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<サッカー特集>ヨーロッパ4大リーグを徹底解剖!

ヨーロッパの魅力は、食や芸術、ショッピングなどさまざま。そして、外せないのがサッカーです。サッカーは国民的な人気スポーツとして親しまれている国も多く、ヨーロッパはまさにサッカーの本場。世界中で有名な選手たちが活躍しており、実際に観戦して感じ取る熱量は、本場ならではのもの! 決して日本で体験できるものではありません。

なかでも、スペイン・イタリア・ドイツ・イギリスで行われるリーグは必見。このヨーロッパ4大リーグといわれるリーグの詳細や、おすすめのチームをご紹介いたします。

本場のサッカー観戦が目的でなくても、観光の時間に余裕があるからサッカー観戦を入れたい、ということでももちろん、プランに合ったチケットのお手配いたします。また、試合の日程が合わない場合でも、有名チームの本拠地のスタジアムツアーに参加されてみてはいかがでしょうか。もちろん、事前手配も承ります。

ヨーロッパの4大リーグのひとつ、リーガ・エスパニョーラは、スペインの1部リーグ。 昨今は、日本人にも非常に人気の2チーム、FCバルセロナとレアルマドリードが特にリーグを引っ張っています。そのおかげで、スペインを訪れる旅行客にもサッカー観戦が旅行の目的のひとつになるほど。新シーズンの日程は毎年1ヶ月前程度に発表されます。どの試合も、試合日やキックオフ時間が確定するのはおよそ3週間~1週間前になりますので、特定の試合を逃したくない方は、スケジュールに余裕を持って旅程を立てる必要があります。

〜基本情報〜
開幕時期:8月14日に開幕し、最終節は2023年6月4日の予定(2022-2023シーズン)
2022年は11月にカタールでW杯が開催されるため、11月9日に行われる14節を最後に約1か月半の中断があり、年末の12月31日に再開予定となっています。

〜旅行情報〜
旅程に組みやすいのは、やはりマドリードとバルセロナ。どちらの街にもそれぞれ2つのチームがありますので、「どの試合でもいいから本場のサッカーの試合を見たい」という方なら、シーズン中の週末にどちらかの都市に滞在していれば、観戦できる可能性が高まります。

マドリードの2チーム、バルセロナの2チームはスタジアムも大きいものの、人気が高いため、事前のチケット手配をおすすめします。また、当日券の場合ですと、2人で並び席を確保できるかどうかは行ってみてからでないとわかりません。必ず2人で並び席に座りたい方は、料金は高くなってしまいますが、事前手配がよいでしょう。

世界で最も人気のあるチームの1つで、アルゼンチン代表のリオネル・メッシを始めとするスターが揃うチーム。 FCバルセロナの本拠地はカンプノウです。試合が行われない日には、スタジアムツアーも催行されていますので、試合が見られなくともスタジアムをひと目見てみたいという方におすすめ。収容人数9万人超えと世界でも非常に大きなスタジアムであるカンプノウでのサッカー観戦は、一見の価値があります。

かつて「銀河系軍団」とも称されたレアルマドリード。近年はライバルのFCバルセロナの活躍ばかりが目に留まりますが、昨シーズンは見事優勝を飾りました。各国の代表選手が勢揃いするレアルマドリードは、やはりスペインでサッカーを見る際には外せないチームです。

ホームスタジアムのサンチャゴベルナベウは8万人もの収容人数を持ち、チームカラーでもある真っ白に染まるスタジアムは圧巻です。

ここ数年で2強の牙城を崩しつつあるチーム、アトレティコ・マドリード。マドリードをホームにするチームは赤と白を基調にし、ライバルであるレアルマドリードとのマドリードダービーは一年間の中でも非常に盛り上がる試合のひとつです。ここ数年タイトルの獲得も多く、サッカー好きな人であれば現地で試合観戦をしたいチームのひとつです。

かつて元日本代表の中村俊輔が所属したこともある、バルセロナをホームタウンとするチームです。「バルセロナでサッカー観戦=FCバルセロナの試合観戦」というイメージが強いですが、特にチームにこだわらない方であれば、スペインサッカーの盛り上がりを体感するには十分なチームです。バルセロナに滞在中にサッカー観戦をしたい方にはおすすめ。

バルセロナやマドリード以外でサッカーを見たい、という方には、日本人選手が所属しているクラブの試合観戦がおすすめです。

1部、2部には日本人にも馴染み深い選手がたくさん所属しているため、サッカーが好きな方には旅行のついでに訪れみてはいかがでしょうか。

ただ大都市ではなく、試合日に合わせて都市に行く必要があるため、旅慣れた方向けのサッカー観戦です。特にスタジアムへのアクセスが複雑だったりするため、事前にある程度下調べをしていく必要があります。

●久保建英(レアル・ソシエダ所属)
最近はグルメな方に人気が高いバスク地方のサンセバスチャンをホームに置くレアル・ソシエダ。バルセロナやマドリードからの日帰りはなかなか難しいですが、サンセバスチャンでのバル巡りとサッカー観戦を上手く組み合わせることも可能です。
●柴崎岳(レガネス所属・2部)
スペインの首都マドリードの郊外にあるためマドリードからも簡単にアクセス可能。近郊列車で20分程度、そこから車で数分、もしくは徒歩で30分程度の場所にあります。
●橋本拳人(ウエスカ所属・2部)
バルセロナから電車でアクセス可能。地方都市ウエスカはアクセスが良くありませんので、ある程度の日程確保が必要です。
●原大智(アラベス・2部)
スペイン北部、バスク州のビトリアが本拠地。バスク地方の拠点となるビルバオからは南に車やバスなどで1時間~1時間半とアクセスのいい場所ではないため、観戦には時間が必要です。

ユベントスに所属したクリスティアーノ・ロナウドが、昨年古巣イングランドのマンチェスター・ユナイテッドに移籍してからビッグネームが不在のリーグ。かつて本田圭佑が所属したACミラン、そして長友佑都が所属したインテルは、どちらもミラノの同じスタジアム、サンシーロを拠点とするチームです。ローマには、かつて中田英寿が所属したASローマと古豪ラツィオが、こちらも同じスタジオオリンピコをホームスタジアムとしてライバル関係が成り立っています。
ビッグネームはいなくともサッカーの根付いた本場イタリアのセリエAは、その盛り上がりも含めて一見の価値ありです。

〜基本情報〜
開幕時期:8月14日に開幕し、最終節は2023年6月4日の予定(2022-2023シーズン)
2022年は11月にカタールでW杯が開催されるため、11月13日に行われる15節を最後に約1か月半の中断があり、年始の1月4日の16節に再開予定となっています。
開催日時:多くの試合が土曜か日曜に開催される。※試合スケジュールによっては金曜などにずれることもあります。

〜旅行情報〜
ローマに2チームあることから、シーズン中であれば、土日にどちらかのチームが試合をしている可能性も高いため、試合観戦にも訪れやすいです。また、チケットも完売することが少ないため、滞在の曜日が合えば旅行ついでに観戦しやすいリーグといえます。

かつて中田英寿が所属し、優勝を果たしたチーム。 それ以降優勝からは遠ざかっているものの、熱狂的なローマ市民が後押ししています。ラツィオとのローマダービーは、イタリアの中でも最も熱くなる試合のひとつなので注意が必要。 ホームスタジアムのスタジオオリンピコは7万人以上の収容を誇り、ビッグゲーム以外は売り切れないためチケットの入手も比較的楽です。

ASローマと同じ、スタジオオリンピコをホームとするサックスブルーを基調にするチーム。20年もリーグ優勝からは遠ざかっているものの、2019-20シーズンは優勝を狙える順位につけているためファンの期待が高いです。スタジアムが市内に比較的近いため観戦もしやすいので、ローマ滞在時の観戦におすすめのチームです。

昨季、11季ぶりのリーグ制覇を果たした超名門クラブです。リーグ優勝は過去18回、ヨーロッパチャンピオンに7回なったこともあります。ミラノを二分するインテルとのダービーマッチは優勝よりも重要とも言われます。かつて本田圭佑がこの名門クラブで10番をつけたことを記憶している方も多いはず。

ACミランと同じくミラノを本拠地にするインテル。過去に2部リーグへの降格が1度もない、イタリアを代表する名門クラブです。近年タイトルが獲得できていませんが、スタジアムでの盛り上がりはどの試合を見ても驚きます。長友佑都が7年間在籍したことでも有名。

クリスティアーノ・ロナウドが移籍したこともあり、ここ2季優勝から遠ざかっています。その前までは9季連続で連覇していたイタリア国内でも最も人気のクラブです。ホームのアリアンツスタジアムは収容人数約4万人とそれほど大きくなく、チケットも取りづらいため、必ず事前手配をおすすめします。

ブンデスリーガと呼ばれるドイツ1部リーグは、バイエルンやミュンヘン、ドルトムントをはじめとしたクラブチームとしての成績が近年すばらしく、4大リーグのうちでも成長が著しいリーグ。

特に、平均観客数では世界の主要リーグの中で最も動員数が高く、1試合平均して4万人もの観客が訪れる超人気リーグとなっています。2006年に行われたドイツW杯の際にスタジアムを新しくしたチームも多く、観客目線でも観戦しやすいリーグのひとつ。一時期は日本代表の香川真司、内田篤人などがブンデスリーガで活躍していたため、日本のテレビなどでの露出も多く、一気に知名度も高まったリーグです。

〜基本情報〜
開幕時期:8月6日に開幕し、最終節は2023年5月27日の予定(2022-2023シーズン)
2022年は11月にカタールでW杯が開催されるため、11月14日に行われる15節を最後に約2ヶ月の中断があり、年明けの1月21日の16節に再開予定となっています。
開催日時:多くの試合が土曜か日曜に開催される。※試合スケジュールによっては金曜などにずれることもあります。

〜旅行情報〜
最も観客が入るリーグのため、事前にチケット購入が必須となります。ただビッグクラブはスタジアムも大きいため、旅行の日程に幅を持たせておけばサッカー観戦も可能です。また、ドイツ国内の主要都市に各クラブチームがあるため、日程が合えば現地でのサッカー観戦もしやすいリーグです。試合日は、シャトルバスなど公共交通機関の運行が特にしっかりしているため、初めての方でも安心してスタジアムへの行き帰りができるのが特徴です。

昨年リーグ優勝を飾り、リーグ10連覇を達成、ドイツで敵なしのチームです。そして7シーズン振りにチャンピオンズリーグでも優勝を飾り、現在はドイツだけでなくヨーロッパでも敵なしとも言われています。国内だけにとどまらず、ヨーロッパ中から各国の代表選手を集め、強いからこそ国内では嫌われチームでもあります。

ノイシュバンシュタイン城への観光にミュンヘンに宿泊される方も多いかと思うので、観光のついでに観戦がしやすいチームとなります。

バイエルンミュンヘンが優勝できなかった2シーズンに優勝を飾ったのがこのチーム。

この2シーズン、日本代表の香川真司が在籍し、大活躍したことで日本でもボルシアドルトムントが更に有名になりました。毎試合7万人以上のサポーターが集まるホームゲームは、これぞヨーロッパサッカーという雰囲気を味わうことができます。

ドルトムントは観光ではあまり有名な都市ではないですが、日本からも直行便が就航しているデュッセルドルフから電車で1時間程度なのでアクセスも悪くはありません。

日本代表でも活躍する遠藤航や鎌田大地をはじめとして日本代表クラスが多数在籍。現在は1部だけでも9名の日本人選手がプレー、2部にも日本代表の田中碧など多くの日本人がプレーしているため、彼らを見に行くのもひとつの楽しみです。

●長谷部誠・鎌田大地(フランクフルト所属)
日本からも直行便のあるフランクフルト。市内と空港の間にスタジアムもあり交通のアクセスも抜群で行きやすいです。
●遠藤航・伊藤洋輝(シュトゥットガルト所属)
ミュンヘンからフランクフルトへの間にある交通の要所でもあるシュトゥットガルト、温泉地として有名なバーデンバーデンやフランスのストラスブールにも近いです。
●堂安律(フライブルク所属)
ドイツ南西部、フランスの国境にも近く、アクセスとしてはスイスのバーゼルやフランスのストラスブールが近いです。
●板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属)
ホームタウンのメンヒェングラートバッハはデュッセルドルフから約1時間、ケルンからも1時間半程度のため非常にアクセスもしやすい場所です。
●吉田麻也(シャルケ所属)
過去に内田篤人も所属、デュッセルドルフ起点に観光にも組み込みが可能です。
●浅野拓磨(ボーフム所属)
シャルケのホーム、ゲルゼンキルヘンから更に東に行くため、時間としてはそれほどかからないものの観光のついでには難しい場所です。
●原口元気(ウニオン・ベルリン所属)
日本人はあまり観光で訪れないベルリンですが、大都市なので複数都市、複数国のコンビネーションをする場合に組み込むことは可能。

プレミアリーグと呼ばれるヨーロッパ4大リーグのうちのひとつで、イギリスの中のイングランド、および一部のウェールズのクラブ20チームで争われます。プレミアリーグはドイツに次ぐ観客動員数で、なによりもプレミアリーグの良さは、観客席とピッチの距離が非常に近いため、選手たちの迫力あるプレーをより近くに感じられることです。

近年では多くの外国人投資家が各クラブを買収し、巨額を投じてチームの強化をはかっているのも他のリーグとの大きな違いです。マンチェスターを本拠地にする、マンチェスターユナイテッド、マンチェスターシティ、そしてロンドンに本拠地を置くチェルシーやアーセナル、そして近年ヨーロッパで最も強いとも評されるリヴァプールを中心に毎年優勝争いが行われています。

〜基本情報〜
開幕時期:8月5日に開幕し、最終節は2023年5月28日の予定(2022-2023シーズン)
2022年は11月にカタールでW杯が開催されるため、約1ヶ月半の中断があり、年末の12月26日の17節に再開予定となっています。
開催日時:多くの試合が土曜か日曜に開催される。※試合スケジュールによっては金曜などにずれることもあります。

〜旅行の情報〜
実に7チームがロンドンを本拠地にしています。そのため、チームにこだわらなければ、週末ロンドンに滞在の際は、間違いなくどこかのチームがホームゲームになっているため、旅行との組み合わせは非常にしやすいリーグとなります。ただ、特定のチーム(特に人気のリバプールやマンチェスターの2チーム)を観戦したい場合は、ロンドンから離れることになるため、日程にも少し余裕が必要になります。チケットの定価は他のリーグよりも若干高くなっています。

世界で最も人気があるチームとも言われるマンチェスターユナイテッド。過去にはデビット・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドなど超一流選手が所属し、現在も各国代表選手で集まるエリート集団です。過去に香川真司も所属したことも。近年は優勝から遠ざかっています。

直近2シーズン連続、そしてここ10年で5回の優勝をする人気チーム。それ以前は同じマンチェスターを本拠地に置くマンチェスターユナイテッドとの差があったものの、2008年にオーナーがUAEの会社に変わって以来、巨額を投じた選手補強に成功し、近年ではライバルチーム以上の成績を上げています。

イングランド北西部、ビートルズの出身地として世界的に知られる街。3年前に久しぶりに優勝を果たし、その後日本代表の南野拓実が加入したものの、今シーズンからフランスのモナコに移籍。

ロンドンの西、チェルシー地区を本拠地に置くチーム。比較的富裕層が多く住むエリアのため、労働者階級に支持されるロンドンの他のチームとのダービーマッチはかなり白熱します。ロンドンに本拠地を置くことから旅行とサッカー観戦を組み合わせやすいクラブのひとつです。普段スタジアムツアーなども行っているため、試合は見れずともサッカーの空気を味わいたい方には観光のひとつとして楽しんでいただくことも可能です。


●冨安健洋(アーセナル所属)
ロンドンをホームに置く人気チーム。ホームスタジアムのエミレーツスタジアムもキャパ6万人と非常に巨大なものの、人気クラブなので必ず事前にチケットを手に入れる必要があります。
●三苫薫(ブライトン所属)
ロンドンから南に約80km、海沿いにある街です。デイゲームであればロンドンから日帰りも可能ですが、ナイトゲームの場合はブライトンにて1泊をおすすめします。



ヨーロッパの4大リーグをご紹介しましたが、これ以外にもフランスやオランダ、ポルトガルなどで活躍する日本人選手も数多くいます。ヨーロッパ各国、各街で根付いているサッカーを旅行ついでに観戦したい方、まずはお気軽にご相談ください。

2022.09.30 updated