【視察レポート】12月のマルタ島半日観光★ ブルーグロット・マルサシュロック・イムディーナ訪問(マルタ/2024年12月視察②)

こんにちは! トラベルコンサルタントの森本です。2024年12月初めに、トラベルコンサルタントの田中、四宮と共に、マルタの視察に行ってまいりました! 私は歴史物語が大好きで、憧れのマルタ騎士団の地、マルタをワクワクドキドキ!視察してまいりました。

バレッタ旧市街のメインストリートはクリスマス飾りで素敵でした☆

バレッタ旧市街のメインストリートはクリスマス飾りで素敵でした☆

私たちは3泊4日間、マルタ(正式名称:マルタ共和国)に滞在しました。初日はマルタ島に夜中に到着してセントジュリアンのホテルに1泊したのち、2日目はセントジュリアン、スリーマ、バレッタを散策し、スリーマのホテルに宿泊しました。3日目はゴゾ島へ往復フェリーで日帰り旅行を楽しみました。各エリアの観光やホテル情報なども順次レポートとして公開予定ですので、お楽しみに!

マルタの地図(マルタ島、コミノ島、ゴゾ島の3つの島で構成)

マルタの地図(マルタ島、コミノ島、ゴゾ島の3つの島で構成)

ゴゾ島到着時に港から見えた景色です

ゴゾ島到着時に港から見えた景色です

マルタ4日目は、午後に帰国のフライトがあったため、午前中にマルタ島にある「ブルーグロット(Blue Grotto)」、「マルサシュロック(Marsaxlokk)」、「イムディーナ(Mdina)」を訪れるプランを立てました。今回のレポートでは海が美しく、古代遺跡もあり、十字軍ゆかりの地である、このマルタ島での4日目の観光の様子をお届けします。

それぞれの移動時間が約30分ずつの距離間です。3.5時間しか時間がなかったので、短時間ですが、専用車にてブルーグロットを望む展望台、マルサシュロック散策、イムディーナ散策の順で訪れ、空港に向かいました。

ブルーグロットは、波が台地を浸食し、巨大なアーチが造られた場所です。小型のエンジンボートに乗り、小さな洞門をいくつか巡ります。光を反射する海水が美しく、青い海の色を楽しめます。ブルーグロットへ行き、戻って来るのに約20分といったところです。

ボート乗り場には、キオスクがある駐車場から歩いて7、8分、坂を下ります。乗り場にはチケットブースがあり、9人乗りくらいの小舟で、救命胴衣を付けて順々に乗り込みます。団体客がいる場合は少し待ちます。もし、ツアーではなく個人で行く場合は、チケット購入は現金のみですのでご注意ください。帰りのアクセスが悪いので、ツアーや専用車で行くことをおすすめします。

ボートの運行率が高いのは、4月~10月の乾季の間で、雨季にあたる冬は、運休になる確率が高いです。10月~2月の寒い時期は、波も高く船が出ない日がほとんど。12月に訪れたので、小舟が出ませんでしたが、青の洞門を上から見下ろす展望台に案内してもらいました。天気の良い日だったので、地平線まで見えて、展望台からの景色も美しかったです。

展望台から見たブルーグロット

展望台から見たブルーグロット

ブルーグロットの看板

ブルーグロットの看板

マルサシュロックは、マルタ最大の漁村の街で、テラスのようにレストランが港に立ち並んでいます。お土産屋も並び、カラフルな漁船“ルッツ”は写真に映えます。車は停まっておけないので、バスも含めて、教会の前にある地図のあたりで待ち合わせて乗降していました。

公共トイレがないので、カフェやレストランを利用して貸してもらいましょう。ランチタイムに訪れて、シーフードをたっぷり食べたかったなぁ…。

教会の前のこの地図のあたりで専用車を降りて散策しました

教会の前のこの地図のあたりで専用車を降りて散策しました

伝統的な船ルッツと、レストランの看板

伝統的な船ルッツと、レストランの看板

海の男たちと自慢の船

海の男たちと自慢の船

お土産屋が立ち並んでいました

お土産屋が立ち並んでいました

古都イムディーナと呼ばれていますが、バレッタの前に首都がおかれていたのが、このイムディーナです。街の地下には、巨大なカタコンベ(地下墳墓)が広がっています。イムディーナ門(メインゲート)から城壁の中へ足を踏み入れると、中世を感じる小さくて素敵な街でした。

街には、イムディーナ門から入っていきます。以下の写真にある街の地図の前のエリアで、専用車から乗降します。このあたりの近くに公共トイレがあります。このイムディーナ門の前から、馬車観光ができます。情緒がありますね〜。

古都イムディーナの城壁に囲まれた街の地図とイムディーナ門

古都イムディーナの城壁に囲まれた街の地図とイムディーナ門

馬車は1名~。子供連れなら4名くらいまで乗れます

馬車は1名~。子供連れなら4名くらいまで乗れます

馬車は定額料金制です! 最初の30分は35ユーロで、15分ごとに15ユーロ追加(2024年12月時点)

馬車は定額料金制です! 最初の30分は35ユーロで、15分ごとに15ユーロ追加(2024年12月時点)

街のインフォメーションセンターで地図をもらいました

街のインフォメーションセンターで地図をもらいました

イムディーナ門をくぐるとすぐに、ダンジョンズ ミュージアムや、自然史博物館、見学可能な聖パウロのカタコンベと、聖アガタのカタコンベがあります。

ようこそ! 自然史博物館へ!

ようこそ! 自然史博物館へ!

自然史博物館の入口です

自然史博物館の入口です

自然史博物館。マルタ十字が素敵です

自然史博物館。マルタ十字が素敵です

小高い丘の上に位置する、このイムディーナの城壁内には、ラグジュアリーホテルの「ザ シャーラ パレス」もあります。レストランからの眺めは最高です。細い道を進んでいくと、聖パウロ大聖堂に出会います。有料ですが、カテドラル美術館も見学可能です。

聖パウロ大聖堂

聖パウロ大聖堂

イムディーナガラス。ひとつひとつ手作りで、同じものはありません。色も豊富で素敵でした

イムディーナガラス。ひとつひとつ手作りで、同じものはありません。色も豊富で素敵でした

細い路地を進むと、歴史的な建物を利用したレストランや劇場があります

細い路地を進むと、歴史的な建物を利用したレストランや劇場があります

日本語オーディオガイドもある歴史ショーや、3D映像もあります。お好きな方は、ワクワクするのではないでしょうか。建物自体も歴史的なので趣があります。インフォメーションセンターに案内パンフレットがあり、そこでも、ウェブでもチケットが買えます。

(2024年12月時点)右:「The Mdina Experience」大人6ユーロ、小人3ユーロ左:「The Knight of Malta」大人6.5ユーロ、小人3ユーロ※いずれも日本語オーディオガイドがあります

(2024年12月時点)
右:「The Mdina Experience」大人6ユーロ、小人3ユーロ
左:「The Knight of Malta」大人6.5ユーロ、小人3ユーロ
※いずれも日本語オーディオガイドがあります

The Mdina Experience 公式HPはこちら The Knight of Malta 公式HPはこちら

私たちは、イムディーナの滞在は少しの時間でしたが、バスティオン広場まで行ってみて景色を眺めて戻ってきました。もう少しカフェでゆっくりしたり、歴史動画を見たりする時間も欲しかったな…と思うくらい、イムディーナは好きな街でした。スリーシティーズや、ハジャーイム巨石神殿も、今回は行く時間がなかったのですが、次回は行きたい場所です。

マルタらしい出窓とはちみつ色の建物

マルタらしい出窓とはちみつ色の建物

森本 純子

トラベルコンサルタント 森本 純子

マルタの冬季は12月から始まります。暑さはやわらぎ過ごしやすい季節となります。通常ですと、春のような日もあれば、暴風雨の時もありさまざまです。日によって大きく違うので、ダウンジャケットは必須です。風が吹くと、海風なのでとても寒いそうです。私たちが訪れたのは、太陽も出て過ごしやすい12月の1日でした。

夏は、海水浴を楽しむ方が多く来られますが、過ごしやすい冬時期は、観光がしやすくおすすめです。特に12月は特別な時期で、クリスマスイルミネーションが素敵でしたよ。冬でもおすすめできるヨーロッパの国、マルタでした!

マルタ旅行にご興味のある方は、ぜひティースタイルにお問い合わせください!


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