◆シギリヤ観光
＊シギリヤロック
◆キャンディ観光
＊仏歯寺
＊キャンディ近郊の紅茶工場
◆ゴール観光
＊ゴールの旧市街と要塞
＊ゴール近郊でホエールウォッチングツアー

こんにちは。トラベルコンサルタントの宇津巻です。今回はスリランカを視察してまいりましたので、スリランカの観光資源についてご紹介します。あまりなじみのない方が多いと思いますが、スリランカの観光資源はたくさんあり、コロンボ、シギリヤ、ダンブッラ、複数ある国立公園、キャンディ、ゴールなどが主な観光エリアとなっております。まずは、シギリヤからご案内します。

◆シギリヤ観光

＊シギリヤロック

シギリヤと言えばなんといっても世界遺産の「シギリヤロック Sigiriya Rock」。岩山の上には5世紀のスリランカ王宮遺跡があります。1875年に発見されるまで、約1400年間もジャングルに閉ざされていた神秘的な遺跡です。

今回は雨の予報も出ておりましたが、なんとか天気がもってくれました。登頂は暑くならない午前中がおすすめです。
入り口でチケットを購入し、こちらのゲートでチケットを提示し入場します。入り口の手前にはガイド（有料）してくれる人もいて、一緒に登りながらガイドをしてくれます。簡単な日本語を話せる人もいました。

橋を渡って進みます。当時はこの堀にはワニがいたようですが、現在はおりません。住居跡や水路跡を見ながら、シギリヤロックの頂上を目指します。所要時間は約2時間程です。

7割ほど登ると「ライオン・ポー」と呼ばれる場所があり、いよいよ王宮への入り口です。当時はライオンの頭もあったようですが、現在は、爪の台座のみが残っています。王宮遺跡がすばらしいのはもちろん、頂上から望む360度の大パノラマは爽快です！

復路の途中、こちらの螺旋（らせん）階段を上がった先で、シギリヤレディと呼ばれる当時のフレスコ画（壁画）をご覧いただけます。

◆キャンディ観光

続きまして、キャンディをご紹介します。シギリヤから車で2時間程です。イギリス統治下の面影を今に残した街並みは、街自体が世界遺産になっております。こちらの「クイーンズホテル Qeen's Hotel」のバーでジンジャービールをいただきました。ビールの名前がついていますが、ノンアルコールです。程よくジンジャーが効いてます。

＊仏歯寺

クイーンズ ホテルの対面にスリランカ仏教の聖地、「仏歯寺 Temple of the Tooth Relic」があります。こちらには紀元前5世紀頃に仏教を開祖した仏陀（ブッダ）の歯が今もまつられており、絶え間なく参拝者が訪れ、お供え物の生花がたくさん置かれていました。

＊キャンディ近郊の紅茶工場

キャンディはヌワラエリアと呼ばれる紅茶（セイロンティー）の産地に近く、キャンディから3～4km程離れた紅茶工場「ギラガマ紅茶園 Geragama Tea Factory」を訪ねてみました。中に入ると、紅茶の良い香りに包まれます！ 茶葉の種類や炒り方によりさまざまな種類の紅茶になります。

とても高価なゴールデンチップスを試飲させてもらいました。こちらは、薬用として飲まれています。本場でいただく上質なセイロンティーは本当においしいくてびっくりします。

◆ゴール観光

＊ゴールの旧市街と要塞

次はゴールのご紹介です。ゴールはスリランカ南西海岸の先端部の海岸に位置しています。旧市街は城壁に囲まれた要塞になっています。城壁で囲まれた街自体が世界遺産です。入り口の門上には、当時の東インド会社のマーク（VOC）が残っています。当時、ゴールがインド洋の航路としていかに重要な拠点であったのか、思いを馳せました。

ゴールはコロンボから車で2時間30分ほどです。鉄道もありますが、時間がかかるとともに、乗車する入り口は走行中もフルオープンのため、ちょっと怖いかもしれません（笑） 旧市街地ではさまざまなコロニアル建築をご覧いただけます。

スリランカ産の紅茶セイロンティーや、日本でも人気の高いスパセイロン（スリランカ発のスキンケアブランド）などお買い物も楽しめ、観光のお客様でとても賑わっていました。スパセイロンは日本で購入する3割くらいの値段です。

＊ゴール近郊でホエールウォッチングツアー

最後にゴール近くの港のメリッサから出発する「ホエールウォッチングツアー」についてご紹介します。こちらのツアーでは、なかなか見る機会のないシロナガスクジラをご覧いただけます！ シロナガスクジラは大きい個体で約30mにもなる世界最大の哺乳類です。

クルーズ船に乗って早朝に出発です。残念ながら今回はイルカだけでしたが、シロナガスクジラとの遭遇確率はなんと80％とのことです。クルーズ船のスタッフが慌ただしくなると、そのたびにお客様も海に潮吹きがないかを探してざわついていました（笑）

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