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【視察レポート】ガウディ建築を巡るバルセロナ市内観光(スペイン/2024年3月視察⑤)

トラベルコンサルタントの蓬莱です。2024年3月、バルセロナ視察に行ってまいりました。その際に、バルセロナ観光の代名詞ともいえるガウディ建築をメインに、市内をぐるっと観光いたしました。今回は「サグラダ ファミリア」、「グエル公園」、「カサ バトリョ」、「カサ ミラ」、「ボケリア市場」を回ってきましたので、その様子をお伝えいたします。

2026年に完成予定のサグラダ ファミリア

2026年に完成予定のサグラダ ファミリア

「サグラダ ファミリア(Sagrada Família)」は事前予約が必須です! 観光したい方は絶対に予約をお忘れなく!! 今回は午前9時にサグラダ ファミリアへの入場、塔にのぼるエレベーターを午前9時15分に予約しました。そのため、午前8時30分頃にサグラダ ファミリア駅に到着しました。

まず、到着したらすぐにサグラダ ファミリアへ向かうのではなく、近くのガウディ広場へ行ってみましょう! 午前中だけ池にサグラダ ファミリアが映り込む、きれいな写真が撮れるスポットがあります。お昼に近づくにつれて、池越しに写真を撮りたい方で大混雑も予想されますので、早い時間がおすすめですよ♪

この日の午前中は曇天のため、残念ながら池にきれいに映る光景は見られませんでした

この日の午前中は曇天のため、残念ながら池にきれいに映る光景は見られませんでした

お昼過ぎになると晴れてきたので、少し池に映るところも見られました。写真を撮りに来ているお客様もたくさんいらっしゃいました

お昼過ぎになると晴れてきたので、少し池に映るところも見られました。写真を撮りに来ているお客様もたくさんいらっしゃいました

印刷していたバウチャー(引換券)を手に、入場ゲートへGO!

サグラダ ファミリア入場ゲート

サグラダ ファミリア入場ゲート

バウチャー

バウチャー

手荷物検査があります

手荷物検査があります

「生誕のファサード」から中へ入っていきます。サグラダ ファミリアは、遠くからではわかりませんが、緑色の草で作られた壁にカブトムシなどの昆虫、柱の足元には亀と、細部までこだわりの彫刻が施されています。

生誕のファサード

生誕のファサード

昆虫たちのいる壁

昆虫たちのいる壁

不変の象徴、カメ

不変の象徴、カメ

中に入ってみると、すごさで言葉を失ってしまうくらい、細部まで彫刻が施されている天井ときれいなステンドグラスの窓が各所に! 光の当たり具合で、ステンドグラスの見え方も変わるのがおもしろかったです。

ステンドグラスからの光できれいに輝いているような内部

ステンドグラスからの光できれいに輝いているような内部

緑や青で落ち着いた感じの色合い

緑や青で落ち着いた感じの色合い

赤や黄色でにぎやかな感じの色合い

赤や黄色でにぎやかな感じの色合い

続いて、入場してきた生誕のファサード側とは逆側の「受難のファサード」と、地下にある「博物館」も見学してまいりました。博物館は無料で入れるのですが、見落としがちなので注意! 作業場なども見られておもしろいですよ♪

受難のファサード

受難のファサード

模型なども置いてある作業スペース

模型なども置いてある作業スペース

今回は残念ながら、予約していたエレベーターが故障のため、世界遺産に指定されている生誕のファサードの塔に昇ることはできませんでしたので、残念ながらレポートはありません。エレベーター予約時には、生誕のファサード側と受難のファサード側の2種類があるので間違えないように気を付けましょう。

「グエル公園(Parc Güell)」は、ユネスコの世界遺産に認定されており、サグラダ ファミリアに次いで観光客が多く、こちらも観光には事前予約が必須です! かわいらしいお菓子の家や、アーチ、丸みを帯びた造り、バルセロナを一望できる広場など、写真映えスポットもいっぱいですよ♪ グエル公園までは坂道となりますので、歩きやすい靴で観光することをおすすめします。

広場からのバルセロナの眺めと、かつては管理人と守衛の家だったお菓子の家

広場からのバルセロナの眺めと、かつては管理人と守衛の家だったお菓子の家

中央階段

中央階段

カメレオン?違います! 伝説の動物、サラマンダー(火トカゲ)です

カメレオン?違います! 伝説の動物、サラマンダー(火トカゲ)です

天井に施されたモザイクアート

天井に施されたモザイクアート

斜めで崩れない設計がすごい柱廊

斜めで崩れない設計がすごい柱廊

「カサ バトリョ(Casa Batlló)」はバトリョ氏の依頼を受け、ガウディが増改築を手掛けた建物。内部は柔らかい曲線が多様され、海の中にいるような感じを受ける水泡のようなデザインや、青いタイルで造られた吹き抜けといった、独特な造りをしています。日本語のオーディオガイドレンタルで解説を聞きながら歩けるのでわかりやすく、最後には、AR(拡張現実)技術を駆使した部屋と、見ごたえのある内容となっています。

柔らかい曲線の内部

柔らかい曲線の内部

入口のシャンデリアがとてもきれい

入口のシャンデリアがとてもきれい

キノコをモチーフにした不思議なデザインの暖炉

キノコをモチーフにした不思議なデザインの暖炉

水泡のようなデザインで作られた窓

水泡のようなデザインで作られた窓

ステンドグラスランプも美しい

ステンドグラスランプも美しい

青いタイルで作られた吹き抜け部分

青いタイルで作られた吹き抜け部分

曲線形の柔らかい感じが落ち着く

曲線形の柔らかい感じが落ち着く

チェーンがたくさん釣り下がっており、光の加減によって見え方が変わるのでおもしろい

チェーンがたくさん釣り下がっており、光の加減によって見え方が変わるのでおもしろい

いちばん最後のARムービーを楽しめるエリア

いちばん最後のARムービーを楽しめるエリア

「カサ ミラ(Casa Milà)」では、実際に住居スペースとしてミラ氏とその家族が暮らしていた場所や、屋根裏が見学できます。特に屋根裏には、カサミラの模型やサグラダ ファミリアのデザインに応用されたものなどが置いてあり、個人的にとても興味深かったです。

建物の真ん中は光が入る吹き抜け

建物の真ん中は光が入る吹き抜け

壁面の装飾は、花や神話をモチーフに描かれていました

壁面の装飾は、花や神話をモチーフに描かれていました

書斎

書斎

ダイニング

ダイニング

アーチが垂れ下がる様子を鏡に映した形状が、サグラダ ファミリアのデザインにも応用されたそうです。

アーチと鏡に映った形状

アーチと鏡に映った形状

魚の骨からヒントを得た屋根裏のアーチ

魚の骨からヒントを得た屋根裏のアーチ

ガウディの残したサグラダ ファミリア設計模型

ガウディの残したサグラダ ファミリア設計模型

カサ ミラの模型

カサ ミラの模型

曲線の柔らかさのある造りのカサ ミラ

曲線の柔らかさのある造りのカサ ミラ

ガウディ建築とは関係ないですが、最後にバルセロナで人気の「ボケリア市場(La Boqueria)」をご紹介します。地下鉄リセウ駅から近く、正式名称は「サンジュセップ市場」といいます。お土産購入や、バルで食事できるので観光途中に立ち寄るのに便利です。

雨の中でも大にぎわいなボケリア市場

雨の中でも大にぎわいなボケリア市場

お肉にポテト、ピミエントス(日本のシシトウに似た野菜のオリーブオイル炒め)は間違いなくおいしいおつまみ。ビールが進みそうです

お肉にポテト、ピミエントス(日本のシシトウに似た野菜のオリーブオイル炒め)は間違いなくおいしいおつまみ。ビールが進みそうです

生ハムにチーズのセット。ワインがぐいぐい進みそうです

生ハムにチーズのセット。ワインがぐいぐい進みそうです

新鮮なシーフードも売られていました

新鮮なシーフードも売られていました

フルーツも大ぶりのものがいっぱい

フルーツも大ぶりのものがいっぱい

蓬莱 大輔

トラベルコンサルタント 蓬莱 大輔

今回のバルセロナの視察レポートでは、ガウディ建築を中心にご紹介させていただきました。「どうしてこのような形状にしたのかな?」「何を考えながらデザインしたんだろう?」といったことを考えながら回っていると、あっという間に1日が終わってしまうくらいの内容の濃さ! せっかくバルセロナに来たからには、バル巡りもしたいという希望もあると思いますので、朝から夕方はガウディ建築を、夜はバル巡りなどと、計画を立てて、じっくりと楽しんでいただければと思います。

時間があまりない方は、グエル公園が市内からは少し離れているので、サグラダ ファミリア、カサバトリョ、カサミラを1日かけてまわるのもいいと思います。ぜひ、バルセロナ旅行の際には、計画的に、チケットは必ず事前に予約をしてプランを組んでみましょう!

バルセロナをはじめ、スペインへの旅行をご検討の際には、お気軽にティースタイルにお問い合わせくださいませ!


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