Stockholm REVIEWストックホルム お客様の声
【お客様の声】ストックホルムと心の故郷ダーラナ地方を巡るスウェーデンの旅8日間
ご旅行先:スウェーデン(首都ストックホルム&ダーラナ地方周遊)
(2019年10月22日出発)東京都 S様ご夫妻
以前、担当の岡本さんの手配で訪れた北欧の国々(フィンランド、ノルウェー、デンマーク)とはまた違うスウェーデンで、今回も北欧の良さを存分に味わいました。ダーラナ地方からの帰りの国鉄が運休し、代行バスに乗るなど、ちょっとしたトラブルがありましたが、結果オーライです。
ダーラナ地方は、持っていったアウトドア用の温度計が0度で寒かったです。手袋が必要でしたが、傘をさすこともなく、この時期としては良い天気でした。
いい写真がたくさん撮れましたので、ご報告させていただきます。
☆★こだわりポイント★☆
◆ストックホルムでゆっくり町の観光を楽しみたい
◆スウェーデンの画家カール・ラーションが暮らしたダーラナ地方(※1)の美しい風景を見てみたい
(※1)ダーラナ地方とは?
【ティースタイルより】
緑や湖に囲まれた自然豊かなのどかな風景が広がるスウェーデンの田舎町。どこか懐かしく、ほっとするエリアで、“スウェーデンの心の故郷”と呼ばれています。伝統家屋が並び、スウェーデンらしさが色濃く残っています。首都ストックホルムより列車で3~4時間。列車からも田舎の車窓風景がお楽しみいただけます。
ストックホルム(1~3日目)
◆ストックホルムで宿泊したスカンディック コンチネンタル
スカンディック コンチネンタルのチェックインでは、フロントのマキさんから日本語で声をかけられ、びっくりでした。前後で合計4泊5日のうち、マキさんがフロントにいてお話できたのは3回だけでしたので、初日に会えてラッキー。
おかげで、ストックホルム街歩きでは、たいへん参考になる情報を得ることができました。例えば、ほとんど現金が使えなくなっていること。列車の中ではコーヒー22SEK(約250円)をカードで支払いました。スウェーデンの人はスマホをかざしていました。
◆ストックホルム 2日目(終日:フリータイム)
ストックホルムの町は、トラム、地下鉄を利用して楽しみました。
ユールゴーデン島のプリンス・エウシェン美術館からティールスカ・ギャレリーまで、地元の人は「歩く」ということでしたので海岸沿いを歩くことにしました(約1時間ちょっと)。そのルートは最高でした。
◆ストックホルム 3日目(終日:フリータイム)
翌日はホテルからストックホルムの市庁舎まで歩き、10時からの市庁舎ホール(ノーベル賞晩餐会)の英語ガイドツアーからスタート(タワーは冬季閉鎖で残念でした)。
国立美術館で、今回の旅行の目的の1つ、カール・ラーションの作品と対面。素晴らしい美術館でした。
2000年12月にあった東京の美術館での「グレー村の画家たち」という展覧会で知った画家カール・ラーション。パリ郊外のグレー村には、当時の印象派の画家や、日本からも浅井忠などが訪れていました。そこにスウェーデンからカール・ラーションも来ていたようで当時の印象派の画家同様に、日本の浮世絵の影響も受けたようです。スウェーデンのダーラナ地方の風景は、カール・ラーションの絵に写されているようで訪れてみたい場所となっていました。
シェップスホルメン島を散策して王宮前まで戻り、ユールゴーデン島一周の遊覧船にも乗りました。下船してガムラスタン中心部を散策してからホテルに戻りました。
ダーラナ地方(4~5日目)
◆ムーラを散策、その後テルベリへ
ダーラナ地方のムーラには、カール・ラーションと並ぶスウェーデンで有名な画家アンデース・ソーンがおり、ムーラ駅から歩いて15分くらいのところにソーン美術館と住居がありました。住居(ソーン・ゴーデン)は、ガイドツアーのみで見学ができましたが、もう一組のスウェーデン人家族4人に合わせて英語ではなく、スウェーデン語でした。その代わり、日本語の説明プリントをいただきました。同じ敷地内のカフェでコーヒーを。一休みもできました。
ソーン美術館の近くがムーラの中心地のようで、近くにはムーラ駅の次のムーラ・ストランド駅がありました。乗る予定の列車が止まるのかが分からず、時間もありましたし、湖畔のダーラヘスト(赤い馬)を見ながら、ムーラ駅まで歩いて戻りました。
ムーラ駅からテルベリ駅へはローカル電車でしたが、乗客は車掌さんにスマホをかざしていました。私たちは、ムーラ駅で券売機が見当たらず、切符を買わずに乗車しました。車掌さんに切符は持ってないと言ったところ、そのままパス。検札が一通り終わってから購入するのかなと思いましたが、何度か車掌さんが通過してもそのままパス…。2駅目のテルベリに到着してしまい降車しました。
◆テルベリ&宿泊したクロッカーガーデンホテル
テルベリで宿泊したクロッカーガーデンホテルはアットホームで部屋も食事もよかったですが、敷地内のいろいろなイベントハウスはシーズンオフで閉店しており、土産店2つが開いているだけでした。
テルベリでは、朝は気温0度。日中も含めて散歩する人はまばらでしたが、お店やレストランは、多くの人で賑わっていました。
午後3時20分の太陽です。しかし4時を過ぎても沈まず、横にスライドする感じ。日没は5時半ごろかな?ホテルロビーで撮った上の写真が6時頃ですが、窓の外もまだ薄明かりです。
再びストックホルムへ(6~7日目)
ダーラナ地方から戻って、ストックホルムのホテルにチェックイン後、ショッピングへ。
オーレンス・シティに無印良品があり、カードリーダが日本語表記でびっくり。 店員さんは意味がわからんと言っていました。
250mほどのショッピングモール・ガレリアンを抜けるとオペラ座の裏、グランドホテルの夜景、王立公園を抜けてNKデパートなどを見ながらぶらぶらとホテルに戻りました。
ホテルに戻るとマキさんがいたので、これまでのお礼を言いつつ、そういえばスウェーデン料理の定番のミートボールを食べていないということで、レストラン・プリンセンを紹介してもらいました。 ガイドブックには載っていない地元人気のレストランで、予約無しでしたが日曜日ということで席があり、最終日の夕食は地元の雰囲気を味わいました。
後から来たカップルの女性もミートボールで、メニューの英語表記にもOur famous meatballs …とあり、人気のようでした。
最終日はお部屋を変更してもらいました。最初の3泊のときは、バスタブ優先ということで内側に面した部屋でした。それはそれでよかったのですが、マキさんにダーラナから戻ったときの1泊は、アップグレードしてもよいので景色のよい部屋にできないかと相談したら、日曜日なので、同じ料金で変更できると。夜景も翌朝の景色も絶景でした。またそのフロアーから屋上にも出られ、ストックホルムの町を見回すことができました。
今回残念だったのは、アーティストとコラボしているという地下鉄ギャラリーの駅を1つも見られなかったこと。
カール・ラーションの家を含めて、次回の旅の楽しみにします。
スケジュール
日程 | 内容 | 滞在地 / ホテル |
---|---|---|
1日目 |
**ストックホルムへ** |
ストックホルム / スカンディック コンチネンタル |
2~3日目 |
同上 |
|
4日目 |
**スウェーデン人の心の故郷 ダーラナ地方へ** |
テルベリ / クロッカーガーデン ホテル |
5日目 |
同上 |
|
6日目 |
**再びストックホルムへ** |
ストックホルム / スカンディック コンチネンタル |
7日目 |
機中泊 |
|
8日目 |
※上記フライトスケジュールは、ご旅行出発時点の内容です
ティースタイルより
S様
美しいお写真の数々と、旅行のご様子をお知らせいただきまして有難うございます。
奥様のお病気のお話を伺った時は、本当に心配でしたが、無事ご回復のご連絡。そして、以前と変わらぬ笑顔で旅を楽しまれているお写真を拝見させていただき、本当に安堵いたしました。
今回は、少々、シーズンオフのスウェーデンのご旅行でしたが、秋の景色も美しいですね。
もっと荒涼とした風景になってしまうかと、ちょっと心配していたのですが、秋の高い空と紅葉・黄葉が素敵です。
夏場のピーク時と違って旅行客も少ないので、ゆっくり町歩きをお楽しみいただけたご様子、何よりです。
ストックホルムのホテルに日本人スタッフが勤務していたという情報を有難うございます。
もともと観光や移動にもとても便利なホテルですが、日本人スタッフがいれば千人力!他のお客様にも、お勧めをさせていただきます!
次のご計画は、スウェーデンの再訪?今回行けなかったアイルランド?夏至の時期またはオーロラ時期のトロムソ?どこでもお手伝いをさせていただきますので、是非、お気軽にお声がけくださいませ。
S様の次のご旅行のお写真を拝見するのが今から楽しみです!
今回もご利用をいただきまして、誠に有難うございました。
ティースタイル
岡本 貴子