【ホテルレポート】リヤド バニラ スマ(モロッコ・マラケシュ/2024年10~11月視察③)

こんにちは。トラベルコンサルタントの阿部です。2024年10月~11月、トラベルコンサルタントの大石、角、宮本と共に、モロッコを周遊しながら視察してまいりました。今回は、その際に宿泊しましたマラケシュのリヤド「リヤド バニラ スマ Riad Vanilla Sma」をご紹介いたします。

リヤドとは、邸宅や庭を意味し、古くなった邸宅をゲストハウスとしてリノベーションした、モロッコならではの雰囲気を感じられる、おすすめの宿泊施設です。

リヤド バニラ スマの入口。呼び鈴を鳴らして開けてもらいます

リヤド バニラ スマの入口。呼び鈴を鳴らして開けてもらいます

夜遅い到着となりましたが、スタッフの方はたいへん親切な方で、とても温かい歓迎を受けました。

こちらの場所で到着の歓迎を受けました。これがリヤドなんだなぁ~と、ちょっとほっとしたのを覚えております。くつろぎのソファでミントティーを出していただいた間、スタッフの方は、大きなスーツケースを、てきぱきと2階の自室へと運んでくださいました。

こちらの場所で到着の歓迎を受けました。これがリヤドなんだなぁ~と、ちょっとほっとしたのを覚えております。

くつろぎのソファでミントティーを出していただいた間、スタッフの方は、大きなスーツケースを、てきぱきと2階の自室へと運んでくださいました。

入口を入ると、モロッコ製品やアルガンオイル、衛生用品、医薬品バッグ、フータ(多目的に使える縞模様の布)などのショーケースがまず目に入りました。こちらで購入もできるということでした。そして通路は、「中庭」へと続いていました。小さな中庭には、さらに小さなスイミングプールが中央にあり、そのまわりをレストランとロビーのソファが囲んでおりました。

また、「ハマム(モロッコ式蒸し風呂)」の施設もあるようでしたが、こちらも今回は見学することはできませんでした。

ショーケース。ちょっとしたお土産も探せそうでした

ショーケース。ちょっとしたお土産も探せそうでした

翌日の朝、客室の前から眺めた中庭

翌日の朝、客室の前から眺めた中庭

ハマムのレセプションエリア

ハマムのレセプションエリア

続いて、翌日の朝に訪れた「屋上テラス」をご紹介します。建物自体は2階建てのため、屋上は、いわゆる3階にあたります。さほど高くはないので、旧市街を一望できるような眺望は、残念ながらありませんでしたが、食事が取れるダイニングのスペース、バーカウンター、マッサージ用のガゼボなどの施設はそろっていました。

今回は、残念ながらすべて稼働はしていませんでしたが、テラスにはジャグジーの用意もあるということです。夏には、こちらの屋上テラスでも朝食がいただけるということでした。

中庭を囲むようにルーフトップテラスが広がっています

中庭を囲むようにルーフトップテラスが広がっています

夏にはこちらで朝食がいただけます

夏にはこちらで朝食がいただけます

屋上テラスのバーカウンター

屋上テラスのバーカウンター

屋上テラスのマッサージスペース

屋上テラスのマッサージスペース

次に、客室を紹介させていただきます。こちらのリヤドは、1階と2階に合わせて6室の、ぞれぞれまったく異なる客室があります。スタンダード1室、スーペリア3室、デラックス2室となります。今回の視察では、スーペリアのうちの2室に泊まらせていただきました。それぞれに、色合いや造りがまったく異なっていましたので、その好みはわかれるところではないでしょうか。

1室目は、淡いベージュの色合いの「サバブ」という客室です。そして、バスルームも木目のように見える色合いで、日本風のバスタブのようで、たいへん落ち着く雰囲気でした。

照明が多く明るめの室内

照明が多く明るめの室内

木目に見える落ち着いた雰囲気のバスルーム

木目に見える落ち着いた雰囲気のバスルーム

一方、2室目の「シャムス」という客室は、もう少し濃い目の色合い。またバスタブとシンクは四角いフォルムで、雰囲気もサバブとはかなり違って見えました。

色合いがより落ち着いた雰囲気の雰囲気の室内

色合いがより落ち着いた雰囲気の雰囲気の室内

真四角のバスタブと四角いシンク

真四角のバスタブと四角いシンク

アメニティや備品については、どの客室も同じでした。

バスルーム&洗面台には、ドライヤー、シャンプーとシャワージェル、石けん。リビングには、インスタントコーヒーと紅茶のセット、電気ケトル、セーフティボックスなど。また、電気ヒーターもありました。そして、ディフューザーまで置かれていて、室内は、常にいい香りが漂っていて、大変リラックスができました。無料Wi-Fiの電波は強く、コンセントにはUSB充電端子もあり、大変便利でした。

※他のリヤド同様に、冷蔵庫の設置はありませんでした。

シャンプーとシャワージェル

シャンプーとシャワージェル

電気ケトルとコーヒー&紅茶セット

電気ケトルとコーヒー&紅茶セット

セーフティボックス

セーフティボックス

ガラスのおしゃれなカップでいただくコーヒーでひと息

ガラスのおしゃれなカップでいただくコーヒーでひと息

隠れたディフューザーが素敵な香りを運んできました

隠れたディフューザーが素敵な香りを運んできました

USB端子のついたコンセントは便利でした(こちらは「シャムス」という客室にはありません)

USB端子のついたコンセントは便利でした(こちらは「シャムス」という客室にはありません)

続いては、リアドでいただいた朝食をご紹介します。1階のスイミングプール脇のレストランにていただきました。朝食をいただいた席はとても落ち着いたスペースで、居心地がよかったです。

メニューは、コンチネンタルブレックファーストでしたが、なんと!デザートに柿を出していただけました。日本でもなかなか口にする機会がなかったので、同行した他のコンサルタントと、喜びながらおいしくいただきました。

朝食はこちらのスペースでいただきました

朝食はこちらのスペースでいただきました

朝食はアラカルト。スタッフが運んでくださいました

朝食はアラカルト。スタッフが運んでくださいました

ヨーグルトとフルーツ。なんと、柿でした!

ヨーグルトとフルーツ。なんと、柿でした!

となりにはこんな憩いのスペースもありました

となりにはこんな憩いのスペースもありました

水たばこも置かれていました

水たばこも置かれていました

リヤド バニラ スマは、マラケシュ旧市街(メディナ)で最も大きく有名なジャマ エル フナ広場から徒歩にて10分強、旧市街の中へと入りこんだところにありました。マラケシュの旧市街内ですが、Googleのストリートビューまではないものの、GPS機能での地図機能はかなり整備がされており、Googleマップを見ながらのアクセスは、比較的容易にできました。

ただし、旧市街は、朝晩はめっきりと暗くなり、人通りがほとんどなくなってしまうので、女性ひとりで歩くのは避けた方がいいかな、と感じました。

ジャマエルフナ広場。車はここまでです

ジャマエルフナ広場。車はここまでです

にぎやかな旧市街も朝晩にはこんなに静まり返ります

にぎやかな旧市街も朝晩にはこんなに静まり返ります

明るい時間帯であっても、リヤドへと続く路地裏は少し暗めです

明るい時間帯であっても、リヤドへと続く路地裏は少し暗めです

阿部 正寿

トラベルコンサルタント 阿部 正寿

リヤド バニラ スマの施設は、全体的にモロッコ風ではない、シックな造りになっていて、備品なども、リヤドながらホテルのような快適さもありました。それでも、部屋数がわずかに6室という、とても小さな宿泊施設ということもあり、リヤドならではの、知人宅に招待されて訪れた時のようなスタッフの方々のホスピタリティによって、たいへん気持ちの良い時間を過ごすことができました。

モロッコへのご旅行をお考えの方は、ぜひお気軽にティースタイルまでお問い合わせくださいませ。


トラベルコンサルタント 阿部 正寿のご紹介
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