

Lima REPORTリマ 視察ブログ
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【視察レポート】ペルーの首都リマ★おすすめ観光スポット(2019年9月視察③)
こんにちは、ペルー視察に行ってきましたトラベルコンサルタントの関です。
本日は南米諸国の中で今、成長著しいと言われているペルーが誇る首都リマの観光スポットをエリアごとにご案内いたします。

イギリス作家の児童文学作品『くまのパディントン』で登場してくるクマのキャラクターは、実は“暗黒の地ペルー”出身という物語の設定であることを皆様ご存じでしたか? 新市街ミラフローレス地区海岸沿いの公園にはパディントン像があります。
◆リマの観光スポット
新市街(ミラフローレス地区&サンイシドロ地区)
<天野プレコロンビアン織物博物館>
ミラフローレス地区に位置する「天野プレコロンビアン織物博物館」は、実業家の天野芳太郎氏が1964年に設立した博物館です。実業家、またアンデス文明研究家である天野氏が遺跡盗賊団に荒らされてしまった後に残った織物に文化的な価値を見出し、収集しはじめたのがスタートと言われています。
インカ時代の織物がこれほどキレイな状態で残されていることは世界的に見ても非常に珍しく、その要因としては、雨の降らないリマの独特の気候があるようです。水による腐食がないため、これ程までにキレイに残っているのです。色鮮やかな織物の数々に当時の織物技術の高度さに驚かされました! 織物を専門としている博物館はエジプトとペルーのここ2か所だけと言われています。

※天野博物館のエントランス

色鮮やかな数々の織物が展示

インカ時代の祭祀(さいし)で実際に使われていたと思われるポンチョ
詳しい日本語の案内もありますので、歴史について理解を深めることができます。

日本語表記があって分かりやすいです

これほど繊細な布を手縫いしていた技術に開いた口が塞がりません

文字による記録がまったく残されていない時代に、紐の結び方でいろいろな情報を記録していたと言われています
高度な織物技術を支えていたとされている染料の数々、アルパカやリャマをはじめとするラクダ科の動物の毛糸を使っていたと言われています。

染料の数々

動物の毛糸も展示

実業家、天野氏の写真

インカ帝国の土器をモチーフとしたゆるキャラ(?) アンニュイな感じがシュールでかわいい♪
現在は親族の方によって、運営されています。
日本人の留学生がアルバイトでガイドもしているようですので、運がよければ日本語で案内してもらえます。
<恋人たちの公園>
ミラフローレス地区の海岸沿いにある「恋人たちの公園」は、観光客がたくさん訪れていました。
観光客だけでなく、現地のカップルや家族の憩いの場になっています。恋人たちが愛を誓い、南京錠をかけていました!
ミラフローレス地区では交通渋滞の緩和を図るために、GPS付きの電動キックボートのレンタルシステムを導入しています。至る所で見かけました。

恋人たちの公園

憩いの場

愛の誓い、南京錠

GPS付きの電動キックボート
<サンイシドロ地区の朝市>
新鮮な食材がそろうサンイシドロ地区の朝市にも行ってきました。
こちらのエリアもペルーの中でも裕福な層が生活しているため、ひときわ新鮮な野菜や魚介が集まる市場となっています。

サンイシドロ地区の朝市

サービス精神旺盛な魚問屋でランゴスティノス(エビ)を発見

大きなカレイ。このほかにも新鮮な魚をたくさん実際に見せてくれました

サンイシドロ市場のなかでも一番の品ぞろえを誇るフルーツ屋さん

色鮮やかなフルーツ屋さんはリマ市内のレストランからシェフが買い付けにきていました

市場内のトイレは有料で0.5ソルです。現地のかわいらしい子供が受付していました
プエブロリブレ地区
<ラルコ博物館>
続いて、プエブロリブレ地区に位置する「ラルコ博物館」をご紹介します。
展示されている土器の数々の中でもひときわ目を引くのが、この展示エリア「Sala Erotica(エロティックのお部屋)」です。
当時の性の営みが土器による記録として残されています。今すぐにでも動き出しそうな、インパクトのある展示も盛りだくさんです!

SALA EROTICA

非常にインパクトの強い展示物
こちらは生贄(いけにえ)の儀式の1ページです。詳しい日本語の説明もあるので、歴史が好きの方はすごく楽しめると思います。

生贄の儀式

生贄の儀式の決闘に敗れたものは生贄のために血を捧げなければいけません…その後、ピューマによって食べられたとされています
博物館の見学前後にぜひ立ち寄っていただきたいのが、前回の視察レポート「リマのレストラン編」でもご紹介していますが、ラルコ博物館内にキレイに手入れされた植物が美しいパティオ(中庭)でお食事を楽しめるカフェレストランがあります。

ラルコ博物館入り口。1926年にオープン。オープン初日は奇しくもペルーの独立記念日だったとのことです

ラルコ博物館内のレストラン。フランス印象派の絵画で描かれていそうな雰囲気のよいレストランでした♪
旧市街(セントロ地区)
<アルマス広場>
世界遺産にも登録されたリマの旧市街は、リマ観光の欠かせないスポットのひとつです。街の中には大きな広場があり、「アルマス広場」と呼ばれています。アルマ(Arma)とは武器のことで、戦の際に街の中心の広場に兵隊や武器が集まったことから呼ばれています。アルマス広場の周辺には、大聖堂や教会の他に郵便局や市庁舎などの政府施設があります。
リマの旧市街のアルマス広場を訪れた際に、ちょうど衛兵の交代セレモニーが行われておりました。迫力のある行進に観光客も足を止め、興味津々で見学していました。

記念写真に最適のスポット

政府施設が集まっています

衛兵の交代セレモニー

みなさん足を止めて見学
<カテドラル(大聖堂)>
こちらはカトリック教徒の信仰の拠点となる「カテドラル(大聖堂)」です。
当初は藁葺屋根の質素な建物だったものが、改修を重ね立派な建物となったと言われています。

カテドラル

立派な外観
カテドラル内も見学させていただきました。カテドラル内にはコンキスタドール(征服者)フランシスコ・ピサロの棺が安置されています。

カテドラル内部

一部は宗教芸術博物館となっています

繊細かつ煌びやかな彫刻の大きさに圧倒!
バランコ地区
<アートの街・バランコ地区>
かつてリマの富裕層や外国人達の別荘地として栄えたバランコ地区は現在、アートでおしゃれな街として観光客、現地で生活する人々問わず人気のエリアです。街の至る所にアートがあふれており、インスタ映えします。スターバックスの外壁も景観を損なわないように、黄色の色で統一されています。

バランコ地区

アートにあふれた街

珍しい黄色の外観 スターバックス

色鮮やかでおしゃれな街並みに心躍ります

この日もたくさんの人が観光で訪れていました

どこを切り取っても絵になります
たくさんのアートであふれるこのエリアには、お城を改修しておしゃれなバーやレストランとなっているところもあり、グルメも楽しめます。前回のブログ「リマのレストラン編」でもこの地区にあるレストランをご紹介しています。

雨が降らず、曇り空の続くリマの海岸沿いでは、なぜかパラグライダー・パラセーリングが人気でした
※リマのレストラン情報のレポートも公開中です! ぜひ、あわせてご覧ください。
【視察レポート】隠れた美食の国ペルー★リマのレストラン5選(2019年9月視察②)ペルーを含む南米旅行をお考えの方は、ティースタイルまでお問合せをお待ちしています♪
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