Basel REPORTバーゼル 視察ブログ
【視察レポート】ルフトナークルーズの情報満載! リバークルーズでヨーロッパを巡る旅 (スイス・バーゼル発/2024年9月視察)
トラベルコンサルタントの森本です。2024年9月に、ヨーロッパの“父なる川”と呼ばれるライン川の7泊8日のリバークルーズで、4か国10都市を巡りました。リバークルーズは、移動しながら観光ができて、おいしいお食事が用意されているのが魅力です。
私は、7泊ものリバークルーズ旅を初めて体験しましたが、スタッフの笑顔とホスピタリティが最高でしたので、あっという間の1週間でした。ぜひ皆様におすすめしたいです。
◆アマデウス・スターに乗船
今回は、ヨーロッパ リバークルーズ業界のエキスパートとして40年以上の歴史があるルフトナークルーズの「アマデウス・スター(AMADEUS Star)」に乗船しました。前半は、毎日雨模様でしたので暗い写真が多いのですが、後半、晴れてきた時の川のきらめきや朝日が最高でした。
今回のリバークルーズでは、以下のルートを航行しました。
◆素敵な寄港地のご紹介
今回のライン川クルーズの中で、私の印象に特に残った素敵な寄港地をご紹介します。
*2日目:世界遺産の町ストラスブール(フランス)
「ストラスブール(Strasbourg)」では、クルーズのガイドツアーを申し込みました。ガイドさんのお話はずっと楽しく、ストラスブールを印象付けてくれるお話でした。大学の街、コウノトリがシンボル、アルザスワインのお店や、もちろん大聖堂もシンボルで、世界遺産の素敵な町でした。
*4日目:ブドウ畑に囲まれたリューデスハイム(ドイツ)
「リューデスハイム(Rudesheim)」からコブレンツの間は、ライン川クルーズのハイライトのひとつで、川の左右に古城が次々現れるエリアです。航路中に、曲が有名なローレライ(ライン川右岸にそびえる岩山)が現れます。リューデスハイムは、特にワイン用のブドウ畑が美しく、ワイン酒場や商店が並ぶつぐみ横町(ドロッセルガッセ)をはじめ、石畳、木組みのかわいい家など、散歩が楽しい街並みです。
私は、ロープウェイを利用して、片道約15分でニーダーヴァルトの丘へ上がり、ライン川の景色を堪能しました。寄港時間内で十分楽しめるのでおすすめです。
*5日目:古城とワインの町コッヘム(ドイツ)
コブレンツから支流のモーゼル川へ入り、小さくかわいい町「コッヘム(Cochem)」を訪れました。ここは、古城ライヒスブルク城とワインの町でした! 私は、ガイド付きツアーを申し込み、英語ガイドとともに、カナダからのグループさんと一緒にウォーキングツアーで2時間巡り、解散後に徒歩で、コッヘム城ことライヒスブルク城まで上がってみました。
やはり、高いところからの街並みと川の景色は最高です!
城からみたモーゼル川と街並み。橋の近くにアマデウス・スターも見えます。雨続きでしたが、この日は暑いくらいの晴れで、より印象に残る1日でした。
◆乗船場所(バーゼル)までの行き方
クルーズの乗船場所はスイスの「バーゼル港 (Hafen Basel St.Johann1)」です。列車とトラムで行く方法と、タクシー利用での行き方をご紹介します。
■バーゼルSBB駅から列車とトラム利用して乗船場所へ
まずはスイス連邦鉄道でバーゼルSBB駅(バーセル中央駅)へ向かいます。チューリッヒ空港からだと約75分、チューリッヒ中央駅からは約60分、ジュネーブ駅からは約3時間です。パリのリヨン駅からの場合は、TGV(高速列車)でバーゼルSBB駅まで約3時間です。
バーゼルSBB駅に到着したらトラムの切符を買います。駅の券売機での購入が難しい場合は、スイス連邦鉄道の切符売り場(有人カウンター)で購入しましょう。トラム11番に乗り約15分。ザンクト ヨハンス トールの塔(下の写真参照)が見えたら、ザンクト ヨハンス トール駅で下車し、2分ほど歩いて川沿いまで出ると乗船場所です。
■バーゼル空港からタクシーを利用
スイスのバーゼル空港から乗船場所まで、タクシーで約15分。この空港の注意点は、出口がフランス側とスイス側があるということ。スイス側から出てくださいね。
■バーゼルSBB駅からタクシーを利用
スイスのバーゼルSBB駅からタクシーで約10~15分。料金は約20スイスフランです(2024年9月視察時点)。
◆リバークルーズのおすすめポイント
■リバークルーズはほとんど揺れません!
オーシャン(海洋)クルーズも素敵なのですが、川のクルーズは“ほとんど揺れない”ことが特徴です。川の水位を調整する水門を通りますが、その際に“あっ!水門”と感じることがあります。水門もリバークルーズの楽しみのひとつです。それ以外は揺れを感じず、両岸に広がるヨーロッパの街並みを眺め、かわいい町には寄港して観光ができて最高です。
■パッキングが不要!
7泊の間、荷物をパッキングすることなく、数々のエリアを移動し観光できるのは、なんと楽なのかしら!と感動しました。日本人のお客様の中には、着物を正装として持って来られた方がいらっしゃいました。ディナーやガラパーティでお召しになり、まわりの皆様を楽しませてくれました。夕方や夜もエンターテイメントがたくさんあり、クルーズは楽しみがいっぱいです。
■近隣シティを組み合わせて旅をもっと楽しく!
バーセルで乗船するまでに、チューリッヒやジュネーブ、パリなどのシティ観光と組み合わせてリバークルーズを楽しむこともできます。もちろんアムステルダム下船後でも可能です。
今回私は、パリを視察したあとに、フランス高速鉄道TGVでバーゼルSBB駅へ行きました(約3時間乗車)。このようにパリ観光とリバークルーズの両方を楽しみました♪ なお、このリバークルーズは逆まわりもございます(アムステルダムを出航~バーゼル帰港)。
※列車でパリ リヨン駅からバーゼルSBB行きTGV(高速鉄道)乗車までの流れについてもレポートで紹介予定ですので、ぜひそちらも公開後にご覧いただけたらと思います。
◆ルフトナークルーズ アマデウス・スター Q&A
- Qバーゼル港からの乗船は簡単にできますか?
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A川なので小さな乗船場所です。“AMADEUS(アマデウス)”ののぼり旗を見つけてください。リバークルーズでよくあることですが、船同士をくっつけて、通り抜けて自分の船にいくことがあります。今回はそのパターンでした。手前に別の会社の船が着岸していたので、探しにくかったのですが、ポーターが待機していて、“アマデウス”と言うと荷物を運び、船まで案内してくれました。
16時に乗船すると船内にあるフロントでパスポートを見せてチェックインします。17時に船が出航します。
- Qどのような乗客が多いですか?
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A今回は、カナダ、ドイツ、アメリカ、南アフリカ、イスラエルなど、欧米を中心としたツアーグループや、ご夫婦だけの個人旅行もおられました。アジアのお客様は少なめでした。
- Q寄港地での観光はどうしたら良いですか?
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Aクルーズ主催の寄港地観光に申し込むことができます。別途料金がかかります。
室内に用意されている英語、ドイツ語のイヤホンガイドを耳につけると、現地ガイドの案内をよく聞くことができます(写真:お部屋で充電されているイヤホンガイド)。
寄港地によって、徒歩観光とバスツアーがあります。ご自身で散策することも可能です。クルーズ船で自転車を借りたり、徒歩や、タクシーなどの利用も可能です。
注意点は、寄港場所へ時間通りに戻れるように、住所と出航時間が書かれたプログラムを持参してお出かけください。タクシー運転手が、プログラムを見てクルーズに電話をして、正確な場所を確認してくれたこともありました。寄港場所は、予定より若干ずれることがあります。
- Q3名の場合、お部屋はどうなりますか?
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Aお子様の場合は、年齢を教えてください。大人の場合は、3名1室はできませんので、2部屋でご案内いたします。
- Q最終日にアムステルダムでチェックアウト後、スーツケースを預かってもらうことはできますか?
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Aお受け取りの時間によりますので、前日までにクルーズディレクターにご相談ください。お昼ごろまでは可能な場合が多いです。
- Q食事のアレルギー対応は可能ですか?
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Aルフトナークルーズはファミリービジネスなので、フレキシブルな対応が定評です。お食事のアレルギーやその他の対応は、ぜひ事前にご相談ください。ベジタリアンメニューは、毎日ご用意があります。
- Q船内での過ごし方を教えてください
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A毎日、翌日のプログラムがベッドメイキングとともに配られます。寄港地の観光は、クルーズ船のエクスカーションを申し込むこともできますし、ご自身で散策することもできます。船内におられる方にも、ティータイムやお料理教室(日によります)、スパの利用など楽しめることがあります。
トラベルコンサルタント 森本 純子
アマデウス スター(ルフトナークルーズ)への乗船はいかがでしたか? 9月は、ワイン用のブドウ畑と古城の両方の景色がとても美しかったです。船内設備も申し分ありませんでした。私がうれしかったのは、船室内に湯沸かしと、お水、紅茶などのティーセットが毎日補充されることと、クラブラウンジでもいつも無料でコーヒー、紅茶がいただけたことです。
今回はライン川のクルーズでしたが、ルフトナークルーズはほかにも、大人気の期間限定クリスマスクルーズや、ドナウ川、セーヌ川、ローヌ川クルーズもあります。どれも乗船してみたいです。クルーズ旅行にご興味を持っていただけましたら、ぜひティースタイルにお問い合わせください。
トラベルコンサルタント 森本 純子のご紹介
※上記内容は2024年9月時点のものです。一部の内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承お願いいたします。