SWITZERLAND REPORTスイス 視察ブログ
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ヴァルトハウス シルス(スイス・サンモリッツ近郊/シルス)
【視察レポート】ローザンヌからツェルマットまでの行き方&マッターホルンを望むゴルナーグラート展望台へ(スイス/2022年12月視察⑩)
こんにちは! スイスを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの藤原です。ローザンヌ→ツェルマット→サンモリッツ→チューリッヒと、スイスの各都市を周遊してきました! まずはローザンヌを後にして、列車を1回乗り換えてツェルマットへと向かいます。今回はスイストラベルパス(スイスの主な列車・バス・湖船が乗り放題のチケット)を利用しながら、都市間を移動しました。
こちらのレポートでは、ローザンヌからツェルマットまでの行き方、ツェルマットでの観光、そしてマッターホルンやアルプス山脈の絶景を望むゴルナーグラート展望台についてご紹介していますので、ご覧ください。
◆ローザンヌからツェルマットまでの行き方(列車)
*ローザンヌからフィスプへ
まずはローザンヌからブリーク(Brig)行きの列車に乗り、フィスプ(Visp)という駅で乗り換えます。新幹線から在来線へと乗り換えるイメージですが、それよりも分かりやすく、こぢんまりとした駅の中のホームが変わるだけなので、2分ほどで乗り継ぐことができます。
*フィスプからの車内の様子
スイスの列車はほぼ定刻通りの運行が有名なので安心です。フィプスで在来線へと乗り換えたら、荷物は、荷物置き場や座席と座席の間の空間を利用して置いておきます。スキーなどのスポーツをされる方も多いので、板を立てるスペースもありました。フィスプから終着駅のツェルマットへはおおよそ1時間10分ほどで到着します(列車によって時間が変動します)。
列車のタイプは1等車と2等車があり、どちらも座席指定はありません。今回はスイストラベルパス購入時に1等を選択していましたので、1等車に乗りました。途中、係員さんが乗車券のチェックに回ってきます。スイストラベルパスのQRコードとパスポートはすぐに出せるようにしておくと便利です。
雪景色が本当に美しく、ずっと窓から景色を眺めていられます。車窓からの景色を動画でどうぞ★
*ツェルマットに到着
ほぼ定刻通りにツェルマットへと到着しました。改札はありません。降りたらそのまま出口へと向かっていきます。現金が必要であれば、ATMがあります。トイレは地下1階にありました。出口から見える「Gornergrat bahn」という黄色いロゴのある場所が、ゴルナーグラート鉄道という登山鉄道の乗り場です。これに乗ってマッターホルンに行くことができます。出口から乗り場までは徒歩でほんの1~2分です。
ここでスイスの素晴らしい取り組みの1つをご紹介します。ツェルマットは、有害物質を排出する車などの乗り入れができません。ツェルマット駅の1つ前のテーシュ(Täsch)という駅から禁止されています。交通手段としては電気自動車や自転車、馬車などを利用します。自然保護のため、あえて車などで行けないようにしています。
★ツェルマット滞在するにあたっての注意点
ツェルマットの標高は1,620mあります。到着すると、なんとなく息苦しい感じや頭痛がしたりと、いつもと違った体調を感じる可能性があります。「無理をせずゆっくり歩くこと」「お水をたくさん飲むこと」「深く呼吸をする意識をすること」を大切にしていただくと、高山病を予防することができると言われています。
◆ツェルマットの市街地を散策
市街地も少しだけご紹介させてください。駅を出て右手に進むと、さまざまなショップが並んでいてお買い物もできます♪ かなりこぢんまりとしているので、お買い物散策は半日もあれば十分まわれてしまいます。
駅から歩いて50mくらいのところに、ウィンタースポーツグッズのレンタルショップもあります。ウェアやスキー板、スノーボードなどレンタルショップは地下1階に、1階には販売用のウェアもあります。日本からウィンタースポーツグッズを持ってこなくても手ぶらでOKなのがうれしいですね!
スイスのチョコレートといえば「リンドール(Lindor)」が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。お土産屋さんにはショコラティエもたくさんあり、どこを選んで良いのかわからないくらい迷います。その中でも、現地の方が口をそろえておすすめしてくれたのが、「レダラッハ (Läderach)」というチョコレート。心躍るようなカラフルな量り売りのチョコレートを始め、ビーガンチョコレート、1粒売りのチョコレートなど、豊富な種類をそろえていますので、チョコレート好きな方やスイスのお土産におすすめです。
そして散策していると、まるで日本の高山や京都のような古い町並みを思わせる、500年以上前に建てられたかなり歴史ある古民家がそのまま残っているエリアもあります。こちらも散策を楽しめます。
◆ゴルナーグラート展望台へ
*ツェルマットを出発
さてさて、駅前に戻ってきました。登山鉄道の乗り場から、目指すはマッターホルンへLet's Go! まずは「ゴルナーグラート(Gornergrat)」という駅を目指します。この登山鉄道に乗るには、スイストラベルパスのみでは乗車ができません。ツェルマットピークパス(Zermatt PEAK PASS)などの別途チケットの購入が必要です。
今回私たちは、スイストラベルパスを持っていると購入割引が適用されるツェルマットピークパスを利用しました。ツェルマットピークパスで登山鉄道はもちろん、ツェルマットのエリア内の、ほぼすべてのロープウェイ、ゴンドラ、ケーブルカーなどがご利用になれます(2022年12月時点)。ティースタイルにてご旅行を予約されるお客様には、ご旅行のスタイルに合わせて、トラベルコンサルタントが各種チケットやパスなどを提案をさせていただきます。
駅にはカウンターがあるので、事前にオンラインで購入されている方はこちらで引き換えが必要です。時間が限られている場合は、余裕を持ってカウンターに到着されることをおすすめします。ちなみに登山鉄道には座席指定や等級がありません。
列車の移動は、と~ってもゆっくりです。標高がだんだん高くなっていくので、一気に上がりすぎると、急な気圧の変化によって鼓膜が破れてしまったり、体調が悪化する可能性を考えての速度だからです。目的地のゴルナーグラートまでは約40分です。外の景色は、市街地から雪が降り曇っていたので、頂上の様子が不安でしたが、頂上に近づくにつれて段々と太陽の光が差し込み、青空が見え始めました♪
ゴルナーグラートに到着すると、スキー観光客の方もたくさんいました! 出るときもパスをかざして改札を通ります。
*ゴルナーグラート展望台に到着
ゴルナーグラート駅の標高は3,089m。スイスでも有名な観光地のひとつです。頂上にはゴルナーグラート展望台があり、駅からは徒歩数分で到着です。展望台からは、マッターホルンやアルプス山脈のパノラミックな風景を望むことができます。展望台の中に入ると、まずはパスをかざす場所があります。
ゴルナーグラート展望台に、「ズーム ザ マッターホルン(Zooom the Matterhorn)」という2021年オープンの展示館があります。逆光で分かりにくいかもしれませんが、中は博物館のようになっていて、マッターホルンの歴史や体験型のアトラクションが用意されています。VRを付けて、ブランコのような場所に腰を掛け、マッターホルンを空中から眺めているようなアトラクションが楽しめます♪ ぜひお試しくださいね。
今さらですが、服装についてご案内させてください。マイナス10℃以上の寒さなので、頭の先から足元までとことん防寒をしておでかけください。使い捨てカイロもマストです!
最後に、こちらは標高3,100mにある「3100 クルムホテル ゴルナーグラート(3100 Kulmhotel Gornergrat)」。ズーム ザ マッターホルンのすぐ隣りにある人気ホテルです。
トラベルコンサルタント 藤原 彩
ツェルマットの市街地から、マッターホルンが望めるスポット、ゴルナーグラートまでの列車移動を含めたご案内をさせていただきました! スイスの大自然が国レベルで守られているため、本当に美味しい空気を吸うことができ、美しい景色を見ることができます。別のレポートにて、さらに標高の高い「マッターホルン・グレッシャー・パラダイス」の絶景もお届けいたしますので、あわせてご覧くださいね。
ツェルマットでのご滞在を含むスイスへのご旅行をお考えの方は、ぜひティースタイルへお問い合わせください♪
トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介