【視察レポート】アフターコロナの日本とスペインの出入国+乗り継ぎの流れを解説!トルコ航空編(スペイン/2023年1月視察①)

こんにちは。トラベルコンサルタントの四宮です。2023年1月22日から9日間、スペインのアンダルシア地方へ視察に行ってまいりました。トルコ航空(ターキッシュ エアラインズ)を利用し、トルコのイスタンブールで乗り継いで、スペインのマラガでの出入国でした。マドリードやバルセロナに比べると小さな空港ではありますが、出入国の手続きやイスタンブールの乗り継ぎ手続きは同じですので、ぜひ参考にしてください。

※下記内容は2023年1月時点のものです。コロナの状況に応じて内容は変更される場合がございます。予めご了承いただけますようお願いいたします。

2023年1月22日、トルコ航空のイスタンブール行きの便は22:50発でしたが、出発3時間前のカウンターオープン時にはすでに列ができていて、チェックインには予想以上に時間がかかりました。実際に後で飛行機に乗り込んでみると、ほぼ満席の状態でした。

チェックイン自体は、日本からスペインへの渡航には現在何も規制がないため、パスポートとEチケットの提示だけで済みます。預け荷物は経由地のイスタンブールではなく、マラガまで運ばれますので、お乗り継ぎ時はお手荷物だけとなります。預け荷物にくくりつけるタグの行き先がマラガ(AGP)になっていることを確認したら、羽田からイスタンブール、イスタンブールからマラガの計2枚の搭乗券を受け取って、いよいよ出国手続きへ!

パスポートとEチケットの提示だけでチェックイン

パスポートとEチケットの提示だけでチェックイン

いよいよ出国

いよいよ出国

この日はほぼ満席で、日本人はほぼマスク着用のまま、外国人は着けていたり着けていなかったり。特にマスクの着用義務はありませんが、機内の乾燥対策のために、私も着けっぱなしにしていました。席についたら携帯は機内モードに、でもUSB充電が付いているので、現地での利用に備えてフル充電です!

機内での様子。マスクの着用義務はありません

機内での様子。マスクの着用義務はありません

約12時間30分のフライトで、朝6:25にイスタンブールに到着。その間に、夕食と朝食の2回のお食事が出ます。

イスタンブール空港は巨大な敷地を持つ空港ですが、真ん中に出入国手続き検査場が集約されて四方にウィングが延びているので、歩く歩道だけで移動ができるシンプルな造りになっています。1階が到着フロア、2階が出発フロアです。

歩く歩道をひたすらまっすぐまっすぐ・・・

歩く歩道をひたすらまっすぐまっすぐ・・・

入国の方はこちらへ

入国の方はこちらへ

乗り継ぎの方はこちらで手荷物検査を受けます。お飲み物があるとここで没収です。手荷物検査を終えてさらに進んだら2階の出発フロアへ。

手荷物検査へ

手荷物検査へ

エスカレーターで2階の出発フロアへ

エスカレーターで2階の出発フロアへ

じゃーん! エスカレーターを上がると目の前に巨大な電光掲示板が!! 支柱に左右のゲート案内があるので分かりやすいですね。巨大電光掲示板の左右には免税店やレストランが広がっています。

巨大電光掲示板

巨大電光掲示板

電光掲示板の左右に広がるショップ

電光掲示板の左右に広がるショップ

免税店やレストラン

免税店やレストラン

イスタンブール空港でフリーWi-Fiを利用するためには、空港内に設置されたWi-Fi Kioskの機械でパスポートをスキャンして発行されたパスワードを入力する必要があります。利用時間も1時間に制限されています。

Wi-Fi Kioskの機械

Wi-Fi Kioskの機械

パスポートをスキャン

パスポートをスキャン

「GET 1 HOUR FREE」を選んで進む→パスワードが出たらプリントアウト

「GET 1 HOUR FREE」を選んで進む→パスワードが出たらプリントアウト

携帯画面にパスワードを入力して完了

携帯画面にパスワードを入力して完了

イスタンブールからマラガへはさらに6時間のフライトです。機材が小さくなり、座席の配列は3-3、お食事は1回でした。

マラガの空港は小さく、案内に沿って進むとあっという間にパスポートチェックを終えて入国完了。荷物の受け取りゲートが案外遠く、一番奥の、そこだけ他とは違ってガラス張りの部屋になっています(GATE31~33)。

※EU外からの荷物だけの特別なレーン、搭乗地が日本なら、途中何回トランジットしていてもここ!

入国

入国

荷物の受け取りゲートへ

荷物の受け取りゲートへ

帰りもマラガ空港からの帰国です。トルコ航空エコノミークラスの荷物制限はひとり23kgと決められており、実はこれが意外とキツい! オリーブの瓶詰めやワインをしこたま買い込んだ私は、行きは12kgしかなかったのに、帰りは22kgでぎりぎりセーフ!! 重量制限にはくれぐれもお気を付けください。

チェックイン時には、パスポートとEチケットの控えに加えて、日本帰国時に必要な「3回以上接種のワクチン接種証明書(英文)」もしくは「(スペイン出国前72時間以内の)PCR検査の陰性証明書」の提示が必要です。

また、日本帰国の際に現在では「Visit Japan Web(※1)」での登録が必要です。スペイン出国時のチェックはありませんが、帰国時にスムーズに入国ができるよう、なるべく事前に登録を完了されることをおすすめします。

(※1)Visit Japan Webとは、入国時に「検疫」・「入国審査」・「税関申告」の入国手続をウェブでおこなうことができるサービスです。海外から入国される方(海外から帰国する日本人も含む)は、「Visit Japan Web」の登録が必要です。現時点では、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港でのみ利用することができます。

Visit Japan Webサービスの詳細はこちら

日本出発時と違い、マスクを着けている人はほとんどいません。スペイン滞在中も一度もマスクを着用せず(専用車での移動ばかりでしたので。公共交通機関と医療機関ではまだマスクが必要です)、消毒スプレーなども見かけず、バルはどこも賑わっていて、コロナの影響はまったく感じられませんでした。

イスタンブールに到着したら、往路と同じく歩く歩道で、電光掲示板に従ってゲートへ移動します。

事前登録をしていた「Visit Japan Web」の完了画面を提示して再入国となります。税関審査では、税関申告のQRコードを表示、機械でパスポートと一緒にスキャンします。入国まで10分足らずでしたが、早すぎて荷物が出てくるのを待つ時間の方が長かったです。

四宮 靖子

トラベルコンサルタント 四宮 靖子

2023年1月時点での日本とスペインでの出入国とイスタンブールでの乗り継ぎの流れをご紹介しました。ティースタイルでご旅行のお客様には、新型コロナウイルスの感染状況に応じて、弊社コンサルタントより最新の情報をご案内いたします。

スペイン旅行をご検討中の方は、ティースタイルまでお気軽にお問い合わせください。


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