PERU REPORTペルー視察ブログ

【視察レポート】ペルーの世界遺産★古都クスコの街並みと観光地巡り（2019年9月視察⑤）

こんにちは。ペルー視察に行ってまいりましたトラベルコンサルタントの関です。クスコを観光したので、ご紹介していきます。まずリマからクスコへ移動です。今回はラタム航空を利用して、リマから国内線にて1時間程でクスコに到着です。

リマの空港

空港はたいへん混み合っておりました

ラタム航空機内からの風景

標高3,400ｍに位置するクスコでは、高山病にならないようにあらかじめ予防薬を服用することをおすすめします。それ以外にも、食事を食べすぎない・熱いお風呂に入らない・アルコールは控えるなどの対策が有効です。

クスコ観光

アルマス広場

それでは、クスコ観光スタートです！
まずクスコの街の中心となるのが、この「アルマス広場」です。カテドラル（大聖堂）、教会のほか、お土産屋さんやレストランも集まっており、にぎわっております。

アルマス広場

ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。ヘススはスペイン語で神様の意味です

NIKKEI料理が楽しめるレストランにてランチ

昼は、NIKKEI料理（日本料理とペルー料理のフュージョン）のレストラン「LIMO RESTAURANT」でいただきました。

レストランの入り口

店内は、木の温かみを感じるモダンな雰囲気です

私は、豚の生姜焼きをいただきました。デザートは、マンゴーのシャーベットとチリモヤとよばれるフルーツを。

海外では、豚のばら肉を薄切りで食べる習慣がないため、お肉は厚めです

チリモヤはいわゆる釈迦頭（バンレイシ）という果物です

サント・ドミンゴ教会

食後は、「サント・ドミンゴ教会」を訪れました。

重厚感を感じる入り口

コロニアル建築らしさを感じるアーチやパティオ（中庭）

ここは、インカ時代は「コリカンチャ」と呼ばれた神殿でしたが、スペイン人に征服された後に神殿が破壊され、教会が建築されました。土台の石組みは、インカ時代のまま残されております。緻密な石組みの土台と、コロニアル建築のコントラストを感じることができます。

裏手の高台からは、クスコの街並みが見渡せます

サント・ドミンゴ教会の外観

サン・ペドロ市場

次に訪れたのは、「サン・ペドロ市場」です。一部お土産をお買い求めいただけるお店もありますが、大半は現地クスコで生活する人々が買い物にくる地元の人のための市場です。

クスコの街ではひときわ大きいサン・ペドロ市場

店前で、レゴブロックで遊ぶ子供たち

市場では、現地の人々の生活を垣間見ることができます。こちらでは、新鮮なフルーツのスムージーをいただきました。お会計は8ソル（約260円）ほど。また、ペルーのお土産は鮮やかな色合いが特徴です。アルパカの置物はかわいらしく、観光客もたくさん購入してしまいました。

店の前に並ぶ品物たち

個人的におすすめの組み合わせはイチゴ、マンゴー、バナナ

カラフルなお土産屋さん

お花屋さんやドライフルーツなどを扱うお店もあり、種類も豊富です。珍しいリンゴのドライフルーツがあったので購入しました。凝縮された甘味で美味しかったです。

色鮮やかなお花

ドライフルーツを扱うお店

クスコ近くのオロペサという町では、この大きなパンが名産です

サクサイワマン

続きましてご紹介するのは、クスコの中心地の北西の丘の上に「サクサイワマン」と呼ばれる遺跡です。かつてここで、インカ軍が巨石で要塞（ようさい）を築き、スペイン人の征服に抵抗したと言われております。カミソリの刃も通さないと言われている、インカ時代の緻密な石組みが残っています。9ｍにも渡る巨石を、重機もない時代にどのように運んだのかなど、まだ現在も謎が残ったままの歴史のロマンを感じさせる場所です。