Zurich REPORTチューリッヒ 視察ブログ
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こんにちは! トラベルコンサルタントの藤原です。今回はスイス航空のプレミアムエコノミーを利用し、7泊9日でスイス視察に行ってまいりました。実際に体験した「日本(成田空港)出発から帰国までの流れ」をご紹介します。また、プレミアムエコノミーの座席の様子や現地空港でのPCR検査情報などもあわせてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
※下記内容は2022年12月視察時点のものとなります。内容は変更される場合がございますので、あらかじめご了承お願いいたします。
◆日本からスイスへ
*日本出国からチューリッヒ空港到着までの流れ
★スイス航空でのチェックイン手続き
今回は成田空港からの出発で、スイス航空はターミナル1の南ウィングにあります。チェックインカウンターはおよそ2時間半ほど前からオープンします。時間に余裕をもって空港に到着しましょう。フライト出発の23時間前から行える事前ウェブチェックインを済ませておくと、カウンターでの手続きがスムーズです。座席も空いている箇所を自分で確認しながら確保できるので、事前ウェブチェックインをおすすめします♪
チェックインカウンターは事前ウェブチェックインをしていても特に分かれていないので、そのままエコノミーもしくはビジネス・ファーストクラスのレーンへと並びます。プレミアムエコノミーはエコノミーのレーンと同じです。日本からスイス入国の際には規制がなく、チェックイン手続きでワクチン接種証明書や陰性証明書などの書類の提示は特にありません(2022年12月時点)。チェックインカウンターでチケットを受け取り、スーツケースを預けたら、出国ゲートへと進むもよし、時間があればカフェやお店、ラウンジに行くも良し。ただし、混みあうことも予想されるため、時間に余裕をもって出国手続きを済ませましょう。
私がチェックイン手続きをした午前9時30分頃はカフェなどの軽食店や薬局など、割とお店が空いていたイメージです。
★出国審査までの流れ
出国ゲートは現在自動になっていて、チケットをかざすとゲートが開きます。この後は手荷物検査→出国審査と進んでいきます。
手荷物検査場と出国審査の写真は撮れないため、写真はありませんが、手荷物検査場では荷物がスキャンされOKの場合と、再検査が必要な場合のレーンへ分かれていて、再検査が必要なものに関してはバッグにつけられたバーコードをスキャンされて何がNGだったかがすぐにわかるようになります。NGだった場合は待つ可能性もあるので、今一度ご自身の手荷物を再チェックして手荷物検査に進みましょう!
出国審査もパスポートをかざして顔を画面に映して、通過です。そして、時間に余裕をもって搭乗ゲートへと移動します。搭乗ゲートにはコンセントやUSBの差込口もあり直前まで充電などしておくことができます。利用者数は全体的に、日本人の数よりも海外の観光客の方が多かったような印象です。
★スイス航空の機内の様子
いよいよ機内搭乗です! プレミアムエコノミーの配列は、2-4-2の配列でした。エコノミークラスよりも横幅も足元もゆったりしています。
シートベルトは車のように肩から掛けるタイプ。イヤホンではなくヘッドホンタイプで、クッションとひざ掛けが付いています。座席に置いてある箱の中には歯ブラシセットと耳栓、アイマスクが入っていました。前方足元にはUSBジャックとマルチプラグ差込口もついています。お水も置いてあり、最初からいただけるのは嬉しいですね。ウェルカムドリンクも出てきました♪ 機内での時間にワクワクを添えてくれる演出が嬉しいですね。
そして、機内の楽しみのひとつが、映画やドラマなどが見られるコンテンツメニューではないでしょうか。最新のハリウッド映画からヨーロッパ系の映画、スイスらしいクラッシック音楽や子供向けのコンテンツなどがそろっていました。スイス旅行に行く前におすすめしたいのがスイスの風景を映してくれるドキュメンタリーです。自分の行く場所の予習と、今回は行かないけど次へ行く目標にご覧いただくと楽しいですよ。
最初に出てくる機内食のメニューでは、メインコース3種類の中から1つ選ぶことができます。私はしばらく日本食から遠ざかるかなと思い、牛肉の卵とじとライスの選択をしました。アツアツの状態をいただけ、卵のとろみもいい感じです♪ 以下写真の右上のバター横にあるオリーブオイルとバルサミコソースのシンプルなものをサラダにかけていただきました。デザートのショコラとベリーのケーキは、甘酸っぱく、甘すぎなくてグッドでした★
飲み物のメニューも豊富でした! 白・赤ワイン、ビールのほかにスパークリングワインもあります。また、スイス航空だけに白ワインはスイス産のワインがいただけます♪ スイス産の白ワインは後味がバニラのようで、すっきりしつつもコクのあるワインでした。ワイン好きな方はぜひ試してみてください♪ そして、着陸2時間ほど前になると朝食が出てきます。
★スイス(チューリヒ)に到着! 入国審査へ
成田空港からスイスのチューリッヒ空港までは直行便で約14時間25分です。無事に着陸し、飛行機を降りたら、まずは入国審査→荷物ピックアップの流れです。到着ゲートにもよりますが、空港内のシャトルを利用して入国審査&バゲージクレーム(荷物を受け取る場所)へと進んでいきます。
到着したら、入国審査をまず済ませます。日本のパスポートをお持ちの方は奥の「ALL PASPORTS」のレーンに並びます。入国審査の際にどこに泊まるかなど聞かれました。そのため、ホテルの予約確認書を提示しないといけない場合もあるかもしれません。念のため、確認書は手元に置いておかれる事をおすすめします(ティースタイルでご予約のお客様は弊社で確認書を発行します)。
入国審査終了後は、荷物のピックアップです。自分たちの乗ってきたフライトの番号、出発地を確認し、そのゲートの前に並びます。お預けの荷物にはタグなど目印をつけて間違いがないようにピックアップしましょう。万が一預け荷物が見つからない場合はロストバゲージカウンターで手続きをする必要があります。
◆スイスから日本へ
*スイス出国から成田空港到着までの流れ
続いて、「空港内で受けられるPCR検査や空港内の様子」、「スイス出国から日本入国までの流れ」などお伝えしていきます。
★空港内で受けられるPCR検査について
日本への入国にはワクチン接種回数によって、帰国時に必要な書類が異なります。
<ワクチン接種3回以上の方>
現地(スイス)での陰性証明書の取得は不要です。日本出国時までに新型コロナワクチン接種証明書を取得できるアプリをインストールして、「ワクチン接種証明書」を発行してください。ただし、この接種証明書アプリの登録にはマイナンバーカードが必要です。お持ちでない方は接種時点で住民票のある自治体に依頼して、紙の接種証明書を用意する必要があります。申請から10日ほどかかるので早めの申請をおすすめします。
<ワクチン接種2回以下の方>
出国前72時間(検体採取から搭乗予定航空便の出発時刻までの時間)以内に検査を受けた「陰性証明書」の取得が必要です。
スイスで陰性証明書を取得するにはさまざまな方法があります。チューリッヒ滞在の場合、一番無駄なく効率の良い方法は「チューリッヒ空港にてPCR検査を受ける」ことです。事前に予約をすることもできますし、その場に行って直接申し込むこともできます。ただ、時間によっては混みあう可能性もあるので、なるべく予約をしておく事をおすすめいたします。
今回は私も事前に予約をして空港内でPCR検査を受けましたので、検査の流れをご紹介します。空港でPCR検査を受ける場合は、出発の3時間前には結果が分かっていた方が良いため、今回出発時間から5時間前には空港に到着していました。
第2ターミナルのチェックイン2という看板を目印に移動するとPCR検査場があります。結果が2時間半以内に出るものと、30分以内に出るものとで料金が変わります。営業時間も気を付けましょう。月曜〜金曜は午前5時から午後10時、土曜〜日曜は 午前6時から午後10時です(2022年12月時点)。
PCR検査場に入る前に、料金の説明、予約の有無、何時に受けるか、どの検査を受けるかなどの質問が英語であります。手続きが終わった後に、カウンターの上に置いてあるメモ用紙のような紙にスタッフの方が記入をしてくださり、渡されます。その紙をもって奥の検査場へと進みます。
中の検査場の受付で、パスポート情報などの確認と、検査の説明があります(※検査をする30分以内は飲食不可なので、気を付けましょう)。説明など終了したら、検査キットと引換券が渡されます。検査は液体を口の中でゆすぎ、その液体で検査結果がわかります。引換券は、検査結果がメールで届いた後に、再度このブースに持ってきて公式な用紙に記載してもらえたものをもらえるという大切な用紙になりますので、紛失しないように気を付けましょう。検査はスムーズにいけばおおよそ15分くらいで終わります。
結果が出るまではその場にいなくても大丈夫なので、空港内を買い物したりお出かけしたりすることができます♪ 混みあっていなかったこともあってか、1時間後に以下のようなメールが届きました。このメールと引換券を、先ほどの検査場で見せて陰性証明書を受け取ります。受け取った陰性証明書は事前に入国手続オンラインサービス「Visit Japan Web(※1)」に登録をしておくと、帰国時にスムーズに入国手続きができます。
(※1)Visit Japan Webとは、入国時に「検疫」・「入国審査」・「税関申告」の入国手続をウェブでおこなうことができるサービスです。海外から入国される方(海外から帰国する日本人も含む)はVisit Japan Webの登録が必要です。そのため、日本入国(または帰国)前にVisit Japan Webよりパスポート情報、質問表Web、ワクチン接種証明書(3回以上接種済み)もしくは出国前72時間以内の検査結果証明書の登録をおこないます。登録していなければ、日本帰国時に空港で係員と一緒に登録となりますので、なるべく事前に登録をおすすめします。現時点では、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港でのみ利用することができます。
Visit Japan Webサービスの詳細はこちら★チューリッヒ空港内の様子
チューリッヒ空港にバスや電車で到着した場合、空港とほぼ直通しているので、駅に着いたらエスカレーターやエレベーターでターミナルへと上がっていくのみのとてもシンプルなつくりで分かりやすいのが特徴です。また、時間によっては「The Circle」という大型の複合施設でお買い物をすることができます。フライト時間や旅の行程によってはハイアットリージェンシーやラディソンブルのエアポートホテルもあるので、ご宿泊も検討されてみてもいいかもしれません。
私が空港にいた時間はまだThe Circleの営業時間ではなかったので、エアポートのショッピングエリアを中心にご紹介していきます。ショッピングエリア内にはかなり広々としたスーパーマーケットがありました。食料品はもちろん、ちょっとした雑貨、お花も売っていました。スーツケースを預ける前にこのエリアでお土産を探すのもおすすめです。スーパーの中にはスーツケース、スイスシンボルのお土産も売っていました。ついつい買いすぎてしまうお土産…。困ったときはスーツケースを1つ増やすのもいいかも?!(笑)
スイスは欧州の中でも健康意識の高い国として知られています。オーガニック製品がお店としてエアポートのショッピングエリアにあるのは、さすがスイスといえます。このような食料品エリアのほかにも、カフェやH&M、薬局、Swatch(スイスの時計ブランド)、フードコートなど、空港に早く着いても充実した時間を過ごせるエリアとなっていました。また、郵便局もありましたので、ここからポストカードやお手紙はもちろん、スーツケースに入りきらなかった分の荷物を日本に送ることも可能です。
★スイス航空でのチェックイン手続き
スイス航空は他の航空会社とは別のエリアにあります。スイス航空の看板を目印にチェックイン1の方向へと進みましょう。行き同様、プレミアムエコノミーとエコノミークラスのレーンは同じレーンです。混まないうちに早めにチェックインを済ませましょう(チェックインカウンターがオープンする時間にもよりますが、だいたい3時間くらい前には到着されることをおすすめします)。こちらで必要になるのは、パスポートとEチケットの控え、ワクチン接種証明書(アプリまたは紙)もしくは出国前72時間以内の陰性証明書です。
チェックイン手続きをしてスーツケースを預けたら、出国手続きへと向かいます。チェックイン後もお買い物スペースやカフェなどがあるのでご安心を♪
★出国審査から機内までの流れ
日本同様、出国ゲート前では航空券をかざして自動ゲートをくぐります。ゲートを抜けて、手荷物検査場へ。こちらも混みあう可能性があるので、お早めにお済ませくださいね。スムーズに通過できるように、電子機器は別トレーに出しておくと楽ちんです。
手荷物検査を終えるとすぐにお土産コーナーが! 最後の買い忘れはこちらでチェックです♪ 今後のレポートでも紹介するのですが、スイスのワインは99%がスイス国内で消費され、輸出されるのはほんの1%という超貴重なワインです。ぜひお土産用に、自分用に、お買い求めください。ワイン好きに喜ばれますよ♪
お酒コーナーのすぐ隣にはチョコレートのコーナーもあります! スイスのチョコレートは有名で美味しいので、こちらもお土産リスト必須です♪ スイス製のチョコレートブランド、トブラローネ(TOBLERONE)は場所によってパッケージが違うので、スイス観光中にいろいろと探してみてくださいね。お土産コーナーを抜けたら免税店が立ち並ぶエリアに。搭乗ゲートをチェックして、移動しましょう。今回の日本への出発はEゲートでした。
手荷物検査が終わった後もいくつかカフェやレストランがあります。時間にまだ余裕がある場合や、小腹がすいていたりコーヒーで一息つきたい場合など、入って過ごすのものいいですね。
ゲートに向かう前に、「出国審査」があります。「ALL PASSPORTS」のレーンに並び、パスポートと搭乗券を提示します。この場でワクチン証明証明書や陰性証明書の提示を求められることは少ないと思いますが、すぐに出せるようにしておく事をおすすめします。
遠いゲートだったので、シャトルを利用しました。頻繁に出ていますが、こちらも余裕をもってご移動ください。今回はフライトが遅延しているということで、事前に遅延証明のスタンプを捺印してもらうために、ゲート横にある小さなカウンターで先にスタンプを押す必要がありました。待ち時間中もしっかりアナウンスを聞いて確認しましょう。
ちなみに日本へ向かう方々の中には日本の方もちらほら。それでも外国の方が多かったように感じます。この日のフライトはほぼ満席だったようです。ボーディングタイムのアナウンスがあったら、ゾーンごとに呼ばれるので順に機内へと搭乗します。
機内の様子は行きとほとんど同じなので、省略させていただきますね。機内食は行き同様メインコース3種類の中から選べます♪ 今回は野菜入りのココナッツソースの麺でヘルシーに。行きもそうだったのですが、食後のお茶やコーヒーをオーダーすると、スイスのチョコレートで有名なリンツ(Lindt)のチョコレートが付いてきました♪ 帰りのフライト時間は約13時間5分。寝て起きたら日本で、タイムスリップしたような気持ちになります。
★入国審査へ
日本到着後、ワクチン接種回数関わらず、先ほどお伝えした通り「Vsit Japan Web」への登録が入国時までに必要となります。
入国審査に向かうまでに何人ものスタッフの方が呼びかけをしているので、よっぽどなことがない限り忘れないかと思いますが、こちらの登録を忘れるとかなり時間がかかります。
現地出国前には登録を完了させておくと、着いた時にスムーズです。Vsit Japan Webを登録して審査が完了すると写真にあるように画面が青に変わります!
トラベルコンサルタント 藤原 彩
いかがでしたか? コロナ渦での手続きは日々変動しますので、2022年12月時点での情報となりますが、私が体験したリアルな情報を写真付きでお伝えしてまいりました! スイス航空では機内でもよりスイスに行くのが楽しみになる工夫があらゆるサービスで感じられて、機内の中もほとんど眠れなかったことを記憶しています。スイスへのご旅行の際はぜひ参考にしてくださいね♪
スイス旅行は、ティースタイルにお任せください! お問い合わせをお待ちしています。
トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介