヒョウ)はどうしているでしょう。
早速現場へ行ってみると・・まだのんびりと昼寝をしています。
そして微妙に獲物は半分になり、さらに高い木の上に移動されています。今日で3日目。ハイエナが懲りずにまた寄ってきます。
レパードは木の上で悠々と、動じる気配がありません。この観察は動きがないけれど、私たちの楽しみのひとつになりました。
さて、川沿いのジャーマンブリッジのあたりへ行くと、あちこちに動物の群れがいて幸せな気持ちに満たされます。
ゾウもたくさん戻ってきてくれてうれしいってドライバーズガイドのピタリスさんが話しているのが印象的でした。
キリンはタンザニアのシンボル、いつまでも見ていたいぐらい優雅な光景です。お腹の大きいキリンがいるみたいです。
川を見下ろす木々の枝にバブーン(ヒヒ)の集団がいます。あちこちで鳴いているのはアラームコール(警戒声)です。
川の近くにはなんと、ライオンの群れが横たわっているのでした。
また、こんな現場に遭遇し、車のそばを通ったときにはさすがに緊張感が走りました。
よく見ると、ライオンのオスのグループです。草むらの中に、子供を隠している母ライオンが潜んでいます。一瞬のオス同士のバトルの後、平静を取り戻し、襲われないと悟った母ライオンはリラックスしていました。もう安心なのでしょう。
動画でも撮影しましたので、ご覧ください。
結局あのレパードは、4日間木の上にいました。
ピタリスさん曰く、明日もいるだろう、こんなに長くいるのは珍しいと。貴重なシーンを見せてもらいました。
◆番外編:シンギタ セレンゲティ ハウス
3日目。いよいよシンギタとお別れ。サファリともお別れです。
最後にシンギタのもう一つのプロパティ「シンギタ セレンゲティ ハウス Singita Serengeti House」を見せてもらいました。
詳しくはこちらに紹介ページがあります↓↓
シンギタ セレンゲティ ハウス 紹介ページウェルカム専用ラウンジに着いたときの感動から、グルメティサファリの残像と余韻も名残惜しく、また専用セスナに乗って帰路のフライトへ向かいます。
◆タンザニアサファリとシンギタの思い
今回のタンザニアサファリでは、ンゴロンゴロ、セレンゲティ国立公園、そしてグルメティリザーブとそれぞれ特色のある経験ができました。
総じて強く感じたことは、まずタンザニアが国をあげて野生動物の保護と保全に全力を入れていること。人々が明るく親切でフレンドリーなこと。私たちのようなサファリ客が行くことによって、保護と保全に貢献できているのだということ。
シンギタのコンセプトは一貫しています。
ガイドのピタリスさん始め、シンギタの皆がここにいるすべての動物たちをリスペクトしているのがわかります。動物を第一に考えるので、サファリカーで混みあうような状況にはしない。ドローン撮影は騒々しく、動物を怖がらせるのでしない。対密猟者への対策、動物対地元の人間との対立を防ぐために、一部の動物にGPSをつけています。人間と動物の共存は永遠のテーマです。
アフリカの大地に生きる野生動物の世界は、何度見ても惹きつけられます。
果てしない壮大な地平線をどこまでも進み、草食動物の知恵や肉食系の厳しい生きざまをじっくりと見ることができる。
いろんなことが学べるし、ここにいたら日常のモヤモヤもちっぽけなことに思えます!
さらには、おいしい食事とワインがあって、非日常なラグジュアリーロッジで過ごすことは、最高の旅の醍醐味が味わえます。
アフリカ、タンザニアのサファリにご興味をお持ちのティースタイルのお客様へ、ぜひご紹介したいシンギタステイです。
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