モーレア島視察ブログ
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【ホテルレポート】ヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパ(タヒチ・モーレア島/2024年3月視察③)

こんにちは。トラベルコンサルタントの宮本です。2024年3月にタヒチの視察に行ってまいりました! タヒチの中で、どの島に何泊滞在しようか、どのホテルに泊まろうか…。旅費も高額になることが多いタヒチなので、後悔のないようにプランニングしたいですよね!

今回は、離島の滞在で人気のモーレア島にも行ってきました! 国際線到着の際にもパペーテと近いので、機内からもモーレア島を上空から望むことができました。モーレア島では「ヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパ Hilton Moorea LagoonResort & Spa」に宿泊しましたので、こちらのレポートでご紹介させていただきます。

エアタヒチヌイでパペーテに到着する直前に、機内から見えたモーレア島

エアタヒチヌイでパペーテに到着する直前に、機内から見えたモーレア島

まずはパペーテ(タヒチ本島)からモーレア島まで、フェリーを利用していきましたので、ご紹介します。

パペーテのファアア空港からフェリーターミナルまでは車で約10~15分。フェリーターミナルはパペーテの街からすぐの場所です。ポリネシアン調のリゾートホテルのようなエントランスで、お手洗いなどもきれいでした。荷物は事前に預けることができるので、手ぶらで乗船です。たまたま乗船日が祝日だったこともあり、運航数も少なくお店もお休みだったのですが、通常は待合エリアのカフェが営業しているそうです。

ハートの形をしているといわれ、自然あふれるモーレア島。タヒチ本島からはフェリーで約30分の移動です。船内は自由席で、テーブルを囲む席や横一列の席など、席のタイプはざまざまでした。船内にはカフェテリアもあるので、飲み物や軽食を購入することもできます。オープンデッキもあるので、お天気がよければ、海とモーレア島、タヒチ本島を眺めることができます(この日は雲行きが怪しく、天気雨のような雨が降っていたので残念でした)。

フェリーターミナルのエントランス

フェリーターミナルのエントランス

モーレアへ向かうフェリー「AREMITI(アレミティ)」

モーレアへ向かうフェリー「AREMITI(アレミティ)」

船内の様子

船内の様子

フェリーを降りたとたんに、目の前にはモーレア島の自然をすぐに感じられるような景色が広がっていました。預けた荷物はカートで運ばれてくるので、大量の荷物から自分の荷物を探し出します。なかなか混雑していたので、わかりやすい色のスーツケースではない場合は何か目印をつけておいた方がいいかもしれません。

フェリーを下船して、車で約25分、モーレア島でも人気の高い5つ星ホテルのヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパに到着です。山と海に囲まれた自然豊かな場所にあること、朝日と夕日どちらも楽しめる立地にあるということ、そして、気軽にシュノーケリングを楽しめるということで、ハネムーナーにもファミリーにも人気のホテルです。

ホテルのエントランス

ホテルのエントランス

ホテルロビー

ホテルロビー

ヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパには、AZUSAさんという日本人スタッフの方がいらっしゃいます(2024年3月現在)。もちろんお休みの場合もありますが、チェックインの際にもAZUSAさんからリゾートの説明をしていただき、その場でタヒチアンダンスショーディナーの予約や、モツピクニックの予約を完了できました。

今回、2泊は「プール付きガーデンバンガロー」、2泊は「水上コテージ」に滞在だったのですが、部屋移動やチェックアウトの前夜には、日本語のメッセージカードを部屋に届けてくださいました。滞在中もAZUSAさんが声をかけてくださり、安心して楽しめるからか、日本人のファミリーの方もいらっしゃいました。

「プール付きガーデンバンガロー」は基本のタイプのお部屋ですが、広さは74㎡あります。ベッド、ソファ、ローテーブル、デスクとチェア、クローゼットと設備も充実しているのですが、余裕を持って過ごせる広さです。お部屋のミニバーが無料なのもうれしいポイントですね。HINANOビール、コーラ、スプライトなどが毎日補充されます。バスルームはベッドルームと屋根側でつながっており、バスルームの湿度がこもることもなく、ベッドルームが乾燥することもなく快適でした。お手洗いがバスルームとセパレートで独立しているのもうれしいですね。

お部屋の窓は大きく開くことができ、プライベートプールとテーブル、サマーベッドとパラソルもあり、お部屋にいながら十分くつろぐことが可能です。ガーデンプールバンガローは2棟1室になっているので、ファミリーでのご滞在時などは、コネクティングルームとしてご利用いただくことも可能です(要リクエスト)。

お部屋の窓は大きく開くことができ、プライベートプールとテーブル、サマーベッドとパラソルもあり、お部屋にいながら十分くつろぐことが可能です。

ガーデンプールバンガローは2棟1室になっているので、ファミリーでのご滞在時などは、コネクティングルームとしてご利用いただくことも可能です(要リクエスト)。

≪ランクアップのお部屋タイプ≫
・「デラックスガーデンプールバンガロー」へランクアップすると、お部屋の設備はほとんど一緒ですが、お部屋がさらに広く89㎡となり、1棟独立型となります。
・「ガーデンスイート」へランクアップすると、159㎡となり、ベッドルームの他、リビングルームつきのお部屋になります。

「水上バンガロー」の広さは62㎡となり、バスルームのバスタブが猫足でした♪ お手洗いはセパレートではなく、バスルーム内にあります。お部屋の中にはガラス床もあり、お魚も見えますし、小さなサメも時折姿を見せてくれていました。テラスからそのまま海に入っても、深さは1m〜1.3m程なので、初心者でもシュノーケリングを気軽に楽しむことができます。

また、今回泊まったお部屋(57番)は、玄関側が夕日、テラス側から朝日が楽しめるお部屋でした。お部屋によって向きは異なりますが、水上バンガローからは朝日も夕日も楽しめます。同じ朝日でも、その日によって景色が違うので、何度でも見たくなりますね。

1泊目の翌朝の朝日

1泊目の翌朝の朝日

2泊目の翌朝の朝日

2泊目の翌朝の朝日

夕日も素晴らしかったです! 雲が多めではあったのですが、太陽の光がいろんなところに映り、オレンジ色~ピンク色まで色彩豊かな夕日でした。

お部屋の前の桟橋から見た夕日

お部屋の前の桟橋から見た夕日

夕日の沈む直前

夕日の沈む直前

また、朝日と夕日だけではなく、朝は水面がキラキラし、昼は素晴らしい透明度で楽しませてくれ、夜は星も見事でした!

桟橋側からの朝の景色

桟橋側からの朝の景色

テラスからの朝の景色

テラスからの朝の景色

なんと、きれいなダブルレインボーも見られました!

なんと、きれいなダブルレインボーも見られました!

夜は、満天の星をテラスから眺めることができます

夜は、満天の星をテラスから眺めることができます

≪ランクアップのお部屋タイプ≫
・「パノラミック水上バンガロー」になると、水上コテージの場所が桟橋の奥、島からは離れ景色をより楽しむことができます。
・「プレミアムパノラミック水上バンガロー」は、さらに桟橋の一番奥にあり、プライベート感を重視したい方におすすめです。

そのほか、水上コテージの桟橋の一番手前には、半水上の「ラグ―ンビューバンガロー」もあり、ホテル施設やビーチにも近いので、なるべくコンパクトに楽しみたい方におすすめです。

上記でご紹介した「プール付きガーデンバンガロー」と、「水上バンガロー」のお部屋を撮影しましたので、ぜひこちらの動画もあわせてご覧くださいね。

毎朝の朝食は「アリイ ヴァヒネ(Arii Vahine)」にて、ラグーンの景色を見ながらのビュッフェとなります。タイミングにもよりますが、スタッフの方がなるべくテラス席の景色が良いところに座らせてくれようとする配慮をとても感じました。毎朝、この景色を見ながらの朝食は、幸せな時間です。

卵料理はその場でオムレツや目玉焼きなどリクエストして作ってもらうことができ、ビュッフェの種類もそろっており、お味噌汁の粉末(あさげ)や、お箸、醤油なども用意してくださっていました。スタッフさんが、「お味噌汁あるからね!」と毎度声をかけてくれるのが、とてもかわいいコミュニケーションでした。パイナップルジュースも美味しいので、毎朝楽しみでした。

テラス席

テラス席

朝食時の眺め

朝食時の眺め

また、ポリネシアンディナーショーもこちらのレストランにて行われています。レストランの手前にビュッフェコーナーが設置され、豚の丸焼きや、生牡蠣などもありました。

子豚の丸焼き

子豚の丸焼き

ポリネシアンダンスショー

ポリネシアンダンスショー

また、今回滞在中は改装工事中だったので見ることができなかったのですが、「ロトゥイ バー & グリル(Rotui Bar & Grill)」も通常は、美しいラグーンを眺めながらランチを楽しむことができます。そのほか、「トアテア クレープリー&バー(Toatea crêperie&Bar)」も水上コテージの桟橋の途中にあるので、夜はライトアップされロマンティックな雰囲気で皆さん食事を楽しんでいらっしゃいました。

個人的にはルームサービスもおすすめです。お部屋のテラスで、波の音と水上コテージの夜景、星を見ながら食べる食事は格別でした! ルームサービスでピザとオクトパスサラダを頼み、ミニバーのHINANOビールで乾杯しました♪

個人的にはルームサービスもおすすめです。お部屋のテラスで、波の音と水上コテージの夜景、星を見ながら食べる食事は格別でした! ルームサービスでピザとオクトパスサラダを頼み、ミニバーのHINANOビールで乾杯しました♪

今回、ホテルのプールとロトゥイ バー & グリルが改装中の滞在だったのですが、その期間中は無料でモツピクニックに参加できるサービスがありました(通常は有料)。参加希望の場合は事前に予約し、希望のランチボックス(有料)のメニューを決めます。

当日は、20人前後乗れそうなボートでホテルの桟橋を出発。「シュノーケリングセットやビーチタオルはプールボーイから借りてから出発してね!」と言われていたので、事前に借りて持参しました! モツに到着したら、少し離れたところからボートを降りて、少し海を歩き島へ上陸。ビーチにはサマーベッドが数台あり、少し離れたところにテーブルとイスもありました。ソフトドリンクは無料でついているので、欲しくなったらスタッフさんのところに行くとクーラーボックスから飲み物を出してくれます。

ボートで約20分の小島へ

ボートで約20分の小島へ

到着! きれいなラグ―ンが広がります

到着! きれいなラグ―ンが広がります

3~4時間の滞在で、のんびり過ごすことができました。ランチボックスもオクトパスサラダを頼みました。タコと野菜と柑橘類のフルーツが入っていて、さっぱり美味しく食べられました(本来はシーザーサラダが通常メニューなのだそうですが、葉物野菜が準備できず、代替メニューがオクトパスサラダでした!)。

ホテルのビーチともまた違った無人島感のある滞在は、ぜひ体験してほしいです!

目の前には山も見え、のんびり過ごすことができます

目の前には山も見え、のんびり過ごすことができます

エイにも会えました

エイにも会えました

ホテルに戻って来てから、桟橋からホテルのビーチを眺めるのも、きれいでした。

ホテル内のボートが発着する桟橋から見た、美しいラグーンの景色

ホテル内のボートが発着する桟橋から見た、美しいラグーンの景色

きれいなラグーンが広がります!

きれいなラグーンが広がります!

ヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパは、気軽にシュノーケリングができるのもおすすめのポイントです。シュノーケルポイントとなっている水上バンガロー周辺は、大人であればほとんどの場所で足がつくので、初心者の方にも楽しんでいただけると思います(離れると深い場所もありましたが、珊瑚もいなかったのでわざわざは行かないところです)。

時間があればすぐシュノーケリングをしたくなりました。トロピカルなお魚もいれば、小さなサメやイソギンチャク、カクレクマノミも見ることもできるので、お子様でも楽しめるかと思います。以下の動画は水上バンガローの目の前のエリアからシュノーケリングをした際に撮影したものです。海中の世界をお楽しみください♪

借りたシュノーケリングセットは一旦返却してもいいですし、そのままお部屋で保管して、チェックアウト前に返却することも可能です。

モーレア島からのオプショナルツアーでは、ロツイ山やバリハイ山の中の景色を楽しんだり、絶景ポイントに連れて行ってくれるツアーもあります。自然を身近に楽しむこともできますし、ヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパから歩いて15分程の場所に、パブリックビーチ「タヒアマヌビーチ(Plage De Ta'ahiamanu)」もありました。モツピクニックの際にボートから見え、「歩いても行けるよ」と教えてもらったので、暑くなる前の午前中に散策に行ってみました!

モーレア島は一周ぐるっと一本道です

モーレア島は一周ぐるっと一本道です

海が見えてきました

海が見えてきました

ビーチの看板「あと100m」

ビーチの看板「あと100m」

道すがら、南国らしいお花も見られました

道すがら、南国らしいお花も見られました

最高な予感しかしません!

最高な予感しかしません!

タヒアマヌビーチに到着です!

広々したビーチで流木でTAHITIを♪

広々したビーチで流木でTAHITIを♪

木陰もあり気持ちが良かったです

木陰もあり気持ちが良かったです

テーブルやベンチもありました

テーブルやベンチもありました

ローカルの方もご家族でピクニックしていたり、お昼寝を楽しんだりしていました。ホテルの敷地内を出て楽しめるのも、モーレア島の魅力ですね。近くにお店も少しありましたが、いつオープンしてるんだろう?という雰囲気だったので、水分補給の飲み物の持参がおすすめです。

宮本 佳織

トラベルコンサルタント 宮本 佳織

不思議だったのが、山に雨雲がかかっていたり、港が大雨だったりしても、ヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパは晴れているということが多かったです。モーレア特有の地形が影響しているのかもしれないですが、モーレア島の中でこちらのリゾートは海側にせり出たエリアにあり、朝日も夕日も両方楽しめる場所に位置しています。ちょうど尖った山々に雨雲が引っ掛かり、周辺には雨雲が流れにくいのかもしれません。ヒルトンのスタッフさんもリゾート周辺だけ晴れているということがよくあるとおっしゃっていました。

また、スタッフがフレンドリーでホスピタリティにあふれているのも印象的でした。皆さんここが大好きなんだろうなという印象を受けました。敷地も広すぎず、コンパクトにモーレア島の魅力を十分に楽しめる滞在でした。どこを切り取っても絵葉書になりそうな景色ばかりで、ぜひまた訪れたいリゾートです。

予算をおさえるための滞在として紹介されがちなモーレア島ですが、ここまで大自然を目の前に海も山も楽しめるモーレア島の魅力を、ぜひお伝えしたいので、お気軽にティースタイルまでお問い合わせください♪ 気を張らずにたくさんの絶景を楽しんでいただけるモーレア島、おすすめです! お問い合わせお待ちしております!


トラベルコンサルタント 宮本 佳織のご紹介
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